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VRはじめました

OCULUS QUESTを買いました

 疫病対策で外出自粛要請が出されて出かけづらくなり、VRはじめました。パソコンで使うVRは高性能PCとVR眼鏡の双方が必要ということで、手軽そうなoculus questを買ってみました。PCなしのスタンドアロンで動くVR眼鏡(HMD)です。

oculus quest購入

 発売されたばかりというわけではないのに日本での販売が公式通販とAmazonのみ、2020年4月の段階でも入荷半日で完売、みたいな状態でした。

 oculus questはほぼスタンドアロンのヘッドマウントVRディスプレイ。厚みのある水中眼鏡みたいな感じです。基本的にゲーム機ですが、YoutubeにはVR用の動画がけっこうあるので動画目当てで購入するのもアリかも。最初の導入手順と導入用のチュートリアルが一体化していて、ゲーム的な要素の強いチュートリアルに「これは面白い!」となったのでした。

  • スペック表を見ると高精細な気がするけど体験するとまだまだ粗い表示品質。
  • PCなしの単体で遊べるのが魅力。
  • ヘッドマウントディスプレイとしては軽いはずだけどそれでも重い。
  • 顔に触れる部分の造形が平たい顔族の東洋人だと鼻のあたりに大きな隙間ができる。明るい部屋だと光が入ってきて気になる。
  • 眼前のレンズがフレネルレンズで輝度差の激しいシーンだとレンズの縞が見えることがある。
  • ヘッドトラッキングは精度高くて快適!
  • ケーブルレスは正義!
  • vtuber万歳!
  • 文字は読みづらい
  • IT機器や合成繊維らしい化学薬品の臭いがきつい

 購入初日の印象はこんな感じです。

なぜVR眼鏡?

 きっかけは2020年5月の文学フリマ東京がコロナ禍で中止になったことでした。

「三密を避けるイベントなら仮想空間しかない!」

ということで文フリVRをすればいいじゃない?と思い立ちできるものかどうか知りたくなってVRに触れようと購入。まあ、コロナ禍で出かけられる先がなくなってしまったので遊び道具が欲しかっただけではあります。

チュートリアルからして痺れた

 oculus questは最初に装着して初期設定を済ますとチュートリアルが始まるのですが、その段階で濃いVR体験ができてしまいます。同時にoculus questがワイヤレスであることを生かし、現実空間で体を動かして遊ぶようなゲームでは、狭い日本の住宅は遊ぶのにはちょっと厳しいことも想像できました。推奨プレイエリアは2m×2m。そのプレイエリアを確保する際に外を見るカメラ越しに仮想世界と体を動かせる範囲を一致させてるようになっています。これは一種の拡張現実、複合現実てせすね。
 (PCもゲーム機本体も必要なく)単体で楽しめるVR機材が五万円程度で手に入るのは驚きです。スマホを利用する簡易ヘッドマウントキットより像が鮮明でヘッドトラッキングもスムーズです。
 あ、そうだ。oculus questは導入にスマホ必須です。AndroidかiOSの動く端末とネット回線が要ります。

VR動画が楽しい

 oculus questで一番最初に試してみたのはYotubeVRアプリ。Youtubeには実写の360度映像もたくさんありますが、特に楽しかったのがアニメ・漫画風の3Dキャラ・vtuberが歌って踊るような「VR180」「3D」といったタグのついた動画でした。キズナアイ、HIMEHINAといった有名どころは(動画は2Dですが)クオリティも高くてプロの仕事感てんこ盛り。有名vtuberの中には3Dモデルを配布しているところもあったりで、有志が3D動画にして楽しんでいたりもします。キャラがすぐ目の前まで近づいてきて踊るのはいかにも3D動画ならではですし、立体感の豊かな背景の美しさをメインに見せてくれるセンスの良いものもありました。
 スポーツ類(スキーやスケボ、モータースポーツ等)もかなり楽しいです。オートバイが好きなこともあり車載カメラの360度映像などはめっちゃ楽しい! サーキットの回り込んだコーナーで大きく首を曲げて出口を見ながら旋回していくあの感じが、臨場感たっぷりに楽しめます。
 ただ、360度動画はデータ量が足りていないせいかややぼんやりしているものも多く、まだまだな感じです。
 3D酔いをもたらすものもありました。

VRChat

VRChat自作アバター
自作アバターver.2

 購入動機となった「Virtual文フリ」は実際できるものだろうかと、VRChatを覗いてきました。
 うーん。無理そう。
 VRChatは視界の中にさほど多くの人を登場させないように作られたシステムのようで、千人規模の人が広い会場をうろうろしている即売会イベント向きではないようです。oculus quest自体も演算装置はスマホそのものでそうした用途には向かない気がします。Virtual会場イベント向きのサービスってないのかな?
 あと、HMDは表示品質がまだまだパソコンの(例えばiMacのRetina)ディスプレイにはとても追いつかず、昔のSD画質のテレビと地上波デジタル放送の中間くらいの解像感です。常に動画を見ているような感じで、文字を読むにはまったく適さずこの点でも「ああ、これは文フリVRは無理だ……」となりました。

 VRChatではチャットに参加するより先にアバターの自作を始めていました。自作アバターができてアップロードする段になり、ある程度(大雑把な操作を覚える程度の時間)経験値を稼がなくてはいけないことが判明して急いでUserRank:Visitor→NewUserにし、自作キャラが使えるようになりました。
 Twitterの箱ドットアイコンをVoxelというタイプの立体にしてみたのが画像なのですが、動くととても気持ち悪いキャラになりました。悲しい。
 アバターの自作では環境や手順を整えるのに少し苦労しました。

 VRChatのIDも 藤あさや です。見かけたら遊んでやってください。(questからだとsearchで日本語が入力できないことに気づいたのですがしばらくID変えられない)

DLNA動画再生

 うちにはnasneがあります。テレビ録画のできるDLNA動画配信サーバー。nasneに録画した動画を見たいなーと思ったのですが、難しい模様。nasneのストレージ部分に(テレビ録画ではない)動画を置けばoculus questにも配信してくれるのですが。DLNAではなくSMBの共有フォルダにある動画を再生してくれるアプリもありました。

AR/MR

 oculus questでは拡張現実/複合現実を〜みたいな説明とともに紹介される「パススルー」機能。チュートリアルの紹介でも触れましたが、これはquestの外部に装備されたカメラで周囲の様子を写すものですが画像がかなり荒くて「あ、ちょっとパソコンの画面を見たいな」は無理でした。「近くにいるはずの猫の様子を知りたい」はぎりぎり可能、程度。置いてあるスマホを手に取ることはできますが画面の内容までは見えないので着信に応じるのは難しいです。

ゲームもやってみたい

 oculus questは本来はゲーム機、ということでゲームも遊んでみたいのですが洋ゲーはアピールの仕方がが和製ゲームとは違うみたいで選択の決め手になるものがわからずにいます。VRゲームのニュースサイトでもしばらく眺めてみようかな。

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第29回文学フリマ東京

出展します

 2019年11月24日・第29回文学フリマにサークル「わなざう文庫」として出展します。スペースはク-34です。

新刊

 新刊はSFです。

竜鱗書記表紙
タイトル 竜鱗書記
ジャンル ハードSF
内容

夜空に双頭の竜を頂く世界は図書館が支配していた。少年が総身の鱗に宿すは聖典・九書のひとつ『福鱗書』。戦に負けた彼の母国に「すべての本」の帰属を主張する帝国がやってくる。稀覯本と認定された彼を待ち受ける運命は!?
素朴めのハードSF設定とグリオールさえ及ばない巨竜を天に頂く本の世界の物語。

判型 トールサイズ文庫
ページ数 68ページ
価格 400円

 以下はTwitterに載せた紹介文です。

『竜鱗書記』は鱗を持つ人々の暮らす世界のお話。鱗は文字の模様を帯びることがあり、生え変わりで抜けた鱗を綴って本にしたり、鱗を加工して活字のように使ったりもします。絵日記にそんな文字を刷り込む少年のシーンから始まります。
タイトルの竜は夜空を横切る存在のことで地平線から反対の地平線までおよそ160度に渡り螺旋を描き連なる天体です。「グリオールよりも大きな竜を」と思ったのですが現実のりゅう座も十分大きかったのでした。でもりゅう座にも負けないサイズです。
『竜鱗書記』の世界はアイボールアース。赤色矮星近くを巡る惑星は潮汐ロックで一年=一日となって常昼と常夜の半球に分かれ、人は昼夜境界で暮らします。そんな惑星でも軌道離心率と自転傾斜角を持つためにアナレンマによる日昇日没があります。太陽がどう動くか―#文学フリマ東京 でお確かめ下さい。
文フリ向けの新刊『竜鱗書記』の印刷書影です。 表紙の紙にペルーラスノウホワイトというのを使ってみました。うっすらパール調の光沢がわかりますでしょうか。
今宵はストーリー紹介を。
鱗を持つ人々、天空の竜、アイボールアースといったこれまで紹介要素から連想できるだろうイメージは筆を進めてみれば少し違うものを描き出しました。竜の説く図書館至上の政体の元で総身の鱗に文字を宿す少年の辿る運命とは!?
#文学フリマ 新刊『竜鱗書記』でお話に絡まなかったこぼれ設定など。作品世界は赤色矮星を巡るアイボールアースなのですが離心率大きめの楕円軌道による近日点移動があり地球の夜空のように夜半球から見る星座が日ごとズレます。自転と公転が同期していても「季節の星座」相当があるのです。
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もっとも一日で一公転してしまうので夜半球では一日中起きているだけですべての季節の星座が見えることでしょう。同じ時刻に見える星座が変わっていく、という季節っぽいなにかがあるということです。
近日点移動は同じ太陽系の他の惑星の影響と相対論の影響が重なっていて作中世界では赤色矮星のかなり近くを回っていることで相対論の影響が強くケプラーやニュートン物理相当の学説と観測の矛盾が大きかったかも。――そんなことを想像して遊びながら書いたのでした。

サンプル

 冒頭4ページ分のサンプルです。

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既刊

 既刊は『世界樹は暗き旋律のほとりに』と『宝石の翼 セリエルの空』のSF二種を持参します。

宝石の翼 セリエルの空
世界樹は暗き旋律のほとりに

 お品書きは以下の通り。

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一太郎2019Premium購入

一太郎2019Premium購入

 今年も残るところ二ヶ月ちょっととなりましたが、この時期になって買いました。一太郎2019Premium。ATOK組込版「日本語シソーラス第二版」が入っていて今のところは単品売りもないようなので買っておかねばと。

一太郎2019

環境移行

 一太郎は旧verと新verが同居できる仕組みになっているためかユーザ環境の引き継ぎが全部自動ではないようです。旧verを削除する形で2019を入れたのですがマクロが消えていて「えっ」となりました。また花子2019でも花子2018のメニュー表示設定が引き継がれなかったようです。インストールが終わってから環境ファイルの保存/読込機能があったことに気づきました……。次は忘れない。
 用紙の書式データは残っていました。

行取り

 一太郎の段落スタイルの新機能。これ、段組の上下段や両面印刷で表裏の行を重ねたい場合、フォントサイズの違う見出しを入れると後続行の位置計算が面倒くさかったり、思ったようにならなかったのがすっきり改善しました。これはとても良い新機能。

秀英書体

 2019Premiumの付属フォントは秀英ファミリー。あまり癖がなくて使いやすそうです。今秋製作した同人誌ではハヤカワ文庫の真似をテーマにしたこともあり2018Premiumのイワタオールドを使ってみたのですがフォントのセンターが若干右にずれてしまうタイプだったのは惜しい……。ルビはセンターずれに追従するのですが傍点は本文に食い込んでしまいました。モノルビで「ゝ」を振って代用にしました。

頻出語チェック
頻出語チェック

 今やWindows環境での日本語ワープロソフトはほぼwordと一太郎だけ。日本語の文法に深く踏み込んだ機能――例えば校正や表記揺れチェックでの一太郎の優位は大きく、2019verから新たに加わった「頻出語チェック」もまた一太郎ならでは。これ、小説同人誌を印刷に出しちゃってから試して「しまった!」となりました。上の画像を見れば一目瞭然。提出前に試しておけばブラッシュアップできたのに……と。セルフで原稿チェック必須の個人活動にはとても心強い機能となりそう。

ATOK組込辞書「日本語シソーラス第2版」「明鏡国語辞典第二版」
20191026-110934

 ATOKの「明鏡国語辞典」はこれまで第一版を便利に使っていてとても気に入っていた辞書でした。正直、2018Premium付属の「広辞苑」より「明鏡」の方が文章を書くのに役立ちます。初版と二版の違いはよくわからないですが使いかっての良さはそのまま。
 そして大好きな「日本語大シソーラス」の新版! 一太郎2018を購入していたので数年は更新しないぞ、と思っていたのですが大修館シソーラスが入るとなれば買わずにいられません。
シソーラスというのは類語辞典の一種で「角川類語国語新辞典」が日本語シソーラスのルーツとなります。「角川類語」は国語辞典的な語釈が付くことでシソーラスとしての収録語数が絞られてしまいましたが「大修館日本語大シソーラス」では語釈を廃した真のシソーラス形式となり膨大な類語にアクセスできるようになりました。これ、文章を書く人必携の辞書です。紙版では使い勝手が迂遠なシソーラスも電子辞書であれば、シソーラス→国語辞典、と少ない手間で参照できるために使い勝手がとても良くなるのです。

 では、ATOK版「日本語シソーラス」の使い勝手は、というと。
 上画像のような感じで検索語に対し多くの結果が並ぶのが特徴のシソーラスでIMEのポップアップ辞書としてはかなり広い画面を使います。(画面が狭ければスクロールで応分に表示) 表示された類語にフォーカスを移して大きく表示したりすることもできるのですが操作にまだ慣れないせいか望みの使い方ができない感じです。

 試行錯誤の結果こんな使い方が割と良い感じです。

一太郎+日本語シソーラス

 上画像は一太郎の「ツールパレット」に「辞書引きツールパレット」を表示させてATOK用の辞書を引いてみた結果です。ツールパレットに辞書引きの結果を表示するには 一太郎上で範囲選択→Ctrl でOK。意味の近い言葉が近くに配置されている大修館日本語シソーラスの特性が比較的発揮しやすいUIだと思います。

花子2019

 新たな機能として表紙データと組み合わせる「帯」を作る機能が加わりました。2018からあった「バラエティ用紙」機能の「表紙」で背の厚さや塗り足し分の設定もとても便利で同人誌製作には強い味方になります。イラスト/漫画描きの人がよく使っているクリップスタジオやPhotoshop、Illustratorほどがっつり自前で絵を描いたり、素材を活用したりには向きませんが、Inkscapeとの比較であれば使いやすく快適です。

Amazonリンク

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