« デスクトップPC故障 | トップページ | 『ぷあぷあLIPS 第2巻』後藤羽矢子 »

『二人のひとりあそび』森奈津子

二人のひとりあそび
森奈津子
徳間文庫
2009.12.4
600円

★★★☆☆

 2005年刊の『倉庫の中の美しき虜囚』に「姉の花、妹の指」と「二人のひとりあそび」を加えて文庫化したもの。

 お目当ての百合物、というよりはレズビアン物は全九篇の中の「彼女への供物」「少女と少女」「姉の花、妹の指」「二人のひとりあそび」の四編。異性愛物でもSM的な要素や男性同性愛的な要素が登場するので一般的な官能小説と思って読むと「あれ?」となってしまうのでご注意を。

 気に入ったのは「少女と少女」と「二人のひとりあそび」。森奈津子のひとりあそびネタの話はどれも面白くて『姫百合たちの放課後』に収録されている「花と指」や『先輩と私』もぐっときたのでした。『SFマガジン』の少し前の号に載っていた短編もやはり同じテーマながらSFしてて面白かったです。

 部分的に苦手なネタもあったのでは少なめとなりましたが森奈津子ファンには楽しい一冊のはず。

|

« デスクトップPC故障 | トップページ | 『ぷあぷあLIPS 第2巻』後藤羽矢子 »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。