カテゴリー「ペット」の7件の記事

2006.03.02

20060302_run  うちで飼っている猫のるんといいます。1990年頃の生まれのはずです。もう、ずいぶんおばあさんですね。
 この子は少し前から心臓が悪かったのですが、そのためか一昨年に脳梗塞を起こしてまっすぐに歩くのが難しくなり、高いところに登れなくなりました。昨年には同じように発作を起こして目が見えなくなりました。
 手足の腱も強張ってきたのか、出し入れできるはずの爪が伸びたままになり、爪が内側に曲がってしまいました。放っておくと爪が自分の肉球に食い込んでしまうので定期的な爪切りが必要です。

 目が見えないにもかかわらずこの子は早足で家の中を歩き回ります。コツン、ゴツンとあちこちの家具にぶつかりながら、手探り――というより行き当たりばったりでエサの場所、トイレ、寝床を探り当てています。

 非常に態度の大きな子で、毎朝、五時半くらいに暖房がタイマーで動き始めると大きな声で私を呼びつけます。こちらが起きて撫でてやるまでは機嫌の悪い声で鳴き続けるのですが、撫で始めると途端に甘えた声になるのが現金というか……。
 騒ぐのは朝だけではなくて、甘えたくなった時にいつでも、かもしれません。
 視力を失ってからは鳴いて騒ぐ度に抱き上げてやっていたので、偉そうに人を呼びつける子になったのかも。

 写真はもうずいぶん前、マニュアル操作のコンパクトカメラで白黒写真を撮るのが流行った時期がありました。その頃に撮影したものです。プリントからスキャンしたので埃っぽいですね。
 写真の天地はこれで合っています。こういう状態の時にお腹に触ると猫キック必至。

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2006.04.06

古い写真

015 押し入れの中を掻き回していたら古い写真が出てきました。
 紙袋に突撃~。袋の底をがさがさ鳴らしながら向けると、この通り。

016 空き缶も好きです。
 こちらは日付入り。89年。今では昼寝ばかりしているこの猫も当時は元気に飛び回っていました。

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2006.05.10

うちの猫

なんだこいつ FinePix F10 1/320sec F2.8 8mm ISO400 部屋の中だと猫の写真がうまく撮れないので外へ連れ出してみました。
 近所の空き地で撮影会。目の見えないうちの子は走らないので回収も簡単です。野良猫が背後で睨みを利かせています。手前側のピンボケ気味なのがうちの子。

外の臭いだ…… FinePix F10 1/105sec F2.8 8mm ISO200 -0.3EV 久しぶりの外で周囲の気配の違いにおっかなびっくり。ひたすら風上の香りを窺います。
 早朝で比較的周囲も明るいのですが、瞳孔は開き気味。眼自体は悪くないのですが、光の調節がうまくいかなくなってしまったせいか視力を失って一年ほどで黒目が少し白っぽくなってきてしまいました。

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2007.08.10

おやすみ

涙 我が家の猫“るん”が息を引き取りました。
 目の見えなかった彼女は家の中をあっちにごつん、こっちにごつんとぶつかりながら歩き回っていた毎日でしたが、一週間ほど前に立ち上がれなくなり、食べ物もうけつけなくなってしまいました。水と粉ミルクをストローでわずかずつ飲ませてはいたのですが。

 19歳だったはずです。

 左の写真は数日前に撮ったもの。

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2008.04.18

金色の犬の想い出

 以前に飼っていた犬の話です。

毛玉もこもこ

 ゴールデンリトリバーの子犬がやってくることになりました。
 もらってくる前に撮られた写真。どの子がうちに来たのか、不明です。

ぶっとい足! そしてやってきました。
 ぶっとい足は大きくなる印。名前はアランです。子犬の例に漏れずとてもいたずら好きのやんちゃ君。

むくむく

 見る見る大きくなりました。まだ毛の色は子犬らしい白っぽい色です。

アラン君30kg そして一年でこんなにりっぱな成犬に。大型犬(ゴールデンリトリバーは分類では「中型」ですが、アランはダイエットしても30kgの大物)は成長も早いのです。

 30kgの巨体で躾ができていないと大変なことになります。
 リトリバーは概ね心優しい性格ですが、本気で噛みつけば人の腕の骨くらい軽く粉砕する顎の持ち主でもあります。というわけでドッグトレーナー(指導員)の訓練を受けることにしました。犬の訓練というのは犬自体が三割、飼い主が七割という感じで、「躾方のコツを飼い主が学ぶ」ことが中心となります。単なる表面的なハウツーではなく「甘やかしすぎない」「主として立つ」ことを勉強しなくてはいけないのでかなり大変です。でした。『動物のお医者さん』という漫画に「飼い主の忍耐力を試しているのか」という冗談交じりのセリフがありましたが、まさしくその通り。

つづく

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2008.04.19

続・金色の犬の想い出

海、コワイ

 海へ遊びに出かけました。
 初めて見る海にアランはドキドキ。水が大好きなゴールデンリトリバーなので噴水や小川を見ると飛び込みたがりますが、海は波打ち際まで駆けつけてもおっかないようで入りたがりません。

骨、ダイスキ ペットショップに行くと牛の骨のスモークしたものが売られていて、その一番大きなものはヒトの大腿骨くらいあります。こんな骨も数日で半分平らげてしまう強力な歯。犬用のガムでも同じくらいの大きさのものはありますが、ガム程度ではあっという間になくなってしまうのでアランのおやつにはもっぱら骨を与えていました。

スポーツ刈りでヤギに舐められ

 夏の牧場に遊びに行ったときの四歳のアラン。暑さが堪えているようだったので思い切ってスポーツ刈りに。金色の毛並みが自慢の子だったので少し不憫ではありましたが、東京の暑さは洋犬には厳しいようです。
 この頃からなんとなく元気がないな、と思うことが増えてきました。散歩の大好きな子だったのに途中で「帰ろう」と気の乗らない様子を見せることが。大型犬は老化が早いと聞いていたので(骨を齧っている写真でも顔が白っぽい。これはヒトでいうところの白髪)ちょっと寂しく思っていました。

最後の一葉

 五歳になったある日、ぽたぽたと失禁しているアランに気付きました。明らかにおかしい、ということで獣医で診察を受けると脾腫(脾臓の腫れ)とのこと。さらに精密検査の結果、細胞性免疫性貧血との診断に。獣医さんには手を尽くしてもらったのですが、一月半ほどの治療も空しく息を引き取りました。
 写真は入院中に見舞いに行ったときに撮ったもの。前足には点滴。貧血で意識がぼんやりとしているらしくアランの視線も茫洋としてしまっています。これがアランの最後の写真です。

 亡骸は「おおくら大仏」の妙法寺の動物霊園で焼いてもらいました。
 対応も丁寧で、焼き上げた骨の扱いも人と変わらず、感じの良い葬儀で送ることができたと思います。

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2008.05.20

『ネコを撮る』岩合光昭

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岩合光昭
朝日新書
2007.3.30
756円

評価:★★★★☆

 動物写真家岩合光昭の猫撮影技術本。
 技術、と言っても具体的な撮影技法やノウハウではなく、どうすれば猫に写真を撮らせてもらえるか、を中心にまとめた本。そして実は冒頭の数ページでこの答えは出てしまっていたりします。
 その答えを色々な体験談を通して繰り返し、少しずつ切り口を変えながら説明しています。要は、猫に好かれる人になること、なのですが、たぶん難しく感じられる人にはいつまでも難しい問題なのでしょう。

 載せられている写真のどれも猫の可愛さ、面白さが溢れているので、ただ眺めるだけでも楽しい本。巻頭のカラーページだけでも魅力的ですが、モノクロページにもモノクロ向きの見やすい写真が配されています。

 結論。猫は可愛い。

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