創作のための電子辞書
小説を書いていてお気に入りなのが電子辞書。電子辞書専用機ではなく、ザウルスの辞書ソフトとEPWING辞書の組合せを使ってます。ザウルスをパソコン画面の横にかざして眺めると大体この画像をデスクトップパソコンで表示したくらいの大きさになります。
「小さい。読めないよ」と思うかもしれないけれど、ザウルス上では640x480ドットで表示されるので意外とくっきり鮮明。
使っている電子辞書は下表の通り。
ただし、Zaurus等のPDAで使う場合は「EPWING」形式、もしくは「EPWING形式へ変換可能」な商品を選ばないと使えません。下表ではAmazonへのリンクを貼っていますが、あくまでも私の環境でEPWING化して利用できたという商品への参考リンクに過ぎません。PDAやPCでの利用はご自身の環境に合わせた商品をご自身の責任でどうぞ。
Zaurusでしたらztenvという検索ツールがお勧めです。→Edict Memo
WindowsMobileならばEB series support pageあたりが定番かと。
PCならばDDWin、もしくはJammingが有名です。上記のEBPocketのWin版EBWinもシンプルで使い勝手が良いですね。
広辞苑 |
デ 紙 | もっとも使用頻度が高い。が、語釈や用例が古語寄りな点に不満。広辞苑は他の辞書とのセットが安くなっていることが多い。私が買ったのは『スーパー統合辞書2003』。リンクはAmazonの『スーパー統合辞書2006』へ。 |
角川類語国語辞典 |
紙 | 非常に便利。文章書きで紙の辞書を一冊だけ使うとしたらこれ。慣れないうちは引くのが面倒に感じるかも。ただし語釈部分は広辞苑の簡略化丸ぱく。用例までほぼ同じ。 ライバルとなるべき三省堂や講談社の大型類語辞典が揃って劣悪な出来だったので今でもシソーラス形式ではこれ。五十音形式の類語なら講談社学術文庫の『類語の辞典(上)』 |
大修館日本語大シソーラス |
デ 紙 | 膨大な語彙に圧倒される。大型国語辞典との連携は言葉選びでの鉄壁のコンビ。デジタル版を強く推奨。自然科学・工学系の言葉は少し弱め。2007年に広辞苑、明鏡、大シソ、日本語表現活用辞典のセット商品も出たけれど、2008年になっても広辞苑が旧版のまま。惜しい。 |
| 漢字源 | デ | 古典にはあまり縁がないせいか、漢字辞典はどれもあんまり印象が変わらない……。 |
| 研究社英和・和英 | デ | 漢字源と共にデジタル版広辞苑のセット商品でついてきた。本格的に駆使することはないけれど、けっこう利用している。モバイル環境ではこれの音声データを取り除くことでかなりコンパクトに。 |
| 現代用語の基礎知識 | デ | これもデジタル広辞苑セットのおまけ。専門知識としては物足りず、一般的な知識としては無駄な内容ばかりで使用頻度ゼロ。Zaurusでは削除してしまいました。EPWING化したWikipediaの方がよほど便利。 |
理化学辞典 |
デ | 便利は便利、かな。理系の専門知識のサポートに。文系の人が科学面の知識を強化するのには不向き。理系の大学基礎教育がないと活用できません。工学部時代にこれを持っていればずいぶん役に立ったのに……。 |
岩波生物学辞典 |
デ | 理化学事典と同時に買ってしまったけれど、私が専門が生物でないためか内容が十分には消化できず。生物専攻の人向け。 |
研究社日本語表現活用辞典 |
デ | 古典重視の用例に不満のある広辞苑の補助として導入。利用頻度はさほど高くないものの好感触。 |
![]() 研究社理化学英和辞典 ~ 英和コンピュータ用語辞典付き |
デ | 理系英語文献には便利。だけど英語文献の利用頻度が低めなため、あまり活躍してない。海外の理系最新文献(論文の類)を自分で漁る人向け。科学雑誌の記事や一般向けコラム程度ならば通常の英和辞典で十分。日本語の訳文は専門用語そのままで無解説なので理化学辞典との連携がお勧め。 |
Zaurus+ztenvという環境は辞書の利用に関してはデスクトップPC上よりも快適だったりします。ztenvの使い勝手が非常によく練られているせいかな。
もうひとつ。Zaurusでは使えないのですが、ATOKの辞書セットに含まれる明鏡国語が実はとても使い出があります。同音異義語(例:聞く、聴く、利く、効く)の使い分けをわかりやすく説明していてPC上では「日本語表現活用辞典」は使わなくてもいいかな、というくらい便利。変換効率の点で定評のあるATOKですが、私には変換性能よりもこのATOK版明鏡国語辞典に追加されている使い分けの解説が素晴らしく思えます。
EPWING版をPC上で使うときはテキストエディタのマクロと組み合わせて範囲選択→ショートカットキーで辞書を呼び出してシームレスに使えます。電子辞書専用機ではできない連携がPC環境の強み、なのですが一太郎などのワープロソフトはなかなか外部ツールを自由に呼び出させてくれないのが残念。
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小説を書いているペースが落ちてきたので自分を励ますためにも進捗を書いておこうっと。
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1週間でマスター 小説を書くための基礎メソッド―小説のメソッド 初級編

自宅のパソコンでは滅多に印刷などしないのですが、投稿用の原稿は印刷しないわけにはいきません。体裁にあまり拘らないものならばOpenOffice.orgのWriterで出力してしまうのですが、残念なことにOOoは縦書きが苦手です。特にふりがなをつけたりするととても見苦しくなります

もちろん、人力校正が必要なのは大前提。モバイル環境をZaurusに頼り切りだったために一太郎に載っけてしまった最終工程はプリントアウトしてのチェックになりました。あああ、電車の中でペンを持つと文字が揺れるぅ。

少女小説から世界が見える ~ペリーヌはなぜ英語が話せたか~