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日経サイエンス200608号

日経サイエンス 2006年 08月号
1400円
★★★★☆

 この夏の『恐竜博2006』を控えてでしょうか、科学雑誌ではこぞって恐竜特集が組まれているようです。昨年の恐竜博2005は「スー」の展示で大盛況でしたが、今年は巨大な竜脚類がテーマです。『世界最大の恐竜博2006 ~スーパーサウルス、幕張上陸~』だそうです。
 む? 今年は上野の博物館の特設展示ではなくて幕張なんですね。大きすぎて科学博物館には入らないのかな?

 そんなわけで日経サイエンスにも恐竜特集が載っていました。フタバスズキリュウが新種認定されたという(少し古い)ニュースと、「恐竜の巨大化と哺乳類の進化」という記事です。
 後者では竜脚類の骨には気嚢――鳥類が持つ、効率的な呼吸システム――の存在を示唆する構造が見られたことから、

  1. 恐竜類は酸素濃度が劇的に低下したペルム紀・三畳紀境界で気嚢を発達させ
  2. 低い酸素濃度で活動できる体制を作り
  3. 以降の酸素濃度の上昇に伴い余剰の代謝能力を巨大化に向けた

と説明していました。が、なんか変ですよね、これ。

  • 陸上鳥類は230キロ程度のモアがせいぜい。
  • 巨大化の制約の少ないはずの水中なのに水棲鳥類はペンギン程度。

 現代の鳥はなんで大きくないの、ということになります。
 科学でも、言葉による説明というのはこんな感じで必ず穴がある物です。仮説なら特に。

 巨大恐竜特集は『Newton (ニュートン) 2006年 08月号』でも行われていました。 その記事の中で面白かったのが「一番遅い信号の痛覚でも、約1.7秒ほどで体のすみずみから脳まで~」と書かれていたこと。尖ったものを踏んで怪我をしても1.7秒後に「痛っ!」って、ギャグマンガのようです。

 『日経サイエンス200608号』には神奈川県立 生命の星・地球博物館の紹介もちょうど載っていて、猛烈に行きたくなってしまったので休みを取って行ってくることにしました。明日あたりにレポートできるかと思います。

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