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『祝山』加門七海

祝山
加門七海
光文社文庫
500円
2007.9.20

★★★☆☆

 楽しく読めたけれど満足感は少し薄めでした。加門七海は初期の『蠱』みたいな語り口とスタンスの話が一番好きです。体験談的な一人称だとなんだか安っぽくなってしまう印象。

 今回読んだ『祝山』も

著者の実体験を下敷きにしたリアルホラー!

『祝山』裏表紙の概要より

とのことで著者とほぼ等身大?の主人公の体験記的な構成になっています。身近な雰囲気を狙ったのか、地の文で「ゴメンだった」「ヤバイ」のような表現があったり改行だらけだったりするのは怪奇雑誌の読者投稿欄か何かのよう。
 でも読んでいて所々でうそ寒い気分に襲われて部屋を見回してみたくなったりするのは加門七海ならでは、かな。

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