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『写真を愉しむ』飯沢耕太郎

写真を愉しむ
飯沢耕太郎
岩波新書
777円
2007.11.20

★★★☆☆

 “撮る”ことを楽しむのではなく“見る”ことを楽しむための本、だそうです。

 そういえば私も写真集を見たり、写真展に出かけたりは数えるほど。購入した写真集は猫写真集くらいかも。コンパクトカメラで撮るのは好きなのに。
 この際だから見る側になってみようかな、とこの本のこの本のカバー袖を読んで思い立ちました。

写真の本当の魅力や面白さはどこにあるのか。写真を「撮る」だけではなく、「鑑賞する」「読む」「発表する」「収集する」ためには、どんな知識や心構えが必要なのか。第一線の写真評論家が、もっと「写真を愉しむ」ための方法を具体的かつ実践的に伝授する。写真の世界を縦横無尽に味わい尽くすためのガイドブック。

『写真を愉しむ』カバー袖の紹介文より

 う~ん。ブログ記事を飾るための写真、という用途中心の私には今ひとつぴんと来ない内容でした。たぶん「撮るゾ」とフルサイズの一眼レフと交換レンズを背負って出かけるような熱心な写真愛好者向けなのでしょう。それも単に綺麗に、見映え良く撮れれば良いというのではなく芸術活動として取り組む人向け。

 ネットをうろうろして写真ブログを眺めるのが楽しかったりする私にはいまひとつ合わなかったようです。ぱっと見て「いいなー」「こういうの撮りたい」「つまんない」くらいしか感想を持てない身にはこの本を読み終えても「これって愉しめるのかな?」という漠然とした疑問が残ったのみ。相応の感性を育てておかないと響いてこないものもあるのでしょう。

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