カテゴリー「パソコン・インターネット」の26件の記事

2006.03.02

創作のための電子辞書

20060302_zaurus  小説を書いていてお気に入りなのが電子辞書。電子辞書専用機ではなく、ザウルスの辞書ソフトとEPWING辞書の組合せを使ってます。ザウルスをパソコン画面の横にかざして眺めると大体この画像をデスクトップパソコンで表示したくらいの大きさになります。
「小さい。読めないよ」と思うかもしれないけれど、ザウルス上では640x480ドットで表示されるので意外とくっきり鮮明。

 使っている電子辞書は下表の通り。
 ただし、Zaurus等のPDAで使う場合は「EPWING」形式、もしくは「EPWING形式へ変換可能」な商品を選ばないと使えません。下表ではAmazonへのリンクを貼っていますが、あくまでも私の環境でEPWING化して利用できたという商品への参考リンクに過ぎません。PDAやPCでの利用はご自身の環境に合わせた商品をご自身の責任でどうぞ。
 Zaurusでしたらztenvという検索ツールがお勧めです。→Edict Memo
 WindowsMobileならばEB series support pageあたりが定番かと。
 PCならばDDWin、もしくはJammingが有名です。上記のEBPocketのWin版EBWinもシンプルで使い勝手が良いですね。


広辞苑
もっとも使用頻度が高い。が、語釈や用例が古語寄りな点に不満。広辞苑は他の辞書とのセットが安くなっていることが多い。私が買ったのは『スーパー統合辞書2003』。リンクはAmazonの『スーパー統合辞書2006』へ。

角川類語国語辞典
非常に便利。文章書きで紙の辞書を一冊だけ使うとしたらこれ。慣れないうちは引くのが面倒に感じるかも。ただし語釈部分は広辞苑の簡略化丸ぱく。用例までほぼ同じ。
ライバルとなるべき三省堂や講談社の大型類語辞典が揃って劣悪な出来だったので今でもシソーラス形式ではこれ。五十音形式の類語なら講談社学術文庫の『類語の辞典(上)』『類語の辞典(下)』セットをお勧め。昔の類語辞典の復刻版だけど実用できます。

大修館日本語大シソーラス
膨大な語彙に圧倒される。大型国語辞典との連携は言葉選びでの鉄壁のコンビ。デジタル版を強く推奨。自然科学・工学系の言葉は少し弱め。2007年に広辞苑、明鏡、大シソ、日本語表現活用辞典のセット商品も出たけれど、2008年になっても広辞苑が旧版のまま。惜しい。
漢字源 古典にはあまり縁がないせいか、漢字辞典はどれもあんまり印象が変わらない……。
研究社英和・和英 漢字源と共にデジタル版広辞苑のセット商品でついてきた。本格的に駆使することはないけれど、けっこう利用している。モバイル環境ではこれの音声データを取り除くことでかなりコンパクトに。
現代用語の基礎知識 これもデジタル広辞苑セットのおまけ。専門知識としては物足りず、一般的な知識としては無駄な内容ばかりで使用頻度ゼロ。Zaurusでは削除してしまいました。EPWING化したWikipediaの方がよほど便利。

理化学辞典
便利は便利、かな。理系の専門知識のサポートに。文系の人が科学面の知識を強化するのには不向き。理系の大学基礎教育がないと活用できません。工学部時代にこれを持っていればずいぶん役に立ったのに……。

岩波生物学辞典
理化学事典と同時に買ってしまったけれど、私が専門が生物でないためか内容が十分には消化できず。生物専攻の人向け。

研究社日本語表現活用辞典
古典重視の用例に不満のある広辞苑の補助として導入。利用頻度はさほど高くないものの好感触。

研究社理化学英和辞典 ~ 英和コンピュータ用語辞典付き
理系英語文献には便利。だけど英語文献の利用頻度が低めなため、あまり活躍してない。海外の理系最新文献(論文の類)を自分で漁る人向け。科学雑誌の記事や一般向けコラム程度ならば通常の英和辞典で十分。日本語の訳文は専門用語そのままで無解説なので理化学辞典との連携がお勧め。

 Zaurus+ztenvという環境は辞書の利用に関してはデスクトップPC上よりも快適だったりします。ztenvの使い勝手が非常によく練られているせいかな。

 もうひとつ。Zaurusでは使えないのですが、ATOKの辞書セットに含まれる明鏡国語が実はとても使い出があります。同音異義語(例:聞く、聴く、利く、効く)の使い分けをわかりやすく説明していてPC上では「日本語表現活用辞典」は使わなくてもいいかな、というくらい便利。変換効率の点で定評のあるATOKですが、私には変換性能よりもこのATOK版明鏡国語辞典に追加されている使い分けの解説が素晴らしく思えます。

 EPWING版をPC上で使うときはテキストエディタのマクロと組み合わせて範囲選択→ショートカットキーで辞書を呼び出してシームレスに使えます。電子辞書専用機ではできない連携がPC環境の強み、なのですが一太郎などのワープロソフトはなかなか外部ツールを自由に呼び出させてくれないのが残念。

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タイピング

20060302_typewell ザウルスでの話ではなくてパソコンの話なのだけれど。

 タイピング練習ソフトというのがあります。「タイプウェル」というソフトを楽しんでます。かな入力なので「タイプウェル国語K」というのになりますね。

 そのタイプウェル国語Kで先日レベルXJを達成しました。

 毎分300文字ちょっとくらいの入力速度でしょうか。もちろん、そんな速度で小説が書けるわけではないのですが

 タイプウェル自体は二年くらい前に始めていて、当時はLibretto20というミニノートパソコンでレベルSDがようやっとでした。最近になってデスクトップパソコンで再挑戦してみたら十日ほどの挑戦でXJが取れました。Xランクの先にはZランクというのもあるのですが、そこには到達できそうな気がしないです……。

 記録が伸びなくなってくると飽きてしまうのですが、面白いです。タイピング練習。

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2006.03.08

タイプウェル

20060307_typewell タイプウェル国語KでXI達成~。

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2006.12.16

タイムスタンプと電子認証

 ネット上になんらかのデータを公開するにあたり、そのデータがオリジナルであることを示したい、あるいは記録しておきたいと思ったとき、どうすれば良いでしょう。
 私の場合だと自作ネット小説のオリジナル性の主張をしたいとき、となるでしょうか。

 答えは簡単。
 電子認証とタイムスタンプです。

 でも、これってちょっとやっかいです。例えばadobe Acrobatというソフトには認証とタイムスタンプを与えるプラグインがあるのですが、そのスタンプの証明書を得るには有料の証明サービスを利用しなくてはなりません。これはちと面倒です。
 契約プロバイダが電子署名と認証業務を標準サービスとして提供してくれれば良いのですが、まだ個人が電子署名とタイムスタンプを利用するような時代には少し早いのかもしれませんね。少なくとも@Niftyにはそういった個人向けのサービスはないようです。

 電子署名ほど確実ではありませんが、データのネット上へのアップ日時を記録する方法があります。@Niftyならばwebメール、もしくはマイキャビという機能です。なんのことはない、自分の手元ではなく、ネット上でユーザからはタイムスタンプがいじれない場所にデータを保存しておけば、それが簡易な「初出」の証明になるわけです。

 それで思ったのですが、@Niftyのマイキャビに認証機能を付加したら勝手が良さそうです。e文書法を満たす認証&タイムスタンプが得られれば尚便利かな。電子認証の発行を行う専門の業者はありますが、年に数個の認証利用では大仰に過ぎるというものです。

 @Niftyのマイキャビは今年の六月から(@Nifty回線契約者であれば)20MBだけなら無料で利用できるようになりました。@homepageと連携できたり、個人のPC上のデータとの自動同期ツールが提供されたりと使い勝手も悪くないようです。

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2007.01.08

Amazonアフェリエイトレポート

 当ブログでは書籍や音楽の紹介にAmazonのアフェリエイト画像リンクを貼っておりましたが、その2006年分の集計結果を公開しておきます。このブログのオープンが昨年の三月なので、およそ九ヶ月分になります。

売上合計レポート

1月 1, 2006 - 12月 31, 2006

発送済み商品売上紹介料
発送済み商品の合計(Amazon.co.jp) 11 ¥27,056 ¥774
発送済み商品の合計(マーケットプレイス) 1 ¥186 ¥6
発送済み商品合計 12 ¥27,242 ¥780
返品数合計 0 ¥0 ¥0
返金合計 0 ¥0 ¥0
紹介料合計 12 ¥27,242 ¥780

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2007.04.12

ドキュメントスキャナ ScanSnap・その1

 富士通 ScanSnap(スキャンスナップ) S510リンクはAmazonへ

 ドキュメントスキャナなるものを買ってみました。富士通のScanSnapという機種です。(購入したのはS500。上記リンクは新型のS510のページへ)

 ドキュメントスキャナはプリンタ風のスキャナです。事務用FAXみたいに原稿束をセットしておくとそれを順次吸い込んでスキャンしてくれる機械。
 捨ててしまうのがためらわれる本や雑誌が溜まっていて、処分のきっかけが欲しかったのです。

ScanSnap 画像では原稿が正立していますが、本当は逆立ちしてセットします  右の写真はさっそく取り込みしてみたシーン。テストスキャン中で、原稿の差し込み方向が間違っちゃってます。

 本や雑誌を解体、スキャンして透明テキスト付PDFにします。

 透明テキスト付PDFというのは画像としてスキャンした文書にOCR処理を施して内容を検索可能にしたものです。デスクトップ検索機能で資料として活用するためです。スキャン画像なしで完全にテキスト化して活用するにはOCRはまだ頼りないですが、検索キーワードとして使う程度ならば十分に実用になるようです。

 書籍はカッターで解体。プリンタのシートフィーダ機構と同じような仕組みで紙送りをするので単票にする必要があります。裁断機があれば楽なのですが……。

 書籍の裁断さえきっちりとやってあれば複数枚の原稿を同時に吸い込んだりするミスはないようです。優秀。
 スキャン速度は事務用コピー機にはかないませんがそれでもかなりさくさく。セットできる原稿の枚数が30~40枚(の両面×2ページ)くらいの感じで、トレイに放り込んだ原稿はコーヒーを淹れに席を立っている間にスキャンが終わります。スキャン速度の割にトレイ容量が少なめかな。手間はかかりませんが、本一冊丸々放置してスキャン終了……とは行かないのが残念。ビジネス資料を数枚~十数枚をさくっとスキャンするなら目の前で作業が終わるので、本来の用途はそういう方向でしょうか。

 スキャナとしての画質は、これまで使っていたフラットベッド型がCanonのLide30という古い廉価機だったのでScanSnapの方が優秀です。が、雑誌程度ならともかく、カラー写真をきれいに取り込みたいというような場合にはフラットベッド型の現行モデルの方が良いはず。

 これさえあれば邪魔な本や雑誌、資料類が片付くぞ、と思ったのですが、本の解体と資源ゴミとしての処分、スキャンデータの用途別の加工……などと考えるとけっこうな手間になりそうです。(Zaurusで使いたい資料はあまり嵩張らないサイズのjpegに、デスクトップPC用は透明テキスト付PDFに、とか欲張ってしまう)
 少し使い込んでみないと便利かどうかは判断がつかないかな。
 でも、目の前でするすると吸い込まれていった印刷物が特に手をかけなくても一塊のPDFになって完成するのは新鮮です。

 PFU ScanSnap公式サイト⏎

 以下、続編へのリンク。

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2007.04.13

ドキュメントスキャナ ScanSnap・その2

購入初日のスキャン成果 FinePixF10 1/26sec F4.3 18mm ISO400  前回の記事に続いて富士通のドキュメントスキャナ、 ScanSnapリンクはAmazonへの使用レポ・その2です。

 ScanSnapはパソコンに厳しいスキャナのようです。
 私のパソコンはAthlon64 2800+、メモリ512MBですが(2007年3月当時。2008年現在に売られている物であればまず性能不足は感じないはず)、負荷のかかる作業をしているときにはScanSnapの紙送りが遅くなります。文章を書いていてもスキャン中はかな漢字変換の反応が非常に悪くなったり。大量の画像を扱うのですから当たり前といえば当たり前ですが、それなりの性能のパソコンが必要かもしれません。ハードディスクも230GBあるのですが、あっという間に食いつぶされてしまうかも。

 ScanSnapはPDFでの出力を前提にした商品らしく、PDF以外の形式ではカラーモード時のみjpeg保存が可能と、あまり細かな設定はいじれないようです。用紙サイズ検出や重送検出はそこそこ正確に働きますし、大量のドキュメントを扱う道具として、全自動でPDF、という使い方が想定されているようです。
 でも全自動ではなかなかこちらの意図通りにはならないこともあります。
 古くなって黄ばんだ本をスキャンするときにはできれば黄色味は抜けて欲しいのです。でもそれをするには画像レタッチソフトを通さないといけないので、標準ユーティリティおまかせのワンタッチでは済みません。う~む。悩ましい。

 面白いのが付属のadobe acrobat。
 acrobat readerの方はフリーソフトということもあって割と触れたことのある人も多いかもしれませんが編集のできるacrobatは高価なソフトなので一般ユーザにはあまり縁がないかもしれません。正直、機能的には「定価高すぎ」としか思えないソフトです。
 ScanSnapにはacrobat standardとacrobat用のタイムスタンプ100カウント使用権が付属してきます。これはは「オリジナルデータの証明」が可能な機能。残念なのが追加スタンプの小売りが1000カウント(10500円)単位なこと。事業所ならともかく、個人ユーザは100カウントずつで十分です。(スキャンしたもの全部にいちいちスタンプはつけない)

 しばらく使ってみて思ったのが、やはり手間、ということ。
 スキャン自体は手間いらずです。トレイに原稿を突っ込んでおけばするするとスキャンしてくれます。
 でも、本や雑誌をスキャンするなら裁断しなくてはいけませんし、裁断した紙束に背糊が残っていたりしないか確認しないとスキャンが滞ります。ホチキスで閉じられた書類などは確実にホチキスを取り除く必要がありますし。スキャンを終えた紙束が小刻みに増えていくのも煩わしい。自治体によってはリサイクルで紙質による分類を求められるところもあるでしょう。
 オフィスならば作動音も気にならないと思いますが、この機械はプリンタの紙送り機構が動き続けるのと同じで自室で使うとけっこう気になる音を発しもします。深夜に使うと家族に嫌な顔をされるはず。

 ――次回レポでは「ScanSnapで本の山は消えるのか」について考えてみようと思います。

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2007.04.15

ドキュメントスキャナ ScanSnap・その3

 ScanSnapリンクはAmazonへ購入レポ・その3です。

 ドキュメントスキャナを購入した理由は二つあります。

  • 書き物の資料をパソコン上で利用したい。
  • 処分する勇気の持てなかった書籍を一掃したい。

 透明テキスト付PDFとデスクトップ検索の組み合わせはとても便利です。これまではフラットベッドスキャナで(スクラップブックを作るような感覚で)一ページずつスキャンして資料を蓄積してきましたが、ドキュメントスキャナで資料を丸ごと電子化できてしまえばより効率的にパソコン上に資料を集積できるはず。

 その延長として、電子化した資料の原本は必要なくなる、はずです。
 部屋の三方を埋め尽くした本棚の中身をすべて電子化できれば部屋が広くなるなぁ……と考えました。書物として取っておきたい本、というのは確かにありますが、いつか必要になりそうな気がして(でもたぶん二度と開かない)捨てられずにいる本の多いこと。

 ですが。
 ドキュメントスキャナを導入しても魔法のように本が片付くことはないでしょう。

 ScanSnapを購入して数日。文庫本を十二冊……他、雑誌やパンフレット、ムック等計二十数冊を解体し、丸ごとスキャンしてみました。本の解体は職場にあった裁断機を使ったのでほとんど手間いらず、解体本は積み上げると四十センチほどの高さになりました。
 スキャン自体も労力は要りません。ですが、書籍の解体作業とスキャンの間に、糊が残っていないかを確認する作業が必要で、それなりに手間がかかります。スキャンそのものも原稿をトレイに追加するだけとはいえ、数分おきに原稿を追加するので手離れはあまりよろしくありません。こまめに作業を要求されるので、同時に集中を必要とする並行作業ができないのです。
 ScanSnapの導入で電子化作業は劇的に楽になったのですが、その対象になる作業量が膨大なために「追いつかない」のが直感的にわかります。高々二十数冊の本を電子化するのにかかった時間と手間を考えると、壁を埋め尽くした本棚の中身を処理し終えるのにどれほどの時間が必要なのか。げっそりできること請け合いです。OCR(文字認識)処理もスキャン速度に比して遅く、高性能なパソコンが欲しくなってしまいます。(OCRはただ放置しておけばよいので手間自体はまったくかからない)

 そもそもが本棚に詰め込んである本のどれほどが資料として価値があるのでしょう。小説類も繰り返し読むのは本の山の中の数冊のみ。そんなデッドストック状態のものを電子化して意味があるのか、ということになります。
 答えは当然ノー。
 資料として必要なものは確かにありますし、それをドキュメントスキャナで電子化するのは十分に元の取れる作業だと実感できますが、ただ処分するのがためらわれた本たちに電子化の手間をかけるのは無意味と気づきました。
 というわけで今週末は心を鬼にして本棚の本を

  • 読めそうな本は古本屋行き
  • 資料として使いたいものだけスキャン
  • 日焼け・表紙消失本は資源ゴミ

と分類整理して部屋をすっきりさせることにしました。便利そうな道具にも限界はあるということですね。

 書籍を電子化するなら「読み終えてすぐ」が良いかもしれません。何事も溜め込むとろくなことはないようで……。

 次回は「ドキュメントスキャナに向かない書籍」について書いてみようかな。

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2007.04.28

ドキュメントスキャナ ScanSnap・その4

 ScanSnapリンクはAmazonへの使用レポ・第四弾。

 ScanSnapを導入して二週間。
 暇さえあれば紙ゴミを生産している毎日です。そしていつの間にかけっこう散財してしまいました。

  • 裁断機 …… 約1,000円
  • PC部品 …… 約45,000円

 裁断機を使うために職場に書籍を持ち込むのもいい加減面倒になってきたのでロータリーカッターの裁断機を見つけてきました。A4が裁断できるcarlというメーカーの物。ガレージセールにて入手。新品を買うと一万円以上するようです。
 PCの方はScanSnapを使いながら画像のレタッチやら何やらを並行作業するための性能アップでCPU+メモリ+マザーボードとほぼ中身の総入替。webブラウズやテキスト入力程度では性能アップなど感じられませんがスキャンと画像処理を平行処理しながらでも日常使用の快適さが維持されるようになりました。

 結果的にそこそこ物入りとなってしまったドキュメントスキャナ導入。お金だけでなく時間も食います。
 作成した資料の活用をするどころか自由になる時間をスキャンに使っていて、本末転倒のような気がしてきました。

 前回予告した「ドキュメントスキャナに向かない原稿」ですが。

マンガ
 マンガというより縦横に罫線が引かれているもの全般でしょうか。紙質や紙の目の向きにもよりますが、原稿の送り方向の罫線が左右に揺らぎます。特にA4サイズの雑誌で顕著。
和紙
 紙に腰がない、毛羽立ちが強め、ということで凝った印刷物に稀に使われる和紙はミスフィードが目立ちます。
写真プリント
 スキャン自体には(画質に妥協できれば)問題ありません。が、印画紙は張りがあるせいか排紙トレイに送り出した写真が次の写真に押し出され散乱します。写真の側にローラ痕もついてしまいます。
付箋のついたもの
 付箋や見出しラベルが貼られた原稿は基本的にNGです。付箋やラベルの貼られた方向によっては問題がないこともありますが……。
免許証やカード
 以前の薄いものならばOKですが、ICカードになっている最近の厚めのものはNG。

 意外とオールマイティです。ありふれた本でも紙質によってはまったく給紙できないものもあったりするので結局試してみるまでわかりません。

 そうだ。2ch掲示板で見つけた豆知識。
 ScanSnapにはScanSnap Organizerというツールが付属し、PDFとして取り込むと自動的にOCR(文字認識)にかけてくれます。OCRはけっこう時間がかかるのでScanSnap OrganizerではPCの空き時間を利用してPC利用の邪魔にならないように処理するのですが、JPEGスキャン→画像レタッチ→PDFという手順でPDF化するとこの自動OCR機能で処理できません。
 そこで。

 ①JPEGスキャン→画像レタッチ→PDF …… これを"aaa.pdf"とする。
 ②ScanSnapから直接PDF形式でダミーを一枚だけスキャン …… これを"bbb.pdf"。
 ③Acrobatで"bbb.pdf"を開き"aaa.pdf"を挿入。上書き保存。

 これで"bbb.pdf"はScanSnap Organizerのフォルダに放置しておけば自動的にOCRがかけられます。

 そうそう。さらにもう一つ豆知識。
 ScanSnapOrganizerで行われるPDFのOCRですが、上記①~③のようなレタッチ作業を含む場合は個々の画像の解像度設定をしておいた方がいいです。画像のプロパティで200dpiとか300dpiとか表示される部分。レタッチツールによっては解像度情報が消えたり不正確な数値になってしまいます。私は「解像度変更君」というツールで正確なdpi値に変更しています。この数値設定をするとacrobatでの表示時に「100%」でWYSIWYG等倍が正確に出せるだけでなく、ScanSnapOrganizerのOCRが高速になります。(96dpiとかdpi値ナシのままにしておくと時間がかかる)

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2007.05.24

ドキュメントスキャナ ScanSnap・その5

 ScanSnapリンクはAmazonへのまとまったレポとしては最終回です。

一週間分の紙ゴミ。高さ約60cm  四月の上旬に購入して以来せっせと続けていた書籍の電子化ですが、総スキャン枚数37,000枚余――厚さにして恐らくは二メートル分ほど?を作業してみての印象をまとめてみます。50,000枚のパッドユニット(ゴムの紙押さえ)交換時期ももう間もなく、かな。

  1. 書籍の山の解消にはならない
  2. 透明テキスト付PDFの便利さ
  3. スキャンデータとモバイルの相性の悪さ
  4. 意外に使える名刺OCR
  5. こまめなお手入れが必須

 ドキュメントスキャナの使用感はこの五つに尽きると思います。

 「書籍の山の解消にならない」というのは書籍整理をドキュメントスキャナに期待していた人にはがっかりな結論かもしれませんが、偽りのない実感です。スペース確保目的での導入は労力が割に合わないと断言します。
 毎日二時間前後を費やして一ヶ月半、電子化できたのはA4雑誌とB5雑誌計200冊ほど。資料的な意味合いの強い雑誌数種だったので「後で便利に使えるはず」とモチベーションが維持できましたし、実際資料として活用しているので「スキャンして良かった」と思います。けれど、単に捨てるのがためらわれるだけの書籍類に同じだけの労力を費やすのは私には無理です。
 スキャナ自体がちょっとやそっと速くなっても書籍の山を片付けるという用途には適さないでしょう。ネックはスキャン速度ではなく手間と得られる成果にあると思います。(機械の速度が上がっても作業トータルでの時間短縮効果は薄い。トレイに原稿を放り込んで別の作業を始めるとスキャン終了に気づかず放置状態になる→速度なんてどうでもよくなる)
 電子化してみても新しい知見が得られるわけではありません。
 検索できても古いデータを利用することはまずありません。(2007.12追記 実際に電子化したデータの中で利用しているのは新しいデータばかり) つまり、新しいものほど電子化した方が効果的なのです。逆に言えば古い書籍・資料は手間をかけても労力対効果が低い=電子化のモチベーションが湧かない、となります。
 てなわけで資料性が高いはずの捨てられない古資料は未だに山をなしたまま片付きません。(2008.4記)

 小説類はとくにスキャンしてしまうと読まなくなるでしょう。スキャンしたものの品質はやはり印刷物には適いません。モニタ自体が100dpi未満でスキャンデータを扱うには性能が不足しています。コミックもスキャンしてしまうと繊細な絵柄の物は見映えしません。結局、購入直後に試しにスキャンしてみた小説とコミックは顧みられることなく無用のデータと化しています。資料として検索し参照する見られればいい物には向いていますが、内容を楽しむコンテンツのスキャンは今ひとつです。(2008.5記)

 透明テキスト付PDF作成は、電子化するなら必須。
 デスクトップ検索ツールと併用することでスキャンした資料がそのままデータベースになります。ただし、記事を電子販売しているものは素直にデータを買ってしまうのがお勧め。画像の上に記事を刷り込んでいるような書籍類もOCRの精度が低くなりすぎてスキャンする甲斐が薄い気がします。検索できない画像のみの電子化は――利用価値がないと、私は思います。
 ScanSnapOrganizerのOCR機能はそこそこ優秀です。が、型番が列記されるようなカタログみたいなものでは「0(ゼロ)(オー)(句点)(丸)」「1(いち)(アイ)(エル)」「8(はち)(イー)」の判別がつけにくいようで記されているはずの内容が検索でヒットしない(※1)ことも珍しくありません。便利だけれど過度な期待は禁物、といったところでしょうか。
(※1)OCR自体の問題以外にもWindowsDesktopSearchやGoogleDesktopSearchは「あるはずの単語が検出できない」「ないはずの単語が検出される」問題がある。それも頻繁に。

 モバイルとの相性の悪さ、というのは愛用のZaurusとのことです。
 PDAの中では比較的大きく精細な画面を持つZaurusですが、A4やB5サイズのスキャン画像を閲覧するのは少々荷が重く、また、透明テキスト付PDFでの内容検索ができません。せっかく小説書き用に資料を電子化しても、それがモバイルで活用できないとあっては片手落ちです。ノートPCならばPDFでもへっちゃらなのですが……。
 ZaurusのPDFの閲覧ソフトがどうにもメモリ食い&処理が重い、ということもあって実用性は低いです。

 オマケのようについてくる名刺OCRソフト。
 これが意外に使えます。2008年の正月に溜め込んだ名刺を読み込ませて整理してみたのですが、認識率も高く、アドレス帳が比較的楽にできあがりました。Zaurusのアドレス帳と連携させて超便利!と言いたいところなのですがOutlookを間に挟まねばならないのが玉に瑕。
 ScanSnapユーザで未体験の方はお試しあれ。

 埃。埃もScanSnapの大敵です。
 ScanSnapのように原稿を動かしてスキャンする機械は、読取装置部分のガラスに埃が落ちただけでスキャン画像に縦線が入ってしまいます。特にカラー原稿では埃ひとつで赤・青・緑のいずれかの原色の線が引かれてしまうので目立ちます。これはもうスキャナをこまめに掃除するしか対処の方法がありません。原稿も(古い本であれば特に)濡れ雑巾で表紙や小口をざっと拭くのがお勧めです。裁断部も意外に細かな紙粉がついているものですし。
 スキャナの掃除ですがこまめにするのはメガネ拭きで読取部を軽く拭くだけでOK。
 印刷インクは油ですし、紙の繊維屑が出るので、時折、掃除機でぶぃ~んと吸い、不織布に無水アルコールを垂らして読取部を拭いてやるとすっきりします。あ、でもブロアの類で空気を吹き付けるのは厳禁。読取部の内部に埃が押し込まれ、ピンボケ縦線の元になるとか。(2006.6.11追記)

 その他にも気になった点を列挙しておきます。

  • 紙質、紙目方向によっては縦罫線が左右に波打つことがある
  • 色つきの紙に印刷された原稿は紙の色が抜けてしまう
  • 柔らかな(厚めの)原稿や写真にはローラの痕とピックアップユニットの爪痕がつく。
  • 原稿トレイ容量50枚は雑誌や書籍の処理には少ない。

おまけ

 最近はMac用モデルのScanSnap S510MリンクはAmazonへ小型版のScanSnapS300リンクはAmazonへも出たようです。コクヨのCaminacsリンクはAmazonへやキヤノンのimageFORMULA DR-2510CリンクはAmazonへが競合機種になるのかな。コクヨのは原稿の重送が起こりづらいとの評があるみたい。

まとめ

 嵩張る本を電子化してスペース確保という目的には向きません。ドキュメントスキャナを買い、事務用の裁断機(例:PK-513リンクはAmazonへ楽天あたりで「500枚らくらく」と売られているもの)を用意して万端環境を整えたとしても三ヶ月と経たずに挫折するでしょう。フラットベッドスキャナに比べればマシですが、やっぱり手間は手間なのです。「スペース確保」という報償に対しては電子化は手間と時間がかかりすぎます。
 検索利用することが確実な資料の電子化にはとても役に立ちます。日々手に入れる新鮮な資料を新しいうちに電子化するのが最も効果的。明確なリターンがあるので電子化に伴う手間も惜しくありません。

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2007.08.30

液晶モニタ

UXGA液晶買ってみました ドキュメントスキャナを購入してスキャンデータを活用するようになると1280×1024の17inch液晶モニタでは手狭になりました。A4縦のスキャンを画面いっぱいに表示しても文字が潰れがちなのです。

 というわけで買ってきました。20.1inch液晶。

  • 縦1200ピクセル以上
  • 目が疲れない
  • 安い

 こんな条件で探していたところIO DATA AD202G(リンクは参考・Amazonへ)が池袋の家電店で29800円で売られているのを発見。2004年8月の型なのでもう丸三年も前のモデルになります。
 最近の低価格モニタは油膜みたいな干渉縞っぽいのがチカチカして見えるモデルが多くてなかなか買う気にならなかったのですが、後継モデル(AD203G)の展示を見て好感触だったので買ってきました。

 デザインは多少無骨な感じ。キーボードやトラックボールともようやく色が合いました(これまではアイボリー枠のモニタだった)。ワークデスク代わりに使っている木目の食卓と今ひとつ合いませんが。
 スキャンデータも1600×1200ピクセルの広い画面で見やすくなり、A4縦の見開きが実用的になりました。目的達成です。

 不満点も

  • 多少ザラザラして見える
  • 輝度があまり下げられない
  • 視野角はそこそこ広いけれど色味の変化が大きい。(モニタ左寄りから見ると暖色、右寄りから見ると寒色へとずれるので左右の目で見る色合いが違う→両目で見たときにチラついた錯覚となる)
  • 表示色の色温度が高い。色温度を6500Kに設定してもまだ青い。

など、無いわけではありませんがこれらを解消しようとすると十万円以上の製品しかないようなので妥協できる範囲かな。ザラザラ感はいままで使っていたBuffaloの17inchモニタとどっこいの感じです。

◆ ◆ ◆

 お役御免になった17inchモニタをサブモニタとして接続してやろうと思ったのですが、机の上にモニタを置くスペースがなく挫折。机からはみ出させて使うには「ディスプレイアーム」なるものが便利そうなので検討を始めました。

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2007.09.06

デュアルモニタ

仮設デュアルモニタ 前回の記事「液晶モニタ」の続きです。

 モニタアームはまだ情報収集中と言うことでとりあえずデュアルモニタだけ試してみました。場所を無理に作ってモニタは仮置きです。

 うわ。
 色味がぜんぜん合わない。

 17inchモニタが黄ばんで見えます。薄く緑被りもしてる感じ。写真は角度がついてしまっているので参考にはなりませんが。

※9/9追記:古くなった液晶モニタは冷陰極管やバックライト駆動用インバーターの劣化で色温度が下がってしまうようです。

 二つの画面というのも微妙です。
 文章書きではあまり意味がないかな。エディタはVGAくらいの広さがあれば十分だし、辞書ソフトも同様。他に使うのはスキャンした資料類程度で、大きな画面は必要とするものの、資料と編集画面を首っ引きで文章を書くことはあまりしません。頻繁に見比べる必要がないのであれば他のウィンドウの後ろに隠れていても構わないわけで……。
 私のおつむはマルチタスクに対応できないロートル仕様なのかも。

  • 画像処理
  • 大量の資料を見比べる必要のある作業
  • 動画やweb閲覧などの“ながら”作業

 こんな作業はマルチモニタが役に立ちそう。

ピボット表示  横長のモニタが二つ並んでいても視線の移動が大きすぎて使い勝手が今ひとつです。
 そこでピボット(pivot)機能を試してみました。
 モニタ自体にはその機能がないので17inchモニタのスタンドを外して無理矢理ごろんと回転させ書見台上に設置です。左側が17inch縦。表示の回転はグラフィックカードの回転機能を利用しました。
 これならA4スキャンデータでも単票ならばっちり表示できるぞ、と思ったのですが以前から使っていたこの17inch液晶、視野角がとても狭いのです。ピボットさせるとその欠点がモロに……。
 液晶にはどうやら回転させて表示させるのには向かないタイプがあるようです。(同じTFT液晶の中でもTN方式と言うのはピボット回転させるのに向かないらしい) 20.1inchの液晶の方は試しに回転させてみても普通に使えるのに。残念。

 マルチモニタには憧れがありましたが、試してみた手応えはイマイチです。半端なサイズのモニタを複数並べるなら最初からDellの30inch(2560×1600 14万円くらい→Dellサイトへのリンク)でも買ってしまった方がすっきりしそう。
 モニタアームは「急がなくてもいいや」って感じかな。

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2007.10.05

NASA WORLD WINDで火星へ行こう!

NASA WorldWind 火星マリネリス峡谷上空より 1598x1118 最新の話題というわけではありませんが……。
 NASA World Windというソフトがあります。アメリカのNASAが公開しているフリーソフトで地球・月・金星・火星を地球儀のような天体のスケールから市街図までを一続きの立体地図として眺められるもの。

 左画像はWorldWindで表示させた火星のマリネリス峡谷の一部です。高度80kmあたりから見下ろした風景。クリックすると1598x1118の大きな画像が開きます。

 本家のNASAのソフトなのでオンラインで高解像度データを自動ダウンロードしてきれいに表示してくれます。紹介した景色はWorldWind上では3Dゲームのようにぐりぐりと動かせます。これはかなり感動しますヨ。

 さらに面白いのが"Anagryph View"――赤青メガネで見るアナグリフ立体写真モード。ゲームのように動くアナグリフ映像を楽しめます。3D機能を生かしている楽しい表現です。思わず頭を動かして画面を斜めから覗き込んでしまったり。

 火星や月といった異世界ではなく私たちの暮らす町もかなり精細な画像で観察できます。「うわっ。これ近所の公園だ」とびっくりできること請け合い。世界中のほとんどの場所が地球儀の状態から大縮尺までシームレスで眺められるってよく考えるとスゴイ。

 そうそう。火星地図は標準設定では高さの情報が三倍に強調表示されます。
 上の画像は等倍設定でのもの。
 WorldWindの動作には3D表示に対応したWindowsPCが必要です。多少の英語力と辞書を引く手間も必要かも。アナグリフ表示には赤青メガネ(自作可・簡単)も必要です。

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2008.01.01

2007年総括レポート

 2007年の統計情報をご報告。

検索ワード年間トップ10

順位 キーワード カウント
1 Zaurus 879
2 SR-001MK2 726
3 ScanSnap 545
4 フォント 421
5 STAX 334
6 スキャン 258
7 ドキュメントスキャナ 225
8 豪徳寺 193
9 スキャナ 188
10 二次創作 182

 検索ワードではやはり商品のインプレッション記事が多数を占めます。STAXのヘッドホンドキュメントスキャナの記事に集中しています。これらの商品紹介サイトは多いのですが、詳細なインプレッションが少ないためでしょうか。Zaurusに関してはmakeqpf関連のワードで情報を探してこられる方が多いようです。
 わなびざうるすで力を入れているはずの「招き猫」キーワードでの訪問者はほとんどありません。写真点数的にはそれなりに充実した招き猫サイトのひとつではないかと思うのですが。質はともかく。googleやyahooで「招き猫」と検索してもずーっと下位でしかヒットしないのが原因でしょうか。海外からの来客を意識したManekinekoの文字列もあまり有効に機能していないよう。今からでもカテゴリーに「招き猫」を作ろうかな、とも思ったのですが、過去の招き猫記事全部にそのカテゴリーを割り振るのが億劫で手つかずです。

 秋以降に少しコンテンツを強化した小説創作関連ですが、こちらは同時期に登録した専門サーチエンジン経由でのアクセスが多かったようです。ページ別訪問者数では小説置場SR-001Mk2ScanSnap関連とほぼ並びました。書き手としては配布ファイルのダウンロード数が気になるのですが、ココログのアクセス解析では把握できないようです。小説のアンケート回答数では

あかねいろ 10
シムーン二次創作 3
Rl8二次創作 2
といったところ。回答率は高いのか低いのか。

ドキュメントスキャナ

 安定して多くのアクセスのあったドキュメントスキャナScanSnapですが2007年3月の購入から年内いっぱいでスキャンしたのは

雑誌 288冊
書籍(資料類) 89冊
小説 67冊
パンフレットetc 121枚
と振り返ってみると大した量ではありません。データにしてトータル50GB程度。新しく買って読み終えた資料類から優先して処理しているのでスキャン待ちの本の山はそのまま少しも減っていない……。割とマメに作業していたつもりでもこんなもの。

リピート率

 9.6%

アフィリエイト

発送済み商品 売上 紹介料
発送済み商品の合計
(Amazon.co.jp)
10 ¥39,954 ¥1,199
発送済み商品の合計
(マーケットプレイス)
4 ¥9,034 ¥270
発送済み商品合計 14 ¥48,988 ¥1,469
返品数合計 0 ¥0 ¥0
紹介料合計 14 ¥48,988 ¥1,469

 特に宣伝に熱を入れたわけでもないのでこんな感じでしょうか。このブログを通じてのお布施ということで、お正月には同額を近所の寺社の賽銭箱に投げてこようと思います。

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2008.02.11

一太郎2008・その1

一太郎2008  自宅のパソコンでは滅多に印刷などしないのですが、投稿用の原稿は印刷しないわけにはいきません。体裁にあまり拘らないものならばOpenOffice.orgのWriterで出力してしまうのですが、残念なことにOOoは縦書きが苦手です。特にふりがなをつけたりするととても見苦しくなります(※解決策あり。コメント参照)。と言うわけで久々に一太郎を引っ張り出してみたのですがうちの一太郎はver.12でした。2002年製です。
 さすがに新しくしても良さそうなので発売直後の一太郎2008リンクはAmazonへを買ってみました。ということでレビューでもひとつ。
 旧verがあったので私が購入したのはバージョンアップ版。6720円でした。ATOK単体との価格差がほとんどありません。

 さっそくインストール。
 う~ん。やっぱりワープロは何をするのも操作が迂遠です。ver.12と比較しての印象を列挙してみると、

  • 標準のショートカットキー操作がとても変。(他のWinソフト比)
  • ドラフト(簡易表示)モードが使いにくい。見づらい。
  • 検索・置換機能が高速化されていた。
  • イメージモードの操作感少し向上。
  • エディタモードは縦書きもできてドラフト表示モード要らずに。でも行間べったりで見づらい。
  • ナレッジウィンドウの操作感向上。洗練された。
  • アウトライン機能は面白そう。
  • JIS X0213:2004とOpenTypeフォントに対応し異体字も含めて使える漢字が増えた。
  • ATOKは2006(単品購入していた)から見映え以外あまり変わってない。

 機能は増えていますが、基本の文字入力・編集機能のブラッシュアップがいまいち。MS-WORDやOOoに比べれば縦書きの表現は優秀容易ですが、パソコン上で小説を書くという用途では秀丸(テキストエディタ)の方が快適です。PDA等の非パソコン環境で編集したいということもありますし。惜しいと思ったのは……。

  • ナレッジウィンドウの辞書連携機能でEPWING辞書を引きたい。
  • PDF出力したい。(仮想PDFプリンタとの相性が悪いみたい) → PC環境のトラブルだった。仮想PDFプリンタに問題なく出力可

 危うい印象なのが「アウトライン→基本→提出」のフェーズ構成。これ、基本だけを使っていれば古い一太郎と変わらないと思うのですが、文書作成の手順をカタチにしてしまったことで柔軟性が失われてます。すでに原稿用紙600枚超のテキストからアウトラインを確認しようとすると「げっ」となること請け合い。「スタイル」という機能とも密接に絡み合っているし、目次機能ともぶつかります。ver.12で章・節立てに目次行属性を設定していたのにアウトラインとして認識させるには「スタイル」の属性につけ直さないといけないって、げっそり……。

 とはいえ、日本語ワープロとして、特に縦書きでの出力を前提とするなら他に選択肢らしいもののないのも事実。新しい試みも頑張っているようなのでユーザとしては新機能を使いこなす工夫も必要なのかも。次に一から新しい物を書くときにはアウトライン機能が生きるように使ってみようと思います。
 でも、構造化テキストを読み込ませてアウトラインを生成するくらいのことは一太郎でできてもいいと思う。
 青空文庫形式のタグも解釈してくれるといいな。

●わなびざうるす内一太郎2008レビューリンク

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2008.02.14

一太郎2008・その2

 前回の一太郎の記事を見なおしてみるとちょっと不公平かな、と思えたので追加レビュー。いずれも一太郎ver.12から一太郎2008リンクはAmazonへへの比較なので必ずしも最新の機能のみに関する話ではないかもしれません。

●全体的に高速化されている。

 ver.12比ですがイメージ画面での操作全般に渡って反応が良くなっています。スクロールも速いし、文字の挿入や削除もあまりストレスを感じず。行間もきちんと取られ、縦書きもできるので実質的にイメージ画面だけで十分。一太郎自体の起動も文書の読込もver.12に比べると明らかに速くなってます。

●一太郎メイク

 単に文字を打って印字するシンプルなワープロとして使いたいなら「フェーズ機能」はいらないわけで、不要な機能は隠してしまった方がすっきりします。と言うわけで「一太郎メイク」機能。雛形がいくつか用意されていて、縦書き主体の人ならば[一太郎メイク]-[切替]-[縦組]を選べばすっきり。

●アウトライン

 アイデアとしてはWZEditorや秀丸の階層テキストと同等のものです。試みに階層テキスト(『.』半角ピリオドを行頭に置き、そのピリオドの数で見出し行の階層レベルを示す)を読み込ませて「自動的にアウトラインレベルを解析」というアイコンを押してみましたが、このアウトライン解析は箇条書きっぽい行を全部見出し行と見なしているだけのようで、既存テキストの自動アウトライン化はイマイチみたいです。
 アウトライン画面を弄っていて思ったのですが、

 段落スタイル――字下げや行装飾の表示上のもの
 アウトライン――文の構造

 この二つを重ね合わせてみたら「おや。一致させられるじゃん」という造りに思えます。

 投稿用の原稿をアウトライン機能ですっきり見られるようにスタイルを設定してみました。約229,000文字の文書でも三十分ほどの作業で済んだので、既に作成した文書をアウトライン機能に合わせるのもそう骨ではない感じです。マクロを使えば階層テキストから一太郎のアウトライン適用も自動でできそう。
 でも、階層構造の一覧性が悪くてイマイチ。

●異体字

 これは微妙なところ。Unicode対応がされた時点でかなり幅広い漢字が使えるようになっていたので目新しさはあまりないかも。高と髙は異体字扱いではないようです。齋と斎は異体字として検索されます。異体字と別字の扱いの境界線はよくわかりません。
 納得行かないのがunicode対応。utf8のテキストを[開く]ダイアログから読み込ませると文字化けします。異体字やJIS X 0213:2004対応を謳っている割にはお粗末ではないでしょうか。

●校正

 校正機能、初めて使ってみました。
 「Just Right! 3」の校正エンジンだそうです。
 登録単語と一致しない語をピックアップする校正機能は超強力。これ、作成した文書に一回かけるだけで表記上の間抜けなミスは大幅に減ると思います。ただ語の意味までは面倒を見てくれないので、例えば「避難」と「非難」、あるいは「自社」と「寺社」の使い分けが間違っていても指摘してくれません。それでもこの機能のためだけに最終工程を一太郎にのっけてもいいかな、という気になりました。
 表記の揺れをチェックする機能も強力ではあるのだけれどこちらは人間の作業量も半端でないので分量のある小説だと一日がかり。いや、休日丸一日使っても終わりませんでした。滅茶苦茶大変ですが文章だけ見て表記統一するのは不可能なのでやらざるを得ない感じ。ただし、ちょっと危険です。表記揺れを統一する一括置換機能があるのですが、それのアンドゥが効きません。やり過ぎて文章を壊すと修復する手立てが無くなるので「全て置換」は使わない方が賢明です。

●まとめ

 全体的に操作感も見映えも良くなってます。ver.12のナレッジウィンドウは正直「邪魔」と思ったけれど2008ではATOK用の辞書セットの表示領域として活用できたりして実用的に。ATOKのオプション辞書(明鏡とか)を範囲選択→Ctrlキーでさっくり引けるのは快適。アウトライン機能はまだ荒削りな感じで、この先何年かかけてシェイプされていきそう。
 小説を書く道具としては……ゼロから書き上げるならば、私はテキストエディタを選びます。モバイル環境との兼ね合いもあるので。印刷やPDF出力のための道具として最終工程には、設定も簡単で直感的だし、校正機能も強力なので一太郎を使うことになりそう。

 そうだ。
 一太郎には“JSファイル検索”というツールがついてきますが、これを動かしているとWindowsDesktopSearchと機能がぶつかってWDSのインデックス作成が進まなくなります。WDSをお使いの方はご注意を。

 後日、ATOK2008のレビューも書いてみようと思います。

●わなびざうるす内一太郎2008レビューリンク

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2008.02.16

一太郎2008・その3 ATOK篇

 一太郎2008リンクはAmazonへ購入レポの続きです。
 ATOKに関しては語れることがあまりない気がしてきました。

 変換効率は入力する文章の種類によって大きく変わります。“創作系”ブログとしては小説書きに使った印象でも。

 「変換効率? どーでもいいかも」

 すみません。でもそんな感じなんです。
 例えばコーヒーを入れる時でもインスタントコーヒーは「入れる」で、自家焙煎のレギュラーコーヒーを布フィルターで細心の注意を払ってドリップした場合は「淹れる」にしたい。「淹」の字に特別な意味があるわけじゃないんです。辞書的には。でも書くときには使い分けをしたい。あるいは「いれる」を口にするキャラクターによってそれが同じコーヒーでも「入れる」だったり「淹れる」だったり「いれる」だったり。
 もう変換効率がどうこうという話ではないですね。
 客観的な正解がないんですから。
 ATOKは「間違っていない」候補を出してくるのは得意です。でも使用者の思ったとおりの用字をしてくれるとは限りません。変換効率が高い、と喜んでいるのは本来のあなたの用字をATOKに宛がわれた用字に入れ替えられているだけかもしれません。

ワーカムで書いたらきっと違う内容になるだろう

――神林長平『戦闘妖精・雪風』リン・ジャクスンの言葉

 入力環境の快・不快で言うならばATOK2008は比較的「快」に近いところにあると思います。が、それは変換効率が高いからではなく、不足のない語彙を持った辞書があり、キー操作が比較的自由に割り付けられ、動作も極端に重くはないから。私にとってはそれだけです。
 結局、言葉を選ぶのは自分です。
 評判のあまりよろしくないMS-IMEやことえり、ZaurusのIMEのどれでも、快適性にはほとんど差はない、と思います。(Zaurusで推測変換が切れないのだけは明らかに不快annoyですが)
 かな漢字変換という機能はもしかしたら、出来が良くなればなるほど存在感が消えていくものなのかもしれません。「どーでもいいかも」という私の感想はもしかすると出来の良さの裏返しなのかな。
※ビジネス文書を素早く仕上げるなら断然ATOK。誤りのない文章という視点では抜群に良い。

 ATOK2008でちょっと嫌だなと思ったのは候補一覧の表示がもたつくこと。新デザインはノートPCや最新でないPCには重いみたい。[候補デザイン切替]を[クラシカル]にしたら快適になりました。改善法ありました。→ATOK-文字表示の遅れが気になる
 それでもまだ重く感じられることがあったので

  • 旧ver.から引き継いだ自動登録単語の全削除
  • 単語自動登録オフ

 これでATOK15あたりと変わらない軽さに戻りました。(2008.3.24追記)

●わなびざうるす内一太郎2008レビューリンク

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2008.02.19

一太郎2008・その4 校正実践篇

 一太郎2008リンクはAmazonへレビューも四回目。
 その2で褒めた校正機能、小説制作で実際に活用してみたので実例を交えて詳しい印象を。

一太郎2008校正機能 まずは誤字校正。
 助詞の抜けや校正辞書に未登録の単語を見つけると拾い出してくれます。四