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JAXA相模原キャンパス宇宙研一般公開

 JAXA相模原キャンパス・宇宙研の一般公開に行ってきました。

宇宙研入口 GR DIGITAL F3.5 1/500sec ISO64 -0.3EV

 面白かった~。でも疲れた~。
 予想以上の人出でした。淵野辺駅とJAXA相模原キャンパスを結ぶ無料バスも朝一番の便からして乗りきれずに臨時の二本目のバスが出る始末。子供連れも多かったですが、宇宙オタクらしきオジサンが一人で来ているケースも多かったようです。

第1会場 GR DIGITAL F2.4 1/36sec ISO64 -0.3EV 第1会場は「はやぶさ」「かぐや」が主役。二階から俯瞰するとこんなに人だらけなのがわかります。でもここはバスの到着直後を外せば混雑はさほどでもなくお好みの展示をそれなりにじっくりと眺められます。解説もびっしり並びますし、JAXAの(あるいは大学などの協力研究員の?)方が詳しく説明してくれます。知識のある方は専門的な知識/疑問をぶつけてみてもダイジョウブ。
 気になっていた月ペネトレーターも1/1スケール模型(という名のたぶん本物)が置かれ、ロシアの探査機による月面投入が決定したようです。
 「かぐや」の第二弾ことSELENE2はまだ計画が本決まりにならないようで、質問してみたところ説明員の方も困ったような顔をしていらっしゃいました。2010年代に実施するならそろそろ決めておかないと開発が間に合わないのでは……。
 「はやぶさ」コーナーでは小惑星イトカワの模型を触らせてくれました。密度が実物のイトカワと揃えてあるとかで、手に持ってみると思ったよりもずしりと重くびっくり。鉄隕石じゃない普通コンドライト(と考えられている)もこんなにずっしりくるのか、とちょっぴり感動。1.9g/cm3という数字と実感がようやく一致した気分です。

第4会場 GR DIGITAL F2.4 1/32sec ISO71 -0.3EV バルーンにぶら下げた書き文字は手作り感で溢れていますが、一般公開の展示はどこもかしこも手作り展示です。普段研究している設備そのままに解説ボードだけ大判プリントしたような感じ。説明してくれるのはどこでも航空宇宙のプロで、打てば響くような答えが返ってくるとても贅沢なイベントです。
 たぶん日本の宇宙開発だけです。
 第一線に立つ技術者たちがこんな懸命になって一般市民への広報役を果たしてくれるのは。

 なのにきっと政治家は弾道ミサイル技術の基礎、くらいにしか考えていないんだろうなぁ……。

ヘリコンプラズマ GR DIGITAL f2.4 1/20sec ISO200 -0.7EV 今回の一般公開イベントの中で一番並んだ「人工オーロラ」展示コーナーの、でもオーロラとは別のヘリコンプラズマチャンバー。こちらは行列もしていなかったのでのんびりと写真が撮れました。
 人工オーロラは「あ、それっぽい」と一瞬だけで、とうてい心ゆくまでじっくりと、とは眺められなかったのが残念。

 他にも超音速風洞とか「はやぶさ」のイオン推進エンジンとかMPDアークジェットとか面白い物がいっぱい見られて幸せな一日でした。

 宇宙に惹かれる少年少女はぜひ次回の一般公開に訪れてみてください。
 こういうイベントに一番来ていて欲しい中学~大学生くらいの姿が目立たなかったのが少し寂しくもありました。

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