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Panasonic LUMIX FX37で猫写真

 家族がデジカメを買ったというので触ってきました。

PanasonicFX37 by GR DIGITAL F3.9 1/250sec ISO64 -0.3EV

 Panasonic LUMIX FX37というモデルでした。猫の横に置いたらさっそく味見されてます。撮影は私のGR DIGITALにて。

PanasonicFX37 by GR DIGITAL F2.7 1/160sec ISO64 -0.3EV このPanasonicの(2008年11月時点での最新?)デジカメは面白い機能があります。被写体を自動的に追い、ピントを合わせ続けてくれる機能で公式サイトによると「追っかけフォーカス」だそうです。
 これがけっこう上手に被写体を追います。激しく駆けまわる猫などはそもそもカメラで追うのが困難……いえ、ほぼ不可能ですが、とてとてと落ち着いた感じで歩いてくれているのであればAF点が画面の中を移動しながら猫を追ってピントを合わせ続けてくれます。
 ただし、最初に目標をロックする動作は手動なので「電源とズームとシャッターしかわかんない」という人は存在にさえ気づかない機能かも。

猫とGRD by FX37 6mm F3.8 1/400sec ISO100

 こちらはFX37で撮影した写真。
 十分キレイ。むしろとてもキレイ。撮ったそのままのデータは大きすぎてココログにはアップできないのが残念です。(撮ってそのままのサンプルがデジカメWatchにありました) GR DIGITALのようなお値段高めのデジカメと比べてもそうそう見劣りしません。少なくともL版やカビネ(2L版)でプリントしたものなら画質差は感じられないはず。パソコン上でドット等倍で見るとさすがにノイズ消し処理が強くかかっているのがわかってしまいますが。

猫とGRD by FX37 7mm F4 1/13sec ISO400  手ブレ補正もよく効いているようで、室内で望遠側で撮影してもなんとかブレずに撮れるカットは多い――のですが、高感度では画質が落ちていくのでiAモード(全自動)でストロボが光るようなシーンでは無理せずにストロボに頼った方が良さそうです。
 ただiAモードでストロボが光るとスローシンクロではないようで背景が暗くなりがち。「暗部補正」で背景を持ち上げてくれているはずなのですが、これは期待しすぎない方がいい、くらいの感じかな。

 最短撮影距離は、広角側以外ではあまり寄れないようで、たとえば左の写真では画角は中くらい(4.4~22mmの7mm)なのですが、猫の手の先にピントを合わせようとしても「近すぎる」とエラーになります。

 気になった点を列挙してみます。

  • 望遠側で液晶表示の遅れ・残像が気になる
  • フォーカスが決まった状態からでもレリーズラグが割とある(場合がある) ※GRDとの比較なので少し無茶かも
  • オート指向なのに背面のスイッチ多すぎ
  • iAモードがあればモードダイヤルはいらない
  • うかつにいじってわからなくなってしまいそうな細かな「設定画面」
  • ストロボは外部にON/OFFスイッチがあるべきでは?
  • レンズが暗くて少し暗い環境だとすぐにISO800まで上がっていく

 逆に印象の良かったところは

  • 小さく薄い
  • ボディがカッチリしていて質感も十分
  • 追っかけフォーカスが面白い(特に犬・猫・人を撮るとき)
  • 液晶がキレイで明るい場所でもきちんと見える
  • ISO400が十分に実用範囲
  • 手ブレ補正が効果的
  • iAモードでとりあえずなんでもこなせそう

 愛用のGR DIGITALについて少し考えさせられました。操作感や質感はとても気に入っているGRDなのですが、型落ちの入門デジタル一眼レフ・レンズキットが同じ価格帯で売られているのを見ると「む~」と思わないでもありません。上手な人が工夫すれば雰囲気のある絵も撮れるようですが、画質的にはやっぱり普通のコンデジなのです。受光素子は他メーカーのコンパクト機と同じですから。(GRDはFX37の二倍の面積のCCDらしいけれど)
 FX37ではあれこれ設定を工夫するよりはシンプルな使い方が馴染むので、マニュアル指向のGR DIGITALとはカテゴリーの違うカメラであることは確かです。でも、安いのによくできていて過不足のない性能を持つFX37に触れるとやっぱり驚いてしまうのでした。

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