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『つぼみ vol.5』

つぼみ VOL.5
芳文社まんがタイムKRコミックス GLシリーズ
2010.2.12
980円

★★★★☆

 百合コミック誌『つぼみ』も早一周年。創刊時とは少し雰囲気も変わってきたかな。『百合姫』陣営とはスタンスも違うようでうまく棲み分けできている気がします。今回は30ページ増えて338ページ。

表紙 黒星紅白
 デコにキスマーク。よく見るとほっぺにも。そして裏表紙で情勢逆転、と嬉しくてジタバタしたくなるような表紙なのでした。
扉絵 小梅けいと
 ふーとーもーもー。
エビスさんとホテイささん 最終話 きづきあきら+サトウナンキ
 強烈な話の多いきづき+サトウコンビ。思ったよりも穏やかな展開は逆に意外でした。もう少しじっくり読みたかった。この先、三人はどうなるのかなぁ……。
星川銀座四丁目 玄鉄絢
 ン~♡ ¯ε¯ < 気持ち? 気持ち?
 バレンタインイベントです。かと思えば何やら新キャラの登場で波乱の予感。湊先生のチョコはどんな味だったのだろう。
しまいずむ その8 つるつるのこころ その9 ちょうひなまつり
 ネタに拍車がかかって参りました。百合キャラにあるまじき禁断技。新境地を開拓しつつある気が。どこへ行くんだ吉富。心の三つ編みってなにげに名言だ。
ロッシェの限界 関谷あさみ
 「恋の始まり」的なお話が多い『つぼみ』ですが今回の関谷あさみは流され系の大人話。カジュアルで等身大なキャラと表現での性へのアプローチでした。
雪のお姫さま 水谷フーカ
 水谷フーカのは続いたお話ではないようですが童話イメージのテーマで来ているようです。シンデレラ、赤頭巾、醜いアヒルの子、ときて今回のは雪の女王。舞台演劇を素材に。しかも変拍子シナリオでテクニシャン! 絵も安定してるしお話も完成度高いし。検索してみて単行本が二冊?しか見あたらないのが不思議な感じ。
キャンディ 鈴木有布子
 この作者知らなかった。でもこれは一発でファンになりそう。なりました。イイ。
タンデムLOVER カサハラテツロー
 ロボ物が来るとは思わなかったー。とはいえ「アフタヌーンっぽい百合漫画誌」でスタートした『つぼみ』には合いそうな雰囲気。前号の磯本つよし「ガールズライド」ともどもメカ好き読者開拓中? 無骨系ロボなのもポイント高し。(泥臭いメカが好きです)
ひみつ。 大朋めがね
 眼鏡っ娘キャラの設定がどうしてもフミちゃんを連想させてしまってもったいない。
アシンメトリー きぎたつみ
 vol.3の「アンバランス」とは少しノリの違った双子の話。家族っぽい遠慮の無さがいい感じ。
鬼丸さんの恋 宮内由香
 タイトルページでぐっときた。
わんらぶ 杉浦次郎
 vol.2「つんぺろ」の裏次郎と同じ人でvol.3から杉浦次郎名義に変えたのかな。ひたすら犬耳らぶ。尻尾らぶ。きっとたぶん作者はほんとに犬が好きで好きでしょうがない人なんだろうなぁ。
葵ヶ丘珈琲店 ほた。
 裕福であることがコンプレックスの主人公。大正ロマンっぽい雰囲気での女給さんモノ。
スノードーム 堀井貴介
 大雪の日の学校を舞台に恋のトライアングル、かと思いきや……。
プライベートレッスン ♯2 ナヲコ
 たまごかわえぇぇ。特にタイトルページ。おもちゃのピアノ、輪郭のみなのにしっかり存在感のある足。

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