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Apple Time Capsule 2TB MD032J/A 購入

 2013年6月にTimecapsuleは新型に更新されました。旧型の記事です。

これは、なに?

 Time Capsuleはよくわからない製品。Appleの製品紹介ページを見ると、

  • Macのバックアップ
  • 無線LANルーター

という二つの機能がアピールされています。HDDを積んだ無線LANルーターであればNAS的な機能も搭載できそうに思えるのですが機能紹介には特に言及はないようです。共有プリンタやHDDを繋ぐためのUSBポートはある、と謳ってあります。

 Appleの公式サイトでは設定ガイドが公開されていました。

  • Windows、Mac両方とファイル共有できる記憶領域
  • Internet経由で自宅Mac環境にアクセス(どこでもMyMac)

なんて機能もあるようです。

  • iTunesサーバとしては?
  • メディアサーバは?
  • NASとして利用する際に同居するバックアップ(TimeMachine)領域のサイズ制限は?
  • web(http)サーバは?

等々、わかりませんでした。Apple製品にありがちです。購入するまで細々とした「あれができてこれができない」がわからない。購入しても、よくわからなかったりもしますが。

購入/導入

Time Capsule開梱

 21日の金曜日にネット通販て注文。日曜日には届きました。

 設置と配線は普通のルーターと同じ。設定は無線LANルーターとしてはシンプルで、ネットワーク名(SSID)とパスワードだけ入力してやれば機能しはじめます。無線接続端末のみでも仮接続で繋がり、無線ネットワークの設定が行えました。
 うちのADSLモデムにはルーター機能(NAT)が搭載されていたのですが、Time CapsuleはこのNATを検知して自動的にブリッジモードに設定されたようです。

 Time Capsuleはけっこう熱い、という噂でしたが実際ほんのり以上に暖かい……どちらかというと熱い印象で振動も3.5inchHDD相応です。日常生活をしていて騒音が気になることはないですが、寝室などには設置しない方が無難そう。

TimeMachine容量制限

 NASとしても活用したいのでバックアップ領域の容量に制限をかけることに。

App in the air

を参考に作業してみました。たぶん、これでNASの容量をバックアップが圧迫してくることはないはず。Apple公式でサポートしている方法ではないので今後のファームウェア変更に追随できるかわからないです。あまりあまりお勧めできないかも。Apple製品はこういう裏技めいたことをしない方が無難な気はします。

NASとして

 AFP(Apple)とSMB(Windows)の二種類のプロトコルでアクセスできるシンプルなネットワーク上のドライブとして使えます。iCloudの「どこでも My Mac」と組み合わせるとインターネット経由で利用できる巨大記憶領域に。Macでモバイルするユーザにはすごくお勧めの機能。
 ネットワーク共有領域はマウントポイントが/Volumes/Dataだったり/Volumes/Data-1だったりと毎回違うので、Macのエイリアスからは使いにくかったりも。

 しばらく使っていて気づいたのですが、Mac→Timecapsuleへのデータコピーでfinderを使用すると失敗することがあります。ファイルサイズが0byteのままでコピーされていないことが数回。rsync系のツールを使用するのが確実かもしれません。

Spotlight

 Spotlightで検索するとき、メニューバーのsearchアイコンからだと結果一覧にはTime Capsule内のファイルが表示されず、あらためてFinderで表示してから“共有”を選択してやらないと見つけ出せないのはちょっと面倒。「なんで検索されないの?」とSpotlightの設定や動作状況を確認し一時間ほど悩んでから気づきました。また、検索結果が出てくるまでちょっと待たされます。

メディアサーバ

 購入前にはよくわからなかったのですがメディアサーバ的な機能は一切なし。
 Apple的にはMacにHUB——ホームサーバとしての役割を与えているようなのでTime Capsuleの記憶領域は単なるバックアップメディアという位置づけなのでしょう。

導入の感想

 公式サイトでアピールしている「無線LANルーター+バックアップ」というシンプルな使い方が合う気がします。無線LANの構成はどうしてもそれなりの知識が必要になってしまいますが、不必要に難しい設定には触れずに済むはず。TimeMachineによるMacのバックアップも設定は簡単ですし、バックアップデータが必要になったときの操作も非常にわかりやすいもの。
 新鮮な「楽しい」を体験させてくれる類の機器ではないので積極的にオススメするようなものでもなさそうですが「NASやらルーターやらごちゃごちゃして邪魔だなぁ……」というときにひとつにまとめて置き換える候補として悪くないような気はしました。
 今だと単体の同等製品がそれぞれ、NAS:15000円、無線LANルーター:9000円くらいのようなので「無駄に高いApple純正品」ということもないと思います。

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