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『脳科学のフロンティア 意識の謎 知能の謎』

脳科学のフロンティア 意識の謎 知能の謎
別冊日経サイエンス 166
2009.8.6
2000円

★★★☆☆

 脳科学の入門的な解説書かな、と思って買ってみたのですが『日経サイエンス』の脳科学関連記事を抜粋したものでした。八割方読んだことがあって新味という意味では失敗だったかも。中身をよく見て買うべきでした。

 目次を引用してみます。

  • 論争 意識はどのように生まれるのか
  • データを脳へダウンロード
  • 脳の活動時間を照らし出すオプトジェネティクス
  • なぜマジックにだまされるか
  • 新生ニューロンを生かすには
  • 学習と白質の意外な関係
  • 脳のしわが明かす謎
  • 知能遺伝子を探して
  • 自閉症の急増は本当か?
  • ダンスの神経科学
  • ALSの進行を抑える
  • 麻酔の科学
  • 偏頭痛の新薬を目指して
  • 味を強める調味料
  • ニコチン依存の新仮説
  • 信頼のホルモン オキシトシン
  • テストステロンは悪役か
  • PTSDという社会現象

『脳科学のフロンティア 意識の謎 知能の謎』もくじより

 個々の記事を読んでみれば「面白い」と思うのですが、一通り目を通し終えて「意識って何?」「知能って何?」「脳科学ってどんな学問?」と振り返ってみてもよくわからなかったりします。『日経サイエンス』の記事を集めたという性格上、当然かもしれませんが。最新の研究をダイジェストで紹介していく場ですし。
 内容的には「論争 意識はどのように生まれるのか」という記事が特に興味深く感じられました。「まだ何にもわかっていないんだ」というのが印象です。

 このジャンルの最新の知見を交えてまとめた本が読みたいなぁ。

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