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2007年1月の23件の記事

STAX SR-001MK2・その5

 なんだかそれらしい音が鳴るようになってきたのでSR-001MK2の慣らし運転経過レポでも。

総使用時間 印象
0 よくわからない。とりあえず鳴っている。
~8 高音より低音が強い。もわもわしてAMラジオみたい。
~40 残響がぽわ~んと響く。水の中で聴いているよう。
~46 なんとなくモヤが晴れてきた気が。
~47 ピアノ協奏曲を聴いている最中にモワモワした中からピアノの旋律が鮮やかに浮かび上がってきた。かなりの激変でCD一枚聴くうちにどんどん明瞭に。
~48 弦楽器の弦を擦る感触が明晰に。楽器の胴が鳴っているイメージも浮かぶようになってきた。
~49 すっきり霧が晴れて一段落。でもまだ微妙にエコー付な感じ。
~75 46~49時間ほどの劇的な変化はなし。気づけばいつの間にか霧もエコーも無くなってすっきりキビキビ。まだ音が澄んできそうな印象。
~100 多少残響が多すぎるように感じていたピアノの音が少しシャープになった気が。鳴らし初めを思い出すと別物のよう。(2007.2.8追記)
~150over 耳が慣れてきたのか集中して聴きやすいまとまり感のある音に。弦楽器の音が本当に繊細で素敵に。Vn協奏曲などは特に気持ち良く。(2007.2.18)

まとめ:

 STAXのヘッドホンはコンデンサー型という独特の原理だとか。うまい例えが見つからないのですが、さらりとした空気のような音です。音を出す機械の存在感が薄くて、音だけがあるみたい。ER-6も独特でしたが、SR-001MK2はそれ以上に独特で音の迫力みたいなものは希薄、いえ皆無です。癖がないすっきりとしたミネラルウォーターのよう。音の品質自体は自室で使っているAKG K501比べてみてもそうそう劣らない気がします。
 音の傾向は高音がキラキラするK501とは反対で、低音がたっぷりです。でも豊かな低音に埋もれない明晰な高音があるのでドヴォルザークのチェロ協奏曲Amazonなどが映えました。バッハの無伴奏ヴァイオリン曲Amazonなどではヴァイオリンの倍音が目立たずに地味に聴こえたかな。
 音全体の印象は「明」です。不吉な響きのはずのショスタコーヴィチのヴィオラソナタAmazonが不思議に明るく聴こえます。
 立体感も豊か。だけど、ER-6ほど整理された感じではありません。
 ロックやポップスはリズム楽器の低音が目立ちすぎて違和感が大きいです。特に電子楽器。低音の突入音がドンッという感じではなくてスパッと「最初から低音鳴ってました」みたいな顔で唐突に出現します。うーん。音は言葉にしにくいですね。STAXのコピーに「スピード感のある音」というのがあるようなのでたぶんそれです。スピード感。でもどこか軽い。
 そして最初に戻るのですが、あくまでも希薄で繊細で楚々と聞こえます。特に弱奏部分の細い細い音は本当に繊細。小さな音でも表情が豊かで思い切り耳を傾けたくなる魅力があります。全般に大雑把な音よりも細かな音が得意な印象。
 繊細な音だけに騒音には弱いです。テレビがついている部屋ではテレビの音の方が気になりますし、パソコンが動いているだけの部屋でもファンの音が耳障りに感じられるくらい。音を大きくすれば解決かというとそんなこともなく、大音量でもやっぱり繊細な印象は変わりありません。
 装着感は、頭の大きさに合わせてヘッドバンドのアームの部分をじわっと癖をつける感じで調節してやるととても快適になります。標準状態ではバネが効き過ぎて耳の穴が痛くなりました。軽いし、暑苦しくもないので夏でも快適に使えそう。
 ポータブル用途には……正直微妙です。騒音に弱いのがネックに。出張先のホテルで楽しめる本格オーディオ、という感じでしょうか。

 聴いてみた中でSR-001MK2で特に美しく聴こえた録音を三つ挙げてみます。

  1. ラフマニノフ 2台のピアノのための組曲 アルゲリッチ&ラビノビチAmazon
  2. プロコフィエフ ピアノ協奏曲全集 トラーゼAmazon
  3. ベルク ヴァイオリン協奏曲 ムターAmazon

 ピアノ曲は「わ~」と思うほど綺麗に響きます。一方でハンマーで弦を打ち鳴らす荒々しさや迫力とは縁がないので「ピアノってこんな音だっけ?」とも。でも、美しければそれでいい……ような気もします。
 ハチャトゥリアンの「ガイーヌ」(ロリス・チャクナヴォリアン)Amazonも金管がぱぷぁーん!と気持ちよくノリノリで聴けますし、山下達郎の「COZY」Amazonが曲、演奏、録音の三拍子揃った名盤であることもよくわかります。ピアソラの「Luna」Amazonではバンドネオンの音色に心が蕩けるよう。

 私は歌曲はどちらかといえば苦手なのですがバッハのマタイ受難曲AmazonをSR-001MK2で聴いてみたところ「あれあれ? なんか心地良い」と印象が変わりました。人声が格別綺麗に聴こえるわけではないのですが、聴いていても退屈せずに耳を傾けられるように。対訳を横目に教会建築の写真集を眺めながら聴くと気分が出たり。(2007.2.21)

 SR-001MK2をプレゼントしてくれたS、ありがとう。
 こんなにわくわくしながらCDを聴きまくったのは久しぶりでした。

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『僕が「火星」を歩いた日』笹沢教一

僕が「火星」を歩いた日―宇宙探査最前線レポート
笹沢教一
新潮社
1260円
2006.12.15

★★★☆☆

 風邪を引いてしまったこの週末。布団の中で読んだのはこの本。

 かなり貴重な内容ではないかと思います。科学ジャーナリストの著者が火星を再現したマーズ・オン・アースでのキャンプ生活を綴ります。

 内容はとても面白いです。閉鎖環境での生命循環を実験しようとしたバイオ・スフィアと少し似ていて、火星に似た荒れ地の環境に火星探査基地を模した建物を造り、そこで火星で活動するのと同じように過ごしてみよう、という実験です。

 多少不満なのは感動が薄いこと。
 文章自体はジャーナリストが書いたものであることもあり読みやすいのですが、著者がこの実験に参加して何に感動したのか、何に興味を覚えたのかが伝わってきません。せっかく貴重な、恐らくは日本人ではただ一人の体験をしたんだからもっと書くべきことがあるんじゃないの?というのが素直な読後感。内容がとても興味深いだけに惜しく感じられました。

 面白かったけど、惜しかった。そんな感じの一冊。

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世田谷区郷土資料館 季節展「ボロ市の歴史」

ボロ市ジオラマ FinePixF10 1/10sec F2.8 8mm ISO200 世田谷区の郷土資料館での展示です。江戸時代のボロ市の様子を記した書き付けや当時売られていた日用品の復元展示などがちんまりと行われていました。
 写真は江戸時代のボロ市の様子を再現したジオラマです。世田谷区の郷土資料館はなぜかジオラマ展示が得意なようで、常設展示にもお祭りの様子や東急世田谷線がジャリ電の一部であった時代のジオラマが並びます。

 都内ではもう梅がちらほら。
 雪を被った招き猫の写真を撮りたかったのに、今年は無理かもしれないと思った暖かな陽射しの一日でした。

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STAX SR-001MK2・その4

 エージング、バーンイン、ブレークインetc。
 慣らし運転には色々な呼び名があるようです。

☆ ☆ ☆

 なんだか掴み所がない音だな、と思い、試しに二晩音楽を鳴らしたまま放置してみました。通算で46時間ほどを鳴らしたことになります。

 う~ん。あまり変わらない……?

 最初の頃とあまり変わらないぼんやりとした感じです。ですが、プロコフィエフのピアノ協奏曲をそのまま聴いていると。

 あれ? あれれ?

 次第にもわもわとしたオーケストラの中からピアノの旋律が立ち上がってきました。そのCDを聴き終える頃にはオケからきっぱりとピアノの音だけが分離して聞こえるように。
 これほどドラスティックに音質が変わるとは思ってもみませんでした。ピアノ曲の次にはヴァイオリン曲をかけてみたのですが、ここでも聴いているうちにヴァイオリンの音が鮮明になっていきます。

 今までのはなんだったんだ。

 聴いている時に手に取るようにわかる劇的な変貌はこのCD二枚分でおしまいのようでしたが、この先もまだしばらく音の変化は続きそうな予感です。『のだめカンタービレ』の千秋のセリフを借りれば「まだまだこんなもんじゃないだろう?」という気配。
 変化する過程を聴けて良かった。放置鳴らしはヤメです。

イヤーパッド 手前がL、奥がM STAX SR-001MK2に付属のイヤーパッドは写真右側の白くて縦長の物なのですが、試してみると左側のAudio-Technica CK5の物もなんとか付けられました。
 この黒いイヤーパッドはSTAX純正に比べると柔らかめで耳への密着度が高まるようです。さっそく鳴らしてみると……。

 うわ。低音もこもこ。

 特にLサイズを使ったときはこれでもかと言うほど低音が豊富になりました。でもこれはやり過ぎ感が。ヴァイオリンの音が好きな私はどちらかといえば高音に目立って欲しいな。

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『人類が宇宙に住む』岩田勉

リンクはAmazonへ人類が宇宙に住む
岩田勉[著]
宇宙航空研究開発機構[編]
丸善プラネット株式会社
2006.12.20
1260円

★★★☆☆

 宇宙開発の現状と近未来の展望に触れた本。本の紹介には「宇宙進出論」という文字がありますが「論」がなくて淡々と現状と展望を書き連ねてある感じ。豊富なカラー図版も魅力だし、宇宙開発に携わる人が書いた本だけにきっちりと事実を押さえてはいるけれど、お義理で書いたような味気なさ。
 三つのはカラー図版と纏められた宇宙開発史に対して。
 地球外生命についてもその可能性が触れられてはいたけれど、紙面が足りないのか、論を展開するだけの材料が用意できなかったのか、読者のレベルを低く見積もり過ぎているのか「気がする」だけで終わってしまっていて残念でした。

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招き猫@豪徳寺

特大招き猫 FinePixF10 1/140sec F3.7 14mm ISO200 -0.3EV おなじみ招き猫写真。
 また招き猫か、という感じですがこの招き猫はひと味違います。写真を見てもわからないかもしれませんが、大きいんです。
 どのくらい大きいかというと、むぅ、周囲に比較になる物がなくて大きさのスケール感が希薄ですが、薬局の店頭にいるケロちゃんくらい。
 ……最近あまり見かけないので実感が湧きませんね。小学校高学年の子を座らせたくらいの感じです。

 そんな招き猫はどこで売っていて、どうやってここまで運び込んだのでしょう。是非ともお供えシーンを拝見したかった。

20070123_02 昨年の十一月くらいから忘れられているミトンの手袋。持ち主さんの手に戻るのでしょうか……。

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STAX SR-001MK2・その3

 STAX SR-001MK2の感想・第三弾です。

 ポータブルSTAXは汎用の「極性統一プラグ 4.5V 300mA~400mA」のACアダプターならば動作します、と書いてあります。押入を漁ってみると、4.5V300mAとぴったりのものが出てきたので使ってみました。

 ……あれ?

 ACアダプターの品質が悪いのか、音がぼやけます。バッテリー駆動の方が断然澄んだ、はっきりした音です。
 純正のACアダプターならばちゃんとした音が出るのでしょうか。

 通勤でも使ってみました。
 電車の中やファーストフード店内など騒々しい場所では周囲の音が入ってきてしまって実用になりません。でも、静かな道や公園ならばそこそこ楽しめるかな。それでも風の音や遠くの車の音に埋もれがちだし、負けないくらい音量を出すのは耳に悪そうだしでポータブルオーディオの難しさを感じました。
 日常の移動中、外出で音楽を楽しむならERシリーズのような耳栓タイプの方が現実的な気がします。
 STAXのこれは出張のお供に宿で楽しむような、お出かけ先で楽しむのにいいかも。

 音のこなれ具合はまだまだの気がします。先は長そう。

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STAX SR-001MK2・その2

 前回に続きSTAXのポータブルヘッドホンSR-001MK2の感想です。

 ネットで調べてみると

  • STAXはマニアに評価の高いヘッドホンの高級ブランドらしい
  • 慣らし運転?にはかなり時間がかかるらしい

とわかってきました。まだ聴いてみたのはCD五枚ほど。Zaurusからmp3で聴きたかったのですが、専用アンプを使う都合上、ヘッドホン端子に繋ぐのはイマイチみたいだったのでポータブルCDプレーヤを引っ張り出しました。これはLine Out出力ができます。

 さて、実際に使ってみるとまずは電池です。単三型を二本使うのですが、これにはeneloopAmazonという充電池を買ってみました。乾電池では不経済過ぎますので。SR-001MK2+eneloopでは八時間弱使えました。とはいえiPodとかに比べると電池食いですね。

 今の音は……ネットでのSTAXの評判からすると嘘のようにダメダメです。もわもわとベールを被ったようにエコーっぽい音になってしまいます。現段階ではER-6にもボロ負けです。
 ただし、慣らし運転をしていくとベールが取れてすっきりする、との評なのでじっくり聴いてみようと思います。

 現時点では

  • 低音寄り
  • ふんわりした感じの音色

でK501やER-6とは正反対の印象です。高音と低音のバランスは低音寄りですが、音自体は高音が艶やかで綺麗。ヴァイオリンやチェロの独奏が気持ちよくて、ピアノはもわもわしてしまいます。ER-6のようにピアノの和音が立体的に聞こえたりもしません。
 使い込むとどう変わっていくのか楽しみです。

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STAX SR-001MK2

 年末あたりからポータブルで音楽が聴けなくなって少し寂しい思いをしておりました。というのも、腐れ縁の友人Sがイヤホンを借りパクしていったからです。Sが「何聴いてるの? ちょっと聴かせて」と私のER-6(使用レポあり)を手にした瞬間に「きっともう返ってこない」という予感がしたのですが、こういう予感はよく当たります。結局持って行かれてしまいました。とはいえこちらもSのCDや本を大量に借りパクしている身。文句は言えません。
 ところがです。そのSから今日、プレゼントを貰いました。誕生日でもないのに何を、と大きめのハードカバー本ほどの大きさの包みを開けると中からは『STAX』と書かれた箱が……。

おいしい紅茶とSTAX SR-001MK2 FinePixF10 1/17sec F2.8 8mm ISO200

 開けてみるとご覧の通りの物が現れました。よくわからないけど嬉しいゾ。どうやら借りパクしていったER-6が気に入ったので面白そうなアイテムで代替を、と思ったらしいです。その結果がSTAX SR-001MK2というわけのようでした。
 ヘッドホン本体の他にもなんか小箱がついてます。早速これで音楽を聴いてみようと思ったのですが、接続のためのケーブルがありません。そこでSと連れだって大型電機店で接続ケーブルと充電式電池を仕入れ、その足で神保町に寄って紅茶専門店TAKANOでお茶をしてきました。お茶会をしながらSTAXの初鳴らしです。
 むむむ?
 正直なところ、よくわかりません。
 オーディオに疎い私は首を捻りつつSと交互に聴いてみたのですが、Sもよくわからないといった顔で首を捻ります。ER-6は驚くくらい外の音が聞こえなくなり、きびきびとした特徴的な音がしていかにも高性能な感じで最初から印象が強かったのですが、このSR-001MK2というヘッドホン?イヤホン?の音はわかりやすい特徴がない、というのがSと私の共通した印象でした。

 ところがこの後、静かな場所(TAKANOも比較的静かでしたがそれでもBGMが流れていた)で改めて聴いてみると、印象が良くなりました。自宅に戻ってからさらに静かな環境で聴いてみると「おや。良さそう」。

 STAXのこのイヤースピーカー(と取説では呼称してある)はER-6と違って外の音が丸々入ってくるタイプなので聴く環境で印象がずいぶん違ってしまうようです。む~ん。気むずかし屋さんなのかな。

 というわけで音質についてはまた後日の記事に譲るとして、装着感や取扱についての印象など。

  • 専用ドライバ(アンプ)というのがセットになっていて、これを繋がないと音が出ない。厚ぼったいiPodくらいの箱をお供させないといけないのでちょっと邪魔。
  • 見た目はコンパクトなヘッドホンだけれど、耳に挿し入れるカナル型イヤホンにヘッドバンドがついている感じ。耳に触れる部分がちょっと痛い。
  • ヘッドバンドの挟む力がそこそこあって、音楽を聴いているうちにいつの間にか耳にずっぽりイヤチップが埋まっている。外すときは慎重にしないと耳にダメージが来そう。
  • 外の音は丸聞こえ。鳴らしている音楽も漏れ放題なので静まりかえった図書館などでは使用不可。
  • 電池は単三型を二本。ACアダプタがオプションであるらしい。
  • 接続ケーブルは純正オプション「LL-30」リンクはAmazonへが嵩張らず良いです。汎用品ではコンパクトな両端L型のミニピンジャックが売られていないようです。ヨドバシカメラにも在庫してるみたい。(リンク先のAmazonではページがなくなってしまったようです2009.4.12追記)
  • ドライバ(アンプ)の電源を入れた状態で装着・取り外ししようとすると耳の穴とイヤホンとの間の空気に押されて「ぶぶぶぶぶ」と音がする。最初は何の音かと驚きました。

 値段は調べてみませんでしたが、ポータブルオーディオとしては高価な部類の予感がします。
 取扱説明書には「580Vのバイアス電圧」「風呂上がりすぐなどにではご使用にならないように」などの文字が躍り、なんだかマニアックさが溢れている気がします。あまり関係ありませんが、ふとコミック『のだめカンタービレ』の「通電」シーンを思い出してしまいました。

 しばらくは手持ちのCDを取っ替え引っ返して聴こえ方の違いを楽しめそうです。
 ありがとう、S。

 2012年3月追記
 SR-001MK2もいつの間にかSTAXの製品リストから消えていました。

 2012年11月追記
 SRS-002という製品が後継機種として登場したようです。

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『女子と鉄道』酒井順子

リンクはAmazonへ女子と鉄道
酒井順子
光文社
1365円
2006.11.25

★☆☆☆☆

 佐々木倫子のコミック『月館の殺人』が面白かったと知人に話したところ、その知人は鉄道ファンだったらしく、この本を薦めてきました。
 早速読んでみたのですが、感想はといえば、うーん、何が面白いのかさっぱり……。阿川弘之の南蛮安房列車あたりは楽しめたけど、これは鉄分?とやらの少ない私には合わなかったようです。

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世田谷ボロ市2007・その2

連射ゴム鉄砲 FinePixF10 1/50sec F2.8 8mm ISO200 ココログのメンテナンスがあることをすっかり忘れていて、十七日になってからのレポートとなってしまいました。

 「ゴムてっぽう」と看板の出ている屋台。なーんだ、って感じですがよく見ると「連発します」と書いてあります。本当に?と思って実演を眺めていると、写真左よりのアルミホイルの的に向かって小学生が試し撃ち。
 パチ、パチ、パ、パ、パ、パ。
 おーっ。本当に連射してる。

 針金を使ってけっこう凝った仕組みです。何本もあらかじめ輪ゴムを装填?しておくのも時間もかかります。でも、針金だけの細工できちんと連射されるのは面白いなぁ。

 カラシニコフとかコブラXとか書かれているのは銃の名前なんでしょうか。

懐かし商店 FinePixF10 1/58sec F4 16mm ISO200 昭和モノの実演販売。画面の小さな白黒テレビに写っているのは石原裕次郎。本当なら画面右下の人影の位置には同じく裕次郎のポスターが写るはずだったのですが、ちょっと失敗。
 それにしても現役稼働のモノクロテレビなんてあるんですね。

カード屋台 FinePixF10 1/26sec F2.8 8mm ISO200 メンコのようななんちゃらカードの屋台。小学生に人気です。男の子はこの手のカード類、好きですね~。女子向けにジャニーズ系アイドルのポスターやカードを売っている屋台もあるにはありましたが、そちらはあまり繁盛していなかった様子。収集欲は男子の方がヒートしやすいみたいです。

焼き印屋台 FinePixF10 1/25sec F2.8 8mm ISO400 十二月のボロ市でも気になっていた焼き印屋台。これはおもしろいなぁ。オーダーもできるそうです。自分の名字を探してか、しばらく足を止めてじっくり眺めていく人がぽつぽついました。

煙もうもう焼き鳥屋台 FinePixF10 1/42sec F2.8 8mm ISO400 もうもうと煙の上がる焼き鳥屋台。屋外ならではのダイナミックさです。この一月のボロ市は週末と重ならなかったためか人出は少なめでした。大抵、二日目の夕方は大混雑するのですが、人波に隙間があったおかげで離れた位置からの写真もこの通り。

手拭い屋? FinePixF10 1/75sec F3.2 10mm ISO400 掛け軸というか、のれんというか、タペストリーというか。そんな感じの手拭いみたいなものを売っていました。うーん。でも部屋にでかでかとおかめのプリントされた布がぶら下がっていても変ですよね……。

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世田谷ボロ市2007

ボロ市提灯 FinePixF10 1/170sec F2.8 8mm ISO200 十五日は時間が無くて通りがかりに撮影した一枚分だけ。
 資料を借りに閉館間際の図書館へと急ぎながらボロ市通りを横切った際に撮ってきました。夕暮れの空が綺麗だったので提灯と空が主役です。十六日に写真が撮れれば追加しようと思います。どうなることやら。

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招き猫@豪徳寺

見上げ猫 FinePixF10 1/105sec F2.8 8mm ISO200 -0.7EV 先日の豪徳寺@招き猫写真の追加です。
 招き猫たちの増殖が激しくて写真の整理&紹介が追いつきません。

 私はこんな感じに対角線に画面を横切るような棒を入れる絵柄が好きみたいです。ブログに載せた写真をざーっと眺めていたら似たような絵柄が何枚も……。

 棚もコンクリートの土台もいっぱいで、看板を支える積みレンガの上にまで招き猫たちが進出しています。

☆ ☆ ☆

招き猫風鈴 FinePixF10 1/160sec F4 16mm ISO80 -0.3EV 招福堂の小田原提灯台にぶら下がっている招き猫風鈴。どうやら揺れすぎてしまうようでぶら下がって早々に欠けてしまっていました。
 陽射しを浴びているのが目を引いたので撮ってみたら、招き猫風鈴が白飛びです。ならばついでにレタッチでソフトレンズ効果をかけてしまえ~とこうなりました。

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『ニライカナイ 神の住む楽園・沖縄』三好和義

ニライカナイ 神の住む楽園・沖縄
三好和義
小学館
2002.7.1
2625円

★★★★☆

 数日続いた沖縄本紹介シリーズもたぶんこれで一段落。
 世界中から「楽園」を見いだし撮影しているというカメラマンの沖縄写真集。印刷物じゃなくて印画紙に焼き込んだものを見たい、と思わされる鮮やかな色彩が溢れます。
 こういう沖縄が見たかったんだ、と感じました。

 変に芸術作品指向でもなく、これ見よがしに撮影技術を誇るでもなく、けれどさりげなくプロとしての技術が盛り込まれた沖縄の風景写真たち。海の青ってこんなにトーンが豊かなのか、と溜息が出ます。
 城(ぐすく)、御獄(うたき)、海人(うみんちゅ)。三線(さんしん)を引きながら牛車の御者台に乗る男性……。

 沖縄、行きたいなぁ。

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『ピアニストの名盤』本間ひろむ

ピアニストの名盤―50人のヴィルトゥオーゾを聴く
本間ひろむ
平凡社新書
798円
2004.12.10

★★★☆☆

 最初に好きになったクラシック音楽がヴァイオリン曲であったせいか、今でもヴァイオリン曲を聴くのが一番好きです。ピアノ曲を熱心に聴き始めたのはこの数年のことなのでまだまだ知っている曲が少なく、名盤ガイドの類を頼っています。

 この著者には『ヴァイオリンとチェロの名盤――カザルスからヴェンゲーロフまで50人を聴く』という本がありこのブログでも感想を書いたのですが、前回と同様、今ひとつこの著者とは好みが一致しないことが判明しました。ブロンフマンはどこ? トラーゼはどこ? という感じで好きな演奏家が取り上げられていなかったり、アルゲリッチのラフマニノフの2台のピアノのための組曲バルトーク : 2台のピアノと打楽器のためのソナタ Sz110といったお気に入りタイトルが触れられていなかったり。
 でも、取り上げられている録音の好みはともかく、ガイド本としては楽しく読めた……かな。巻末に付された「ダメ押しのもう一枚」のコーナーのコメントがCDのパッケージに付されている宣伝文句丸ぱくりだったりするのがあるのにはげんなりですが。

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招き猫@豪徳寺

日溜まり招き FinePixF10 1/340sec F7.1 24mm ISO200 お正月で屋根の下から溢れた招き猫たちは陽当たりの良い場所まで出張です。小春日和、というほどではないけれど快晴の午後。うららかとはこういうことをいうのでしょうか。

☆ ☆ ☆

はらへった…… FinePixF10 1/45sec F3.4 12mm ISO200 花鰹を目前に行き倒れた招き猫……って感じでもないですが、満員のあまり行き場が無くなって群の上に転がり落ちた猫どん。ご丁寧に大小二匹揃って転げています。ひとつ上の棚からはみ出して落っこちたのかな。

 大増殖した招き猫の中から変わり種を捜すのはちと難儀です。

トリコロール FinePixF10 1/90sec F2.8 8mm ISO200

 招き猫行列の最前線に並んでいた最小サイズの招き猫。2センチくらいかな?

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『笑う沖縄ごはん』沖縄ナンデモ調査隊

笑う沖縄ごはん―オキナワ・スローフードの秘密 沖縄ナンデモ調査隊
双葉社
1575円
2003.12.30

★★★☆☆

 沖縄本三連続。
 寒い季節には南国が恋しくなるのか、なぜか沖縄関連の本を立て続けに読んでいる今日この頃。特に食べ物の本が気になります。

 今回の本は沖縄食の雑文集といった感じ。料理人から見た沖縄の食はとても楽しく読めたのですが、食べる側専門の人のお話は今ひとつ面白味を欠いているような。やはり食に関してはきちんと勉強した本職の人の視点や評価の仕方というのは説得力が違います。色々なライターが寄って集って作ったような本ですが、楽しめたのは半分くらいかな?

 蛇足ですが。
 この『笑う××』というタイトルは『笑うカイチュウ―寄生虫博士奮闘記』という本を読んで以来、どうしてもこれが思い浮かぶようになってしまいました。

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『高等学校 琉球・沖縄史』新城 俊昭

リンクはAmazonへ高等学校琉球・沖縄史
新城 俊昭
地方・小出版流通センター
1575円
2001.3

★★★★☆

 一昨日に続いて沖縄物です。
 表紙に「高等学校」と書かれている通り学校向けの教科書らしいのですが、退屈せずに読める面白い本です。沖縄では一般の書店でも並んでいるらしい本で、平易な言葉で丁寧に沖縄の歴史が綴られ、仮説の部分はあくまでも仮説であると、対立説がある場合はそれらの紹介も欠かさないよう、公正さを保とうとしたアプローチが感じられて好意が持てます。
 沖縄の島々の間であった争いの歴史なども(時代が古いので比較的あっさりですが)紹介されていて興味深く読めました。
 沖縄信仰に関してもこんな姿勢で取り上げた本があれば読んでみたいな。

 古代から現代にいたるまでの沖縄史の流れを知りたい方にオススメ。図書館の棚に並んでいた類書の中で一番読みやすく、充実した内容でした。

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『沖縄ぬちぐすい事典』尚弘子

沖縄ぬちぐすい事典―沖縄から伝える健康と長寿
尚弘子
プロジェクトシュリ/創英社/三省堂書店
2800円
2002.11.24

★★★★☆

 沖縄の食に関する紹介本。「事典」とタイトルについていますし五十音順の項目で並んでいますが、資料的なものではなく読み物です。カラー図版が多用され、ぱらぱらと眺めるだけでも楽しい本。

 読んでいて思ったのは、沖縄というのは良くも悪くも小さな国なのだな、ということ。中国や朝鮮の文化の影響を受け、日本との繋がりも深く、太平洋戦争後は長くアメリカの占領下にあったために、その食文化も混沌としているようです。この本で紹介されている沖縄の食の中にも沖縄では原材料が得られないものやアメリカ文化が色濃く反映されたものが並びます。のんびりとした南の島という印象の沖縄ですが、激動の歴史の中にあった地域なんですよね……。

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招き猫@豪徳寺

札束♪ FinePixF10 1/10sec F2.8 8mm ISO80 おおっ、札束がっ。
 子供銀行券ですが、こうして写真に撮ってみるとぱっと見た感じは本物っぽいですね。招き猫もご機嫌?

☆ ☆ ☆

忠吉さん? いいえ土佐犬です FinePixF10 1/210sec F2.8 8mm ISO200 うわー。この土佐犬みたいな犬の置物、可愛いなぁ。下がり眉毛の顔立ちがナイスデザイン。マジックで点を打ったようなコミカルなお目々も面白い。

 ヒビの入った招き猫の後ろで棚は切れていて、その背後にある宝船は骨組みの上に置かれています。

 2007年分の招き猫写真をフォトアルバムにまとめてみました。

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招き猫@豪徳寺

大増殖 FinePixF10 1/210sec F2.8 8mm ISO80 フラッシュ 三が日が明けたところで行ってきました。豪徳寺。

 うわっ。すごい増殖の仕方です。大晦日に見てきたときには一番上と二番目の棚にだけ招き猫が残されていてすっかり片付けられてしまっていたのに、お正月の三日で溢れんばかりの大行列。壮観です。

☆ ☆ ☆

鉢割れ牛柄 FinePixF10 1/84sec F2.8 8mm ISO80 時々見かけるこのデザインの招き猫。
 背景に増殖した招き猫たちが並んでなにやらわさわさした雰囲気に。

 招き猫の大増殖で見慣れない子もたくさんいました。
 明日も今日の続きの写真公開をする予定です。

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二年参り・その2

 二年参りの追加写真です。

無人の本堂 FinePixF10 10sec F2.8 8mm ISO80

 二年参りでは早く着きすぎたようで、甘酒のテントも真っ暗、境内も木造の旧本堂?と三重の塔以外は照明も灯されておらず、こんな寂しげな写真が撮れました。

行列 FinePixF10 1.7sec F3.7 14mm ISO200

 日が変わって再訪してみるとこの通り。短いながらも行列が。知名度では世田谷八幡より豪徳寺の方が高いような気がするけど、お正月は神社の方が主流なのかな。でも、除夜の鐘はお寺のものだし……。

招魂社 FinePixF10 0.62sec F3.2 10mm ISO80 こちらは世田谷八幡の中にある小さな社。招魂社と少し恐い名前が付いています。戦没者の慰霊の社。世田谷八幡にはこの他にさらに二つの小さな社があります。

☆ ☆ ☆

お供え FinePixF10 1/8sec F2.8 8mm ISO80

 こちらはそのもう一つの社。山の中の小さな神社などでは大晦日から元日にかけて訪れると供えてある御神酒に、お参りする人も飲んでください、と書いてあったりすることがありますがさすがに東京ではそういうことはないようです。

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二年参り

豪徳寺・除夜の鐘 FinePixF10 3sec F3.4 12mm ISO80 あけましておめでとうございます。

 おなじみ世田谷豪徳寺へ二年参りに行ってきました。
 夜の豪徳寺は久しぶりです。普段は午後六時に閉門するのでなかなか夜中の豪徳寺というのは見られません。甘酒の屋台に除夜の鐘の行列。う~ん。正月だ。

 拡大写真を見ていただくとわかるのですが、スローシャッターで人だけでなく撞かれた鐘もブレてます。目で見ている限りでは重くて微動だにしなさそうな鐘なのに、けっこうぶるぶるしているみたい。ごい~ん♪

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世田谷八幡大行列 FinePixF10 2.1sec F2.8 8mm ISO80 豪徳寺まで行けば世田谷八幡はすぐ近くです。というわけで行ってみたのですが、あれ? あれれ?
 すごい行列です。参道に人が収まりきらずに八幡の周囲を人垣が半周しています。ごーん、ごーんと太鼓がリズムを取って、そのタイミングで人垣が前へ進んでいきます。別に「お祈りは太鼓ひとつ分」と決められているわけでもないのに、見事にリズム通りに。

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