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2010年12月の13件の記事

『ひらり、』Vol.3

ピュア百合アンソロジー ひらり、 Vol.3
新書館
2010.12.25
998円

★★★★☆

表紙 遠田志帆

 “クリスマスリースの下にいる間はちゅーしても良いルール”が適用される場面ですね。このルール、私は最近まで知りませんでした。調べてみたら「リースの下で出会った二人はキスしなければいけない」のか。むふー。

扉絵 竹美家らら

 プレゼントを渡そうと待ち構えている子たちの先に現れたのはすでに二人連れ、というシチュかな?

さろめりっく 袴田めら

 袴田めらは『ひらり、』に合っている気がする。独特のおっとりした空気がらしいというか。
 転入生の魔女・さろめは溶け込めないタイプ。面倒見の良いひかりに少しだけ心を開きかけるのだけれど……。

白、またはピンク 仙石寛子

 和服の二人。絵描きさんと絵描きさんに構われたい子と。仙石寛子のこの大正?昭和初期?くらいの雰囲気設定はとてもいい感じ。和服を着たキャラがきれい、というのはいいな。姿勢とか襟がすっきり抜けているとか着こなされている和服ならではの美しさが絵の中にある気がします。

まいにちのともだち ささだあすか

 Vol.2の「ほんのともだち」に続く「ともだち」シリーズということになるのかな? 今回も背中がもぞもぞするような青春の気恥ずかしい空気が。乱れ三つ編みは後ろから見たダメさ全開状態を見てみたかった。

箱庭コスモス 桑田乃梨子

 不思議研究会「ふし研」のお話なのだけれど漫画自体が不思議という。今回は不思議を愛する仲間が登場。

プルケリマ 藤こよみ

 『ひらり、』では珍しい感じの“衝動”や“欲”込みのエピソード。直球だー。タイトルは星の名前からかな? 音楽かな? 植物や動物にもつけられるみたい。そのままの意味かも。

サボタージュ 夏乃あゆみ

 学校をサボろうとしたのっけからクラスメイトと鉢合わせ、という日常の中の小さな非日常。十分に楽しめたけど今回全体にレベルアップしてる中でアクが薄かったかも。

かわいいひと 前田とも

 ふわふわの可愛い子ちゃんに冴えないのっぽちゃん。半ばくらいまで「普通?」と思ったけどおしまいの方できゅんときた。前田ともは前回の廃墟スケッチでも印象が強かった。「ひらり、」読みはじめるまで知らなかった作者だけど収穫。

さらば友よ 橋本みつる

 Vol.1にも掲載されていた橋本みつる。絵の印象は「ひらり、」で一番インパクト。今回ちょっとトリッキーな構成でした。面白かった。今回のこの話で作者が好きになった。全部言葉にしない。全部絵にしない。そこから伝えようとする何か。

under one roof 藤生

 作者は『百合姫』でもおなじみ。こちらではストーリー四コマ。連載になったりするのかな。なって欲しいな。4ページ。もっと読みたかった。

魔女と騎士 犬丸

 6ページと短いけど魔女っち会長キャラ立ってる。

購買のプロキオン ふかさくえみ

 あの、あのね。生徒会長さんに教えてあげたい。ドブ板、手で持ち上がりますよ、って。ポップで読みやすくて漫画らしい漫画。「ひらり、」では初めてのタイプの気がする。

CORROLA スカーレット・ベリ子

 うはー。色っぽい。Vol.1の帯では「胸が切なくなるような女の子同士の友情とちょっぴり恋の物語12篇——。」だったのが「しっかり恋」になってきていて今回はスカーレット・ベリ子のこの話が代表かな。後半の描写、すんごく力入ってたと思います。

step in 未幡

 Vol.2「even」の続き。これもいいなぁ。幼い頃の約束、みたいなのは陳腐になりがちで嫌なんだけど、この話はうまく生きてる。

ピンク×ラッシュ TONO

 TONOのお話の特徴に「話の進展とともに印象が変わっていく」というのがある気がするのですがこの話もサナのキャラの印象が変わりました。これから先も続いてどんどん変貌していくのかな。作者が作者だけに今は明るくあっけらかんとしていても『チキタ★GUGU』みたいなずしーんとくる展開もないと言い切れなくてドキドキ。

for you 石堂くるみ

 あ、明菜、変な子っ。

図書室の姫ちゃん 大沢あまね

 学園四コマ。微エロのギャグもあるテンポの良い明るいお話。これは楽しい。

てのひらパチパチ 藤沢誠

 静電気ガールの話。リアリティ重視の作風ではないんだけど日常の中のふわふわみたいなのが漂っていて、静電気エピソードというのも小さな共感を呼んで、という印象。「あるある」。

そして、わたしはうそをつく 栗白偲

 江梨奈の気を引くために男と付き合ってみせてはフラれている実尋。漫画だとこういう設定でも平気なのですが小説で示されるとなぜか「見え見えだよ。ふん」なんて思ってしまいながら、先に読み進めると純愛成分にぐっさぐさとやられてじーんときたり、やっぱりフラれてしんみりきたりと見事に踊らされます。この話はどうかな、と読み進めてみると……。
 『ひらり、』の小説は掲載コミックよりも尖ってる印象。

 今回は全体にめっきりとレベルアップしていました。「CORROLA」の感想でも書いたけれど友情〜恋のバランスで明確に恋愛方向に比重を増やしている作品が増えていて「エスカレートするのかな?」と心配になってみたり。Vol.1のコンセプトが気に入っていた身としては友情以上恋愛未満を貫いて欲しい、なんてちらりと思ったのでした。

 今号では「ひらり、GLコミック大賞」の告知もありました。どんな作品が出て来るのか楽しみ。そして次号Vol.4では雁須磨子、藤たまき、南国ばななといったニューカマーの名前が。

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『ぼくは恐竜造形家』荒木一成

ぼくは恐竜造形家
岩崎書店イワサキノンフィクション
2010.2.16
1365円

★★★★☆

 恐竜模型の造形師・荒木一成が子供向けに仕事を語った本。少年時代の恐竜や模型への目覚め、ひたすら模型作りに打ち込んできた日々。模型誌の誌上コンテストに作品を送り、海洋堂の伝説の日々に触れ、福井県立恐竜博物館の模型を作り、という恐竜模型人生を子供たちに向けて綴ります。

 すごく読みやすい、子供でもすらすら読める、とは言いません。文字は大きめで総ルビですし、難しくならないよう心を砕かれているのは感じ取れますが小学校中学年には少し読み難いかもしれません。どちらかというとゴツゴツとした不器用そうな文章です。でも、この本は子供たちに読まれて欲しい、と思いました。

 荒木一成は2008年にも『恐竜学ノート―恐竜造形家・荒木一成のこうすればかっこうよく作れる恐竜模型』という本を出しています。こちらは恐竜模型をゼロから作るためのハウツーが解説されたもの。なぜ、子供向けの本を立て続けに出し、子供向けのイベントを開いているのだろう、と不思議に思っていたのですが今回の『ぼくは恐竜造形家』を読んでわかりました。胸に迫りました。伝えたいことがあったからこうして本にしたのだ、と納得しました。
 たぶん、子供たちはネットで書評を眺めて読む本を探したりしないでしょう。なのでここでは小学生の子供を持つ親御さんにお勧めしたいです。この本はまず親が読んでみてください。模型が好きであったり恐竜が好きであったりする親御さんならばたぶん、子供に読ませてやりたくなるでしょう。荒木一成の、模型の素晴らしさに比べると少しばかり不器用な言葉と思いが詰め込まれています。

 きっとこの本は図書館で本領を発揮します。図書館の児童書コーナーには職業紹介本の企画台が作られたりします。小学校の図書館にも職業本のコーナーはできていた気がします。そんな場所で恐竜博士の子供に触れてもらうのを待つのが、この本の使命なのだと思います。
 一人でも二人でも荒木一成の志を受け取る子供が出てくると、いいな。

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『原色の想像力』

原色の想像力 (創元SF短編賞アンソロジー)
編:大森望、日下三蔵、山田正紀
創元SF文庫
2010.12.18
1155円

★★★★☆

 創元SF短編賞の最終選考作の中から選ばれた九編によるアンソロジー。選考座談会が載っているとのことで楽しみにしていたもの。『量子回廊』の「あがり」選評が詳しかったこともあって期待していたのでした。

うどん キツネつきの 高山羽根子

 捨てられていた動物を拾ってきて、という話。読ませる語り口でうまいと思ったけど、お話のボリュームの割に登場人物が多めで「え? 誰?」と馴染んだ頃にはおしまい、ともったいない感じ。SF成分は薄いように思う。

猫のチュトラリー 端江田仗

 介護ロボットのユズノが猫を拾ってきたところから話が始まる。認識論めいたものをキャラにしゃべらせてきてこれはロボットや人工知能の最前線を追った話になったり?とちょろっと思ったところであっさり終了。肩すかしの感じもしないでもなかったけれど、何かが起きる引き金がこのあたりにあるかもよ、と予感を覚えさせるこぢんまりとした可愛い話ということで印象は良かった。大賞にはなれないタイプの話だけれど、アンソロジーの一編としてはアリ。

時計じかけの天使 永山驢馬

 冒頭の「いじめ対象型アンドロイド」という設定ですべてを物語ってしまっているかも。いじめを扱った小説はたとえ最後に救いがあってもいじめシーンを読むだけで苦痛です。SFとなれば人間性を根本から否定するようなオチが待っているケースも多いし。これもきっと、と思いつつ読むとやっぱり辛い。結末はともかく読み進めるのが苦痛でした。と同時に作者とはちょっぴり共通する属性を持っているんだな、などとも思ったりも。がっちり読ませる筆力が魅力。アイデアは割とオーソドックスかな。

人魚の海 笛地静恵

 南国の島国の巨人女性の出てくるファンタジー。複数視点を移動していく三人称なのだけれど、各視点での心理描写をしていることもあって切り替えに戸惑う。土臭いファンタジーの香りはすごくよく出てる。

かな式 まちかど おおむら しんいち

 プロフィールからして笑いを取りに来ている。ひらがなの「て」の自省から始まるのも気が利いてる。ストーリーは割とどうでもいい気はする。これはもう“かな”の擬人化をまじめくさって追いかけていくというそれだけで面白い。文字を単に擬人化、ということであればアニメーションとして文字を動かしてみたりするのは昔からあったけれど、「て」自身がなんで「て」なんだろうと悩むあたりに新しさを感じた。

ママはユビキタス 亘星恵風

 SFっぽさはすごく濃かったんだけど読みづらかった。文章そのものは平易。登場するSFガジェットもなかなか。宇宙探査ネタ。と、割と好きなはずの話なのだけれど、読んでいて文を追うのが苦痛になってしまった。メリハリがない感じ。

土の塵 山下敬

 ネタバレせずに紹介するのが難しい。割とスタンダードなネタで読みやすい文章、オチに示されるものも割とスタンダード。読んでいるときの印象では陳腐さはないのだけれど、読み終えてみるとあまり新しくなかったかな、と思う。

盤上の夜 宮内悠介

 囲碁モノ。囲碁自体がよくわからないながら迫力を感じる文体だった。音韻が整っていて語呂がいい。時代物の名作みたい。SFらしい人間性ぶっとばし設定もイイ。『プシスファイラ』『競馬の終わり』に近い特殊ジャンル物だと思います。疑問に感じたのは一点だけ。
 なんでこれが大賞じゃなかったの?

さえずりの宇宙 坂永雄一

 Twitterっぽいというか2chっぽいというか。パベルの図書館ネタなのだけれど二つのバベルの図書館があって、量子力学で世界を混沌とさせて、図書館戦争って感じで、HDDのフラグメントみたいな印象でした。文章からイメージがうまく立ち上がらなくて読むのに苦労しました。投入されているネタにはあちこちに親近感が持てるものの、話自体、描かれるイメージに今ひとつ共感できなかった。

ぼくの手のなかでしずかに 松崎有理

 「あがり」で創元SF短編賞大賞に輝いた著者の受賞後第一作。これはちょうどニュースでやっていた「飢餓状態のちょっと手前を維持すると長命」というマウスの実験データを元イメージにした話だと思います。ご都合主義的展開をあえて裏切るストーリー。『アルジャーノン』を連想させられてあれあれどうなるの、となったところで「お?」と。作者の得意な研究室の風景。「あがり」よりずっと隙がなくていきなりプロっぽくなった作風。

最終選考座談会

 すごく楽しそうな座談会。大森望と日下三蔵の間で良い感じで火花が散っていて、山田正紀は外部選考委員として候補は絞ったもののあまり主張はせず。創元側の編集者がうまく司会役、というか大森×日下論争組を捌いていました。これは良い具合に機能した選考メンバーかも。創元SF短編賞に応募するなら『量子回廊』の「あがり」選評と合わせて読んでおくことをお勧めしたい内容です。

 座談会のなかで

山田 (略)ただぼくは正直、量子力学的な話にはうんざりしていて。「どうしてどいつもこいつもそういうものしか書かないんだ」と。それがまた受賞対象になり、またしばらくこの世界が続くのかと思うと……。

大森 神林長平さんも先日、「かくも無数の悲鳴」(川出文庫『NOVA2』所収)に添えたメールで、同じようなことをおっしゃってました(笑)。

『原色の想像力』p.478 最終選考座談会より

とあっておおいに頷いてしまいました。物語の枠を壊す仕掛けとして強力に機能しすぎて納得できなくなってしまう話が多い気が。

 トータルでの印象は「プロっぽくない」でした。新人たちのアンソロということになるので当然かな。『量子回廊』や『NOVA』シリーズのようなプロ作品を詰め込んだ短編集と比べると完成度は低かった印象。一方でプロたちがどこか似たり寄ったりの感性となってしまっているのに対しバリエーションの豊かさではタイトル通り『原色の想像力』が感じられました。これは命名が秀逸。
 少しだけ残念であったのがSFとしての役割。「最新科学知識」「未来の社会」「未来の技術」「科学の可能性」を提示している王道作品が少なかったこと。SFのコアになるような正攻法の作品がもっとあっても良かった。編者は「豊作」を強調していて確かにその通りなのですが、主食を欠いた趣味の農園が豊作という感じ。でもそのパラエティに飛んでいることこそがSFなのかもしれません。

関連リンク

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『新しい物性物理』伊達宗行

新しい物性物理
伊達宗行
講談社ブルーバックス
2005.6.21
1092円

★★★☆☆

 先に読んだ『極限の科学』は物性物理の応用面を具体的に紹介していたこともあって興味深く読めたのですが、今回の『新しい物性物理』は高校物理の基礎となる原子論から入り、イオン結合やら水素結合やらを説明し——と進んでいくものの「こういうものだ」というのがずらずらっと並べられるだけで数式を丸ごとすっ飛ばしてしまうので、それぞれの法則の間の関係性が見えずに「なぜ?」が解消しません。電子のスピンを計算抜きで納得させようというのは相当に無理があると思ったのでした。
 物理学や数学は平均以下の能力しか持たない私のような人間は「まず導出の数式を追いかける。それから演習問題を解いて慣れる。わからなくてもとりあえず模範解答を見ながら解いて慣れる」で感覚的な理解に達してきたようです。ニュートン物理学もそうです。計算して、演習を解いて。実験で数式に近い結果が出ればさらに感覚的に「うんうん」と納得する。たぶん、説明だけで理解できるのは才能のある人だけなのです。あるいはそれまで自分が身につけた世界観のアナロジーが適用できる場合だけ。
 学生時代にもあまり原子論関係は得意でなかったこともあったせいか「言葉の説明だけで理解するスピントロニクス」というこの本のアプローチからは見事に落ちこぼれてしまったのでした。う〜ん。悔しいな。

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『それでもやっぱり恋をする』倉田嘘

それでもやっぱり恋をする。
倉田嘘
一迅社IDコミックス 百合姫コミックス
2010.12.18
900円

★★★☆☆

 先月の『百合姫』リニューアル号で久々に見かけた倉田嘘の新刊です。全四話+掌編の連作短編集で、うち一編は『百合姫』リニューアル号に掲載されていたもの。各短編ごとに異なる百合カップルが登場します。ネットゲーム、ケータイ、ブログ、お絵かきSNS。コミュニケーションツールをきっかけに動き出す百合ストーリー。

 第一話「WIRED」はネットゲームネタ。ゲームの中では身元を偽り日々の憂さを晴らすダメ浪人生・蒼。ゲーム中で知り合った超おしゃべりっ子に気に入られてなぜかリアル・イベントに共に参加する成り行きに。第二話「BBS」はいわゆる裏学校サイト的なBBSを素材に。水泳部の美佳は冴えない部員だったけど幼馴染の悦子は同じ部にいてスポーツ特待生。水泳だけに打ち込んできた悦子と部員たちの軋轢は美佳にも影響を及ぼして……。第三話はお絵描きSNS。pixivをモデルにしたらしい話。そういえば悪質なナンパというか性犯罪者が話題になっていました。GREEとかもだけどコンテンツとSNSを組み合わせたとこは出会い系として機能しちゃってて、漫画のエロ表現なんかよりずっと危険だと思うんだけどなー、と脱線。おっとと。第四話はブログネタ。恋人ができるとどうしても自慢したくなるけれどマイノリティの恋はどうしても人目を、という話。プラス、エピローグがついて、『百合姫』2011年1月号に掲載された第一話以外はすべて描き下し。

 前作『リンケージ』ともども倉田嘘らしさがあって、それは画力が高かったり、ストーリーが微妙にぎこちなかったり、気恥ずかしい印象のセリフやシーンのバランスにあるのかな。どこがどう、とはっきりとはいえないけど好みで、応援したくなる作風です。あとちょっとで場外ホームラン出そう、みたいな。
 倉田嘘で一番魅力を感じるのは作画。絵になる空間の中にびしっと人が配置されて美しいと思えるのは作者が建築デザインを出自としている人だから、でしょうか。case.4の「BLOG」のタイトルページをはじめ、ぐっとハートを掴まれる情景があります。

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Cobaltノベル大賞2010年度結果&評価シート

 7月に応募したCobaltのノベル大賞ですが、12月頭に発売のCoblat誌1月号で結果発表がされています。一次選考落ちでした。

 評価シートは本日12/18に届きました。ABC評価の項目に加えて備考欄があり、美点は褒め、欠点はやわらかく指摘してくれている良い評価シートだったと思います。ティーンの投稿者だとさすがにズバズバ切り捨てられるとショックでしょうし。

 選評ではオリジナリティの欠如を複数の項目で指摘されていて、これは文章をちょっとやそっと弄ってもどうにもならない、と思ったので投稿原稿は近いうちにブログで公開してしまおうと思います。誤字・編集ミスが残っていたのでその修正をしてから、ということで年明け(創元SF短編賞の原稿が片付いてから)になりそうです。

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レーザープリンタ brother HL-5350DN 購入

 レーザープリンタを買うことにしました。
 故障したbrother HL-5040というレーザープリンタの代替です。

  • レーザープリンタ
  • Mac&Win両対応
  • ネットワークプリンタ対応
  • 小説新人賞の投稿原稿がきれいに速く刷れれば良い
  • あまり高くないもの

brother HL-5350DN 試し刷りといった条件での選択です。候補はbrotherのHL-5350DNとbrother 2270DW。後者は薄型モデルで初期装備のトナー容量が少なすぎるということでこれまで使っていたHL-5040の直系後継モデルである5350DNを選びました。Amazonにて22000円弱。12/15昼に注文して12/16夜に到着。さっそく設置して稼働。
 印象はというと……。

  • マニュアルが導入編のみで詳細はデジタル版のみ
  • 箱が巨大
  • LAN接続にしたのでどのパソコンからでも印刷できて便利
  • 30枚/分は事務用プリンタみたい
  • 印字品質は良好。ドラムの耐久性はどの程度かな?
  • 音は概ね以前のHL-5040より静かだけど深夜の一般家庭だとやっぱりうるさい
  • 印刷開始で蛍光灯が暗くなるのは変わらず
  • 自動両面印刷は面白い!けどA4オンリーなのが惜しい

 レーザプリンタはあまり進歩していないジャンルの模様。両面印刷搭載と印刷速度の向上、LAN搭載モデルが手軽な値段になったあたりがイマドキでしょうか。前のレーザプリンタでは(ラベル用紙の糊移りさせたりしたこともあり)ドラムの傷みが目につきましたが、今回は耐久性が改善されていることを期待します。でもそれを報告できるのは数年後……。

 前のプリンタが壊れた際に「10円/枚だし7-11の文書プリントでいいや」と自宅にプリンタを置かないことにしたのですが、最寄りの7-11が潰れてしまったのと、寒い時期になってみると印刷しに出るのが億劫になり日和ったのでした。

参考リンク

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『つぼみ』vol.9

つぼみ VOL.9
芳文社まんがタイムKRコミックス GLシリーズ
2010.12.11
980円

★★★★☆

 338ページ。読み応えアリ。
 短く感想まとめ。

表紙 かんざきひろ

 『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』のイラストの人? 色のせいかな? 印象がかなり違いました。

扉絵 朔ユキ蔵

 バレエいいな。こういうイメージの漫画、読みたい。

星川銀座四丁目 玄鉄絢

 前回に引き続き今回も回顧編。湊先生、やっぱりダメな大人っぽい。よく親権ゲットできたなー。

ひみつのレシピ 森永みるく

 前回若槻には「乙女心養成ギプスとか必要」なんて感想を書きましたが、来たよ!来ましたよ!若槻の乙女心装備! やばいくらい若槻可愛くなった。ひょー。

Green  大朋めがね

 めぐって誰じゃーと思ったら白石さんでした。つぐみも登場シーンが眼鏡オフだったので「え? え? 新しい話?」と一瞬思ってしまった。もちょっと判別しやすい記号があるといいのに。前号まで『つぼみ』は全体に寸留め方針(一部例外アリ)な印象だったけど今号は肉体の関係まで踏み込んできたものが多くなった気がする。

花と星 鈴菌カリオ

 主人公の空回りテンションの高さが面白おかしい。こういう作風の作者なのかな?

Under かずといずみ

 同人作品からの収録だとか。同様に単行本も出るそうです。作者は「可愛い女の子を描くのが好き」な人なんだ、とあらためて感心したのでした。ヤマトのワープ中みたいな。……主人公には男性はどうみえるんでしょうか。

prism 東山翔

 予告で東山翔の名前が出たときに『Japanese Preteen Suite』(※成年漫画です)というのを買ってみたのですが、どぎついロリ物のポルノでぎょっとしたのと同時に「うまいっ」と思ったのでした。一般向け(百合は一般?)ではどうなるのだろうと楽しみだったもの。過激なシーンがないせいか絵柄のシンプルさで淡々というか、達観した感じの空気が出ていますがやっぱりうまい。#1とあるので連作かな。

むすんでひらいて イコール

 この著者も成年漫画からの参戦の模様。エロ出身の人は人体デッサン力すごいなー。

ロンリーウルフ・ロンリーシープ 水谷ふーか

 ガテンさんとフェミニンさんのシリーズ物第二話。視点はガテンさん中心ですが今回はフェミニンさんのお話でした。ふむー。そういう謎だったか。

無限遠点 関谷あさみ

 よしゅー君はお姉ちゃんの店の店長だったのか。おわわわ。なるほど。繋がった。というより私が気づいていなかっただけできっちりキャラ判別していた人は最初から一連の話だってわかってたんだろうな。迂闊だぞ、自分。

キャンディ 鈴木有布子

 うわー。一条いいキャラだな。ベストフレンドだな。親友だな。友情の押しつけお節介じゃなくて客観を保てる冷静な友人って素敵だな、と主役カプより気に入ってしまった。

タンデムLOVER カサハラテツロー

 ぉぉぉ。今回は派手な立ち会いシーンてんこもり。タンデマインの損耗率高そうな演習です。前々回のガリ勉二人組ですが今回は最初から熱血でトバします。

レンアイマンガ コダマナオコ

 不思議な漫画だな、と思ったのでした。前回から今回のあたりにかけては本来なら地味パートというか次にくる派手展開のために盛り上がらない話のはずなのに、惹き付けられます。ぱっと見はありがちな萌え漫画タッチなのに、なぜだろう。今号、出来の良い話が多かった中でこれがMVP。

エンドレスルーム 藤が丘ユミチ

 比較的男性向けというか濃い漫画ファン向けのラインナップの中でこの絵柄とキサラギさんのかっこよさは女性読者に訴求すると思う。ダンディ。少女は憂いを知って女になる、という言葉を思い出したのですがどこで読んだセリフだったかな。

ガールズライド 磯本つよし

 懐かし〜い。セイのCB93は乗ったことがないけどKR250は乗ったり競ったりしたことのあるマシン。作中のマシンはトップブリッジが交換されパイプハンドル化、排気系とステップも違い、吸気系もエアフィルター剥き出しでたぶんそれでサイドカウルに収まらなくなって外されている改仕様。フロントフォークもAVDSがなく換装されている模様。さすがにCB93でKRについていくのは厳しそう。セイ、頑張ってるなー。絵はバイクだらけですが百合面もライバルが登場。

しまいずむ 吉富昭仁

 こ、これはもはや妖怪漫画ではないだろうか。

 vol.9は初参加の東山翔とイコールも安定感があって全体的にハズレなし。半面、冒険も少なくなったように感じました。気づけば一話完結の読切りがかずといずみの一作のみで、初参加組もナンバリングされていましたし展開的にもシリーズ化されそう。どれも続きが楽しみなことには違いないのですが、創刊直後の手探りしつつの積極性も魅力に感じていたこともあり複雑な気分です。

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東京都立図書館電子書籍体験モニター その3・読んでみた本

 11/22から実際にモニターで読んでみた本をざっと紹介。電子書籍体験を優先して古生物本以外はナナメ読みです。

絶滅した哺乳類たち 富田幸光ほか 丸善

 今回の電子図書館モニターでたぶん唯一の古生物本。元はかなり大きな判型でフルカラーでイラストたっぷりのPDFデータ。VAIO Pで読んだせいかページめくりがとても重かった。また、データサイズが大きかったためか17ページごとに分割されて四分冊になっていました。こういうコンテンツも電子書籍になっていたのか!とちょっと驚いた一冊。

スーパー図解うつ病 野村総一郎監修

 上の『絶滅した哺乳類たち』は左綴じ、この本は右綴じでどちらもPDF形式なのですが、綴じ方向に関わらず「進む」「戻る」で使用する矢印キーの操作方向が固定で感覚に馴染みません。このビューワ、表示クォリティには不満はないですが使い勝手はイマイチ。右綴じ左綴じの区別があるだけでも上出来かな。

かたちの謎を解く 魔よけ百科 岡田保蔵

 これは掘り出し物かも。面白い。五芒星や九字、籠目など「呪」を構成する模様がずらーっと紹介されてます。画像の多いPDF形式。

攻撃と殺人の精神分析 片田珠美

 う~ん。でっち上げ調書みたい。家族からの性的虐待や過保護のシナリオを与えてもっともらしい連続殺人鬼像を仕立て上げて。性的虐待を受けていてもまともに育った大勢の人がいて、過保護に育てられてもまともに育った大勢の人がいるのを無視して「この親にしてこの子あり」に誘導していく。統計での検証もなし。偏見の流布本になっていそう。

The serpent with eight heads(Japanese fairy tale series ;9)/八頭の大蛇

 天照大神が“Ama”でスサノオノミコトが“Susa”になってて妙におかしかった。英語の絵本。PDF。

イージーシリーズ Windows Vista

 コンピュータのハウツー本はちょっと時間が経つと「今更」になってしまいます。ムービー中心。パソコン教室とかで使われる教材風。「役に立たないマルチメディア教材」の良い見本になっていると思う。大型図書館にはたいていパソコンコーナーがあるし、使い方を教えてもくれるので実地に体験してしまうほうがずっとオススメ、ってこのテキストを読んでる人はすでにパソコン使えてる人ですね。
 動画やインタラクティブ要素は電子書籍に期待されてる“華”なのだろうけど、書籍に期待されている価格帯で動画やゲームを作って何か良いことがあるのかな?

アンデルセン童話集1

 古い童話は異文化への偏見がすごい。寝巻きとスリッパひとつの格好の男を指して「なあに、トルコの国では、みんながこの男みたいに、ねまきとスリッパすがたで歩きまわっているんですよ」だって。面白いなぁ。そういえばシャーロック・ホームズも東洋人の描写がほとんどクトゥルフかと思うくらい怖い。絵本。画像ベースのPDF。

昭和十年東京うまいものスタンプ

 当時のスタンプ印影を集めたもの。面白い! 仙人みたいな格好で目から手が飛び出している絵のついた「南京料理 チンまん 味覚の殿堂」とか面白すぎる。個人のコレクションみたいなものだけど、時間が経つと立派な資料になるのだと感心した。PDF形式。

環境倫理学のすすめ 加藤尚武

 1991年の本。丸善ライブラリの新書サイズを元にしたPDF。あまり古くなっている感じがしない、というより環境問題はどんどんおかしな方に進んでいる気がした。環境倫理的には退歩してる気がする。二十年前から見ても今の世の中はすごーく変に見えるんじゃないだろうか。

理科系の論文作法 高木隆司

 「理科系の作文技術」という本を思い出して読んでみた。

情報倫理学

 丸善ライブラリの新書のシリーズは割と揃ってるみたい。岩波新書と講談社新書、ブルーバックスあたりがずらりと電子書籍化されて図書館に入ったら嬉しいな。

ひびや 41巻通巻148号 1999.3

 図書館の刊行物のようです。かなりボリュームのある冊子で通算150ページくらいあったのではないかと思います。画像ベースのPDFらしく、文字で内容が拾えませんでした。図書館的「自炊」データになるのかな。図書館活動の記録でした。

 不満に思った点などもリストしてみると

  • タイトル検索、著者名検索で「ゆらぎ」を受け付けない。
  • 本文の縦断検索ができない。
  • 分類:自然科学書籍の分類がイマイチ。右図「分類:自然科学」の下位分類を見て違いがわかりますか?
  • 一覧表示がソートできない。
  • タイトル、著者名のカタカナが半角。OPACの初期の仕様をいつまで引きずるつもりなのか。
  • 利用者のコミュニティはないのか。

などと些細なことが並びますが、期間限定のモニターということで気にするほどのことではないでしょう。

 モニターは電子図書館実現の暁には相当なショックになることを予感させてくれました。国会国立図書館の近代デジタルライブラリーと併せて図書館は一般の想像よりもずっとラジカルな未来像を提示しています。

 千人いたはずの利用者の反応が薄いのが気になります。ネット上のレビューが少ないなあ……。

 以下、蛇足となります。
 SharpやSONYの電子書籍も始動しましたが、かつてのザウルス文庫やパブリ、LIBRIeと何の違いがあるのかさっぱりわかりません。SONY Readerのデジタル書店は二万点スタートと銘打たれているものの、ジャンル別表示の総和を取ると一万点ちょっと。小野不由美も京極夏彦も北村薫も上橋菜穂子もなく、科学解説書は一点もなく、漫画も雑誌もなく。ラインナップはざっと検索してみたところパブリやザウルス文庫ですでに電子化されていたものばかり。
 最初の一歩だから、というのもわからないでもないですがSONYはその最初の一歩を既に数年前のLIBRIeで踏み出していて、コンテンツ不足から失敗していたのに、今回何も改善されているように見えません。目新しいものは数えるほど。タイトル数一万点では小型の地域図書館以下です。著者からの許諾を得るのに手間取っているとの噂も聞こえてきますが、手間取る部分にはビジネスチャンスだってあるはず。また、ハードだけ作って運良くヒットを待つ「WALKMANの夢」を見ているのでしょうか。

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『極限の科学』伊達宗行

極限の科学 低温・高圧・強磁場の物理
伊達宗行
講談社ブルーバックス
924円
2010.2.19

★★★★☆

 SF小説を書いている途中でわからないことがあって調べものをしていたらちょうど良さそうな内容だったので読んでみました。面白い。夢中で読んでしまった。

 この本は『新しい物性物理』の続編として書かれたもの。

 第一章「極限序説」では様々な物理量の極限の例を示します。第二章以降への大まかな視点を与える導入部。第二章「温度の世界」では低温物理の世界を紹介。どうやって低温を作り出してきたかの歴史の説明と低温ならではの物理現象の説明。特に超流動については詳しく説明している。高温側の話がなかったのが残念。第三章では圧力。プレス機みたいなものから爆発を利用した一瞬の実験まで。第四章は磁場の世界。これは著者自身が関わった強磁界チャレンジが紹介されていたりして熱かった。第五章は「宇宙の極限物性」と題して白色矮星や中性子星で起きているはずの物理現象を解説。超流動の中性子とか、もう想像するのも難しい世界。なんでそんな超高圧の世界のことがわかるんだ、と目が丸くなります。圧力が大きすぎて全部中性子になっちゃうから逆に単純で予想できるようになる……のかな?

 話の展開もわかりやすく、極限環境のおもしろい物性を具体的に紹介していて飽きさせずに惹き付けてくれます。前著『新しい物性物理』から読むべきだったのかもしれませんが結果として問題なし。前後が逆になりましたが『新しい物性物理』も探して読んでみようと思います。

 本は面白かったのですが書きかけのSFの設定がダメダメであることが露見してしまいました。う〜ん。素粒子の話と繋がる物性物理は知識が手薄だったことに今更気づかされる結果に。SF、かなり手直しないとダメだ〜。

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『チャンネルはそのまま! VOL.3』佐々木倫子

チャンネルはそのまま! 3
佐々木倫子
小学館BIG SPIRITS COMICS SPECIAL
980円
2010.11.30

★★★★☆

 雪丸は相変わらずのバカっぷりを発揮していますがすでにしっかり景色の一部となっていてとてもナチュラル。バカ係も山根くん一人ではなくおバカ当人以外全員で担当し始めたようです。きっとテレビってああいうものなんだ、雪丸もテレビ局の一員として馴染んできているんだ、と納得できてしまうのでした。今回は雪丸の幼馴染の男の子が登場したりして「なんか恋愛漫画っぽい?」と思えなくもない設定が珍しく感じられたのですが、そこは佐々木倫子で雪丸。やっぱり恋の予感なんて微塵もありません。さすがだ雪丸。
 今回は珍しく悪役ライバル登場。手段を選ばないひぐまテレビの行状に雪丸&小倉部長というWバカ体制で立ち向かいます。などと書くと感動のお話っぽく見えるけどこの二人は「土壇場に帳尻合わせを招く劇薬マジナイアイテム」なのでやっぱり脱力のお笑いに。

 『動物のお医者さん』の頃とは絵柄もずいぶん変わっていて、今回は動物園特集もあったのですが動物たちの雰囲気も変わったように思います。

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『世界恐竜発見史』ダレン・ネイシュ

世界恐竜発見史―恐竜像の変遷そして最前線
著:ダレン・ネイシュ
監訳:伊藤恵夫
ネコパブリッシング
2010.8.31
4980円

★★★☆☆

 大型のずっしり来る本です。図鑑サイズのハードカバー。厚みが25mm。192ページ。フルカラー。イラストと写真を満載して目で見ても楽しい本。文章の方はちょっと翻訳調の堅い部分もありますが、用語にはルビや図解もつくのでマニアでなくても楽しめると思います。小学生くらいの読者にはちょっと厳しそうです。

 最近は恐竜研究史を振り返る類の本が多いような気がするのですが、大ヒット本でもあったのかな?

 この図鑑は19世紀から現代までの恐竜発見の歴史を追いながら恐竜像の変遷も追っていきます。バックランドのメガロサウルス、マンテルのイグアノドンあたりは恐竜発見の最初期でも有名な例ですし、その当時のトカゲのような復元画も見覚えのあるものですが、ヒラエオサウルスと聞いても「どんなのだっけ?」とぴんとこなかったりします。ケティオサウルスというのも名前を見ても姿が思い浮かびませんでした。そんな恐竜研究の初期に見つけられていながら、今ではあまりメディアに載らなくなってしまった恐竜たちがぞろぞろ。
 20世紀に入ると恐竜たちの名前に見覚えのあるものが増えてきます。ティランノサウルス、アンキロサウルス、スティラコサウルス、etc。馴染みのある顔ぶれであれば理解もしやすくなるということで、この本は一般的な読者には前半よりも後半の方が読みやすくなると思います。解説はあっさりの部分とマニアックな部分が混在している感じ。
 値段の張る本ですし、ビジュアル要素が強く訴求するので店頭で実本を手に取ってみるのがオススメです。

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『かなめも 4』石見翔子

かなめも 4
石見翔子
まんがタイムKRコミックス
2010.11.27
860円

★★★☆☆

 あ〜。代理とみかが可愛いなぁ、もう。
 三巻までに比べるとみかのかな好き度と煩悩度が露になって、脇役と思われた直がけっこうイイトコを持っていきます。ゆうき×ゆめは相変わらずいちゃ2。新聞屋さん度はちょっと低かったかな。サザエさん時空のはずのかなめも世界ですが、四巻では時間が進みました。かながなんと二年生に! でもゾウ足と寸胴はそのまま! 良かった良かった。この先も時間は進むのかな?

 貧乏話も一巡して、新聞のお仕事も一通り出た感じで、百合カップルの進展度を見ているという展開のせいかもう一押し何かが欲しい気もしたのでした。

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