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『コミック百合姫S』 SUMMER 2010 VOL.13

コミック百合姫S 2010年 08月号
一迅社
2010.6.18
880円

★★★★☆

 びっくりの号でした。『百合姫S』はVOL.14で最終号となり以降は『百合姫』本誌と合流だそうです。ライバル誌も複数登場した中で安定ではなく刷新を目指す、ということのようです。元々『百合姉妹』時代から堅実さや安定とは遠い運営をしてきた印象の編集部なのでこれからもある程度の期間ごとに大きく引っ掻き回すような展開を見せてくれるのでしょう。『つぼみ』がコアなコミックファン層を、『ひらり、』が純正少女漫画層を、『リリィ』と『百合少女』が同人寄りをターゲットにするならばそんな棲み分けぶちこわしてやる!とでも言いたげな隔月刊行化告知でした。

此花亭奇譚 第6話 第7話 天乃咲哉

 今回は二話・三部構成。夏祭りの話が二組と休日の水遊びエピソード。此花亭印のふんどしは公式グッズにしたら大人気だと思いますっ。来月の読者プレゼント用とかどーだ。

ふーふ 3や目 源久也

 ぐはっ。口から砂吐きそうな気恥ずかしい雰囲気。この芸風は特有。

むげんのみなもに act+2 高崎ゆうき

 設定がとてもバイオレンスというか殺伐なのですがヒロインたちの会話が甘々系というギャップは今回もインパクト。時間の流れ方の違うヒロイン二人の設定とどこかメランコリックな空気が調和して(ストーリーはぜんぜん違うけれど)「アルジャーノンに花束を」を連想しました。

にゃんちゅー 米

 こ、これは何というべきか。破壊力大? 動物擬人化ギャグで猫とネズミ。……つまりトム&ジェリーのBL編とかもありうるのか……。

marriage black 第二回 速瀬羽柴

 マフィア物ガンアクションの二回目。こちらの話も殺伐としていながら甘々——なのですが「むげんのみなもに」のふわ甘調とは違うハードボイルド調。たゆんたゆんで今回はショタ?オプションも。

ふたりとふたり 最終話 吉富昭仁

 この連載は『百合姫』本誌でやった方がしっくりきた気が。前回の急展開からすると駆け足で落ち着いた感じ。

会長と副会長 最終回 袴田めら

 浪人風の仮装で副会長大変身。副会長かわええ。

死神アリス Chapter:5 いづみやおとは

 一段落の回。組織はひなげしのことどういう扱いにしてるのだろう、と気になったのでした。

ゆるゆり 33〜35 なもり

 京子は次回からあの髪型で登場して欲しい。千歳の嘘羅列回はマジ設定になったのか。

幼馴染と呼ばないで 第3話 黒柾志西

 凛さまはスカートの下に矢印付きのしっぽとかついてそうな感じです。

CASSIOPEIA DOLCE dolce12 高木信孝

 今回の話は今までの連載回の中で一番好みのお話。派手な展開じゃなかったんだけどなんでだろう。

flower*flower flower*12 石見翔子

 前回がアクション回であったこともあって今回は静かな回。陰謀の外堀を埋めて埋めて……というのが続いている感じ? ニナ様がしおらしくてコワイ。やっぱり平手打ちバシバシ来ないとっ。早く元気なニナの回やってこーい。

おっかけ×girls 第2回 石田敦子

 この人の漫画はセリフにも話の流れにも独特のリズムというか七五調?な感じがあって気持ちいい。漫画自体にミュージカルの雰囲気があるみたいな。

絶対少女アストライア 第3話 東雲水生

 ツンツン縦ロールで革命の影に黒幕の気配で陰謀アクシデントでどんがらがーん。めまぐるしく展開してます。再編の影響受けてしまうみたいだけれど、『百合姫』本誌の読切連作猫目堂はお休みしてもストーリー的に問題なさそうだしこっちのお話どっしり展開で読みたいなー。

Honey Crush final crush 椿あす

 え。え。え。最終回? 確かに終わり方としてはきっちり落着ついてるいいエンディングだけどこれは絶対単行本でフォローが欲しいっ。

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