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『童話を書きたい人のための本』上条さなえ

童話を書きたい人のための本
上条さなえ
角川学芸ブックス
1365円
2008.8.30

★★

 私には悪い癖があります。後出しで調べ物をすることです。デジカメを買ってからそのカメラの評判を調べたり、新人賞に応募してから「小説の書き方」みたいな本を読み始めたり。今回も例に漏れず童話の新人賞に投稿してから泥縄?の童話創作本。
 次回への勉強と思って読んでみたのでした。

 結論から言えばこの本は私に合いませんでした。

 「書くことによって癒される」

 格好いいです。素敵な感じです。でも私は「癒される」という受け身の言葉が大嫌いです。「癒し」を売りに童話制作を勧めるのなんてみのもんたが勧める健康法みたいでとても気持ちが悪い。
 とアレルギーを起こしたのですが、書かれている内容は王道的な「出版できるかどうかはわからないよ。お話を作るのは楽しいよ。続けていけば必ず上達するよ」といった内容でした。でも具体的なハウツー本よりも著者の創作動機や出版までの経緯を語る部分が中心かな。
 「癒し」以外にも性に合わない部分が多くは少なめですが、単に好みが合わなかっただけで内容的には童話創作を志す人には役に立つと思います。

 ハウツー本は好みが大きく出てしまうものなのだな、と改めて思ったのでした。

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