カテゴリー「Mac」の21件の記事

Pagesというワープロ

iMacのおまけ

 今のMacを使っている人にはおなじみのワードプロセッサーがあります。Pagesという、2009年あたりからのMacには標準で付属するようになったApple純正アプリです。MS Office相当のビジネスアプリスーツiWorkの一つでプレゼンツールのKeynoteとともにMacユーザに高く評価されています。

美しい文書

Pages 不動産チラシサンプル

 このPagesで作る文書は美しい。
 といっても他のワープロソフトと比べて特別な機能があるわけではなく、

  • サンプルを元に文書を作り始める
  • サンプルが格好良い

というだけの話です。
 文書を作り始める=設定されたタイトルや章立ての構造に触れるよう誘導される、という仕組みになっていて自然にアウトライン的な文書作りをすることになります。一太郎やwordは起動すると「真っ白な文書」が表示され、不慣れなユーザであればベタで打った文章に文字のサイズを変えるだけのタイトルや章見出しを付け、空行で行間を調節し、スペースでインデントを済ませてしまうでしょう。結果、アウトラインもデザインも放棄した文書を作りがちです。デザイナーが作った構造付きで見映えする文書サンプルを利用すればそんな素人臭さともサヨナラです。
 結果「Pages”で作った文書は美しい」ということになります。

 一太郎もwordもサンプルはずっと前から付いているのですが、ワープロソフト自体に「サンプルから構造付き、デザイン済みで文書を作らせる」という発想が組み込まれていないためにせっかくのサンプルを有効に利用するのが難しくなっているのでしょう。

致命的な弱点

 そんなPagesにも致命的な弱点があります。それは

縦組みができない

ということです。どれだけ勧めたくても日本語ワープロで縦組みができないというだけでもう論外。iWorkの前身であるApple Worksは美しい文書が簡単に作れ、縦書きもできたのに……。

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5K iMac 2017を買いました

iMac 2017購入

 5K iMacを買いました。Mac mini late2008からの買い換えです。Core i5 3.4GHz、メモリ8GB、256GB SSD、Radeon Pro 570の通称“梅”モデルでCTOにて1TB FusionDrive→256GB SSDに変更したもの。消費税込230,904円。高いな~と思いつつ、同等スペックWindows機+高精細ディスプレイの組み合わせだとiMacの方が安かったりするし、と自分に言い聞かせてポチったのでした。

 Apple Storeでの注文は8月20日。到着は27日。Dellの27inchディスプレイを買った時も配送されてきた箱を見て「大きい」と思いましたがiMacはスタンド部分が分離しなかったりベゼルが太めだったりすることもありさらに大きく、空き箱の保管場所に悩みそう。

iMac到着

設置

 パッケージの中身はシンプルでした。梱包を解き電源ケーブルとEthernetケーブルを繋ぐだけ。キーボードとトラックパッドはBluetooth接続でそれぞれ電源を入れるだけで繋がるよう設定済み。Timecapsuleバックアップからの移行を指定してそのまま二時間半ほど放置すれば昨日までの作業環境がそのまま新Macに引き継がれます。

ファーストインプレッション

 これまで使っていたMac mini late2008+Dell U2713HMと今回更新した5K iMac 2017との一番印象的な違いはディスプレイ部分。大きさは同じでもRetinaの恩恵は明確でくっきりはっきり。フォントがとても見やすくなります。デジカメ写真の表示もレンズの解像度が上がったかのようで壁の材質や髪の毛の質感に歴然とした差が。発色も良く、グレア処理の表面で気になりがちな映り込みも少ないです。輝度も調節範囲は広く、暗めの間接照明からうんと明るくした部屋まで余裕でカバーします。iPhoneやiPad同様部屋の明るさに合わせた輝度の自動変更もかなりうまく機能している印象。
 操作感は確実にレスポンスが良くはなっているのですが9年振りの更新の割には、webブラウズやファイル操作、メール作成、メモ、カレンダー等の日常的な利用のレスポンスにあまり変化を感じなかったのでした。C2D世代のMacでもすでにそこそこ快適だったし……。あ、でも背後でTimemachineのバックアップが作動していたり3DCGレンダリングをさせていたりしても前面の作業が重くならないあたりは快適かも。

スペック

 CPU+GPUの性能を試してみました。Blenderによる3DCGレイトレーシングです。旧型Mac miniではレンダリングに丸二日かかっていたデータが、手元にある2016年型のCore i3のWindowsノートでほぼ半日、5K iMacではさらにその半分以下の時間で済みます。この種の目的にはあまり向いていない“梅”ですがそれでも時代相応の恩恵は受けられそう。年に二回同人誌の表紙を3DCGで作ることがある程度の私の用途なら十二分な性能です。
  同様にPhotoshop Elementsの使用感も快適になっていました。Inkscapeはちょっと難あり。画面がRetinaで描画できていないしグラフィックアクセラレーションの恩恵もまったく受けていないっぽいです。
 メモリは初期状態の8GBのまま。今のところは余裕があるようです。

静粛性

 静かです。5K iMacには排熱用のファンが搭載されているはずなのですが日常的な利用では無音に感じられます。iMacのすぐ後ろに置いたTimecapsuleのHDD音の方が気になるくらい。CPUやGPUに負荷をかけてもファンは最低回転数を保ったままのようで音は変わりません。以前使っていたMac mini late2008も十分に静かでしたがそれ以上に静かです。“梅”モデルでGPUの発熱が少ないのかな?

周辺機器

 オール・イン・ワンのiMacにはキーボードとポインティングデバイスが付属します。私はMagic KeyboardとMagic Trackpad2の組み合わせにしました。
 キーボードはMac miniで使っていたWireless Keyboardの新型でコンパクトなもの。打鍵感はストロークは短いもののしっかりした打ち心地で慣れるとメカニカルスイッチや静電容量型の高級キーボードと甲乙をつけ難くなってきます。小さなことですがiMacとの組み合わせであれば画面の輝度調整もキーボードから可能です。純正ならでは。
  Appleのトラックパッドは今回が初めてですがMac miniで使っていたタッチ機能付のペンタブが快適であったので迷わずチョイス。正解でした。27inchの広いデスクトップとも相性が良く、マウスやノートパソコンのトラックパッドより断然好みです。クリック感の演出もソフトから調節できたりするのは……技術の無駄遣いとも思えますが微笑ましくもあります。
 導入時に満充電にして二週間でキーボードのバッテリ残量は90%、トラックパッドは再充電が必要になりました。

テレビ

 Apple製品で鬼門なのがテレビ放送の視聴。前のMac miniではディスプレイ接続の都合でDTCP-IP接続のストリーミング視聴ができず手持ちのnasneのテレビ番組を見ることができませんでした。iMacへの移行でテレビも見られるようになったはず、とpixelaのStationTV Link体験版を試してみました。
 見られる……でも色がぼんやりしてるし480p再生しかできないみたいだしUIも貧相だしでいいところがありません。うーん。でも、まあ、見られるだけマシ……かな。というわけで購入&シリアルキーを入れて製品版となりました。他に選択肢がないとはいえあまりオススメではないです。

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Logovista 明鏡国語辞典 第二版 Win/Mac版

 2012年夏に明鏡国語辞典の第二版が登場していて、少し遅くなりましたが購入しました。紙版ではなくWin/Mac対応のデジタル版パッケージです。

 今はMacでPC環境を揃えているのですが、ちょこっとお安いダウンロード版(Win版Mac版)もあったもののWin環境に復活する可能性もありWin/Mac両対応のパッケージ版にしておきました。

明鏡国語辞典

 旧版の明鏡国語辞典はATOK版を利用していて使い勝手も良くとても気に入っていました。明鏡は個性的な国語辞典で、語の使い分けや文法を重視した辞書です。ATOK上では使い分けの微妙な同音異義語が変換候補として並んだときに便利で、漢字の使い分けを重視したい文章を書くときにはとても役に立ちます。百科事典的になってしまった広辞苑とは対照的で、日常的な言葉において実用性が高いのが明鏡国語辞典の特徴だと思います。

Logovista純正ビューワでの明鏡国語第二版

 初版と第二版の差はATOK版とパソコン版の表示の違いの方が大きくて中身の差はよくわからない、と最初は思ったのですが、比較してみると類語辞典的な側面は控えめになって用例が優先されるようになっています。

Atok版:明鏡国語

 収録語数も増えているそうですが実感としてはわからないです。辞書としての精度——多義の語釈がきちんと分かれているか、用例は文法的に適切かとかは(類語的な辞書だとこのあたりが弱いものが多い)もっと使い込んでみないとなんとも言えないですし、初版でも問題に気づいたことはなかったです。

 これまで使っていたのがATOK版で紙版は図書館で眺めた程度であまり気に留めていなかったのですが、この辞書、日常的な言葉の使い方に関するコラムというか特集のような記事がまとめてあってデジタル版ではトップページから参照できます。

コラム的な記事:明鏡国語

 一般常識的なもののまとめかな、と思いますが学習用の辞書らしくもあります。

dessed/EPWING

 Logovistaの電子辞典シリーズはdessedというツールで汎用のEPWING形式に変換可能です。Mac/Win用の検索ツールもパッケージに入ってきますが、私はMac/iPadと複数の環境で辞書を利用したいので汎用形式の方が都合が良かったりします。明鏡国語第二版でも試してみたところ、EPWING化できました。外字周りでは多少の問題も出ています。現在外字をunicode領域文字に定義するplistの作成に取りかかってはいるのですが時間がかかりそう。
 plistの作成、必要ありませんでした。EB Series Support PageのEBPocket/EBWinの項に明鏡国語辞典第二版用の外字定義ファイルがありました。外字定義が分散していてとても自力ではplistを作成しきれないとがっかりしていたのですが、すでに対応いただいていたとは。見落としていました。ありがたや〜。

明鏡国語第二版:EBMac

ビューワ

Logovista純正ビューワ 操作がキーオペレーションだけで収まりづらい。
EPWING規格に捕われない柔軟な表示。
EBMac
EBPocket for iOS
EBWin他
キー操作だけで収まる。
多彩なOS環境で使えるハズ。
EPWING変換が必要。

著作権保護

 明鏡の前にLogovistaの電子辞典を購入したのは日本語大シソーラスでそのときは制限もあまり厳しくなかった気がするのですが現在のLogovista製品は著作権保護機能が厳しくなっているようで利用には注意が必要です。

  • 製品のインストールは3回まで
  • 引いた辞書内容のCopy&Pasteは30回/日まで
  • 印刷も10回/日まで

 EPWING化して非サポート環境での使用は明示的に禁じられてはいませんが、パソコンにインストールし、EPWING化してスマートフォンなりでも利用しようとすると「3回のインストール」という制限にかかりがちです。スマートフォン版なども別途出ているのでそれぞれの環境に合わせて買い直してくれ、ということなのかな。
 ユーザ登録を必須にしてオンライン認証の上で使わせるのなら、スマートフォンも複数台のパソコンも1IDで(AmazonのKindle本のように)どの環境でも使えるようにして欲しいところ。この先違うOS環境に移るときにはまた一から電子辞書を買い直さないといけないのでしょうか。ATOK版から今回のパソコン版に買い直したのも第二版が出ていたからで、それがなければ買いたくなかったのが正直なところ。

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外部リンク

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Apple Time Capsule 2TB ベンチマーク

timecapsule

Apple Timecapsule ベンチマーク / OSX

 Time Capsule共有ディスクのベンチマークを取ってみました。

Time Capsule 2TB Disk Xbench ver.1.3
有線 WiFi 内蔵
Sequential
Write 5.75 1.56 63.20 MB/sec [4K blocks]
Write 47.59 11.84 51.69 MB/sec [256K blocks]
Read 5.90 1.87 12.36 MB/sec [4K blocks]
Read 79.65 15.82 60.37 MB/sec [256K blocks]
Random
Write 4.65 1.49 1.74 MB/sec [4K blocks]
Write 48.02 12.00 31.43 MB/sec [256K blocks]

Read 4.35 1.53 0.50 MB/sec [4K blocks]
Read 53.32 16.26 21.13 MB/sec [256K blocks]

※ 有線はギガビットイーサ接続。WiFiは5GHz帯。

 Mac miniからTime Capsuleのディスクにアクセスした結果です。家庭用NASとしては優秀な部類かな? Mac mini内蔵ドライブのデータも参考に付してあります。

Apple Timecapsule ベンチマーク / Windows XP

 同じMac miniのBootcamp Windows XP環境からアクセス速度のベンチマークを取ってみました。GbE接続です。

Benchmark of Timecapsule on bootcamp's Windows XP

 SMB接続だとTimecapsuleは性能が出ないみたいですね。Windowsユーザーにはあまりお勧めできないようです。

リンク

関連記事

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Apple Time Capsule 2TB MD032J/A 購入

 2013年6月にTimecapsuleは新型に更新されました。旧型の記事です。

これは、なに?

 Time Capsuleはよくわからない製品。Appleの製品紹介ページを見ると、

  • Macのバックアップ
  • 無線LANルーター

という二つの機能がアピールされています。HDDを積んだ無線LANルーターであればNAS的な機能も搭載できそうに思えるのですが機能紹介には特に言及はないようです。共有プリンタやHDDを繋ぐためのUSBポートはある、と謳ってあります。

 Appleの公式サイトでは設定ガイドが公開されていました。

  • Windows、Mac両方とファイル共有できる記憶領域
  • Internet経由で自宅Mac環境にアクセス(どこでもMyMac)

なんて機能もあるようです。

  • iTunesサーバとしては?
  • メディアサーバは?
  • NASとして利用する際に同居するバックアップ(TimeMachine)領域のサイズ制限は?
  • web(http)サーバは?

等々、わかりませんでした。Apple製品にありがちです。購入するまで細々とした「あれができてこれができない」がわからない。購入しても、よくわからなかったりもしますが。

購入/導入

Time Capsule開梱

 21日の金曜日にネット通販て注文。日曜日には届きました。

 設置と配線は普通のルーターと同じ。設定は無線LANルーターとしてはシンプルで、ネットワーク名(SSID)とパスワードだけ入力してやれば機能しはじめます。無線接続端末のみでも仮接続で繋がり、無線ネットワークの設定が行えました。
 うちのADSLモデムにはルーター機能(NAT)が搭載されていたのですが、Time CapsuleはこのNATを検知して自動的にブリッジモードに設定されたようです。

 Time Capsuleはけっこう熱い、という噂でしたが実際ほんのり以上に暖かい……どちらかというと熱い印象で振動も3.5inchHDD相応です。日常生活をしていて騒音が気になることはないですが、寝室などには設置しない方が無難そう。

TimeMachine容量制限

 NASとしても活用したいのでバックアップ領域の容量に制限をかけることに。

App in the air

を参考に作業してみました。たぶん、これでNASの容量をバックアップが圧迫してくることはないはず。Apple公式でサポートしている方法ではないので今後のファームウェア変更に追随できるかわからないです。あまりあまりお勧めできないかも。Apple製品はこういう裏技めいたことをしない方が無難な気はします。

NASとして

 AFP(Apple)とSMB(Windows)の二種類のプロトコルでアクセスできるシンプルなネットワーク上のドライブとして使えます。iCloudの「どこでも My Mac」と組み合わせるとインターネット経由で利用できる巨大記憶領域に。Macでモバイルするユーザにはすごくお勧めの機能。
 ネットワーク共有領域はマウントポイントが/Volumes/Dataだったり/Volumes/Data-1だったりと毎回違うので、Macのエイリアスからは使いにくかったりも。

 しばらく使っていて気づいたのですが、Mac→Timecapsuleへのデータコピーでfinderを使用すると失敗することがあります。ファイルサイズが0byteのままでコピーされていないことが数回。rsync系のツールを使用するのが確実かもしれません。

Spotlight

 Spotlightで検索するとき、メニューバーのsearchアイコンからだと結果一覧にはTime Capsule内のファイルが表示されず、あらためてFinderで表示してから“共有”を選択してやらないと見つけ出せないのはちょっと面倒。「なんで検索されないの?」とSpotlightの設定や動作状況を確認し一時間ほど悩んでから気づきました。また、検索結果が出てくるまでちょっと待たされます。

メディアサーバ

 購入前にはよくわからなかったのですがメディアサーバ的な機能は一切なし。
 Apple的にはMacにHUB——ホームサーバとしての役割を与えているようなのでTime Capsuleの記憶領域は単なるバックアップメディアという位置づけなのでしょう。

導入の感想

 公式サイトでアピールしている「無線LANルーター+バックアップ」というシンプルな使い方が合う気がします。無線LANの構成はどうしてもそれなりの知識が必要になってしまいますが、不必要に難しい設定には触れずに済むはず。TimeMachineによるMacのバックアップも設定は簡単ですし、バックアップデータが必要になったときの操作も非常にわかりやすいもの。
 新鮮な「楽しい」を体験させてくれる類の機器ではないので積極的にオススメするようなものでもなさそうですが「NASやらルーターやらごちゃごちゃして邪魔だなぁ……」というときにひとつにまとめて置き換える候補として悪くないような気はしました。
 今だと単体の同等製品がそれぞれ、NAS:15000円、無線LANルーター:9000円くらいのようなので「無駄に高いApple純正品」ということもないと思います。

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Wacom Bamboo Fun CTH-470/W1 実用編

 ペンタブレット Bamboo Fun CTH-470/W1のレビュー第二回です。→購入レポ

 今回はBambooのタッチを使いやすくする設定について。

Bamboo設定サムネイル

 これはOSX Lionにおける設定です。Windows XPでは下のように調整してみたものの、Mac OSX Lionでの使用感には遠く及ばない印象。ネット評によるとWindows7では比較的な滑らかに反応するようなのでOSの世代差なのかもしれません。

Bamboo

 Bambooシリーズのタッチ機能を使う上でぜひともマスターしておきたいのがジェスチャー。ドラッグや右クリックに相当する操作を指の動きで使い分けます。これは取扱説明書にも解説がありますが、Bamboo Dockにある「チュートリアル」で覚えるのがオススメです。

 ペン操作ではOSX LionでもXPでも大きな違和感はナシ。ただ、私の技術ではペンタブレットにしたからマウスやトラックボールよりうまく描けるようになった、ということはないです。より楽に同じ結果が得られるようになった、程度。ペンタブに過剰な期待は禁物なようです。

 Mac OSX 10.8 Mountain LionになってPainter Essentials 4が正常に動作しなくなってしまいました。修正パッチもまだ出ていないようです。

2011年モデル

2013年9月発売モデル

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Wacom Bamboo Fun CTH-470/W1 購入

 ペンタブレットを買いました。

Img_0605 新型が出たばかりのWacom Bamboo Fun CTH-470/W1です。2011/10/3の発売日にAmazonでポチって本日9日到着。SMALLサイズは思ったより大きな箱で届きました。

Img_0607

 箱の中身はご覧の通り。本体、薄いです。平べったいです。そして細長い。
 主流のワイドディスプレイに合わせたのだと思いますが、入力部分も細長くなります。う〜ん。うちのディスプレイ、4:3だな〜。
 使ってみた感想、行きます。

Mac OSX+タッチ

 iPod touchのようにスリスリしまくりかと思ったものの、そこまでは自在にはなりませんでした。Apple純正のMagic Trackpadと比較しても少々ぎこちない感じです。何が違う、というほど明確に差があるわけではないのですが、まず、思ったところにマウスカーソルを移動させるのに少しストレスを感じます。とはいえ、ポインティングデバイスをBambooだけにしてしまっても困らないレベル。ペンタブレット兼用の入力装置としてはよくできてます。webブラウズの“戻る”が、Bambooの表面を三本指で軽く払うだけで済むというのは快適です。ジェスチャで馴染めなさそうなのは“ドラッグ”くらいでマルチタッチへの対応度の高いOSX Lionとの相性はかなり良いです。
 ひとつ、とてもやりたいのが仮想画面間の行き来。純正Trackpadならば四本指のスワイプが割り当てられているはず。もう一息なのに、惜しい。(※公式サイトのアナウンスによると次回ドライバアップデートでLionの操作に対応するらしい)

Windows XP+タッチ

 なんでこんなにダメなんだろう……。
 Mac miniのBootcamp環境で上のOSX Lionと同一ハードでの使用です。

 Bambooのタッチ機能、Windows XPでは厳しいです。スクロールはガクガク。マウスカーソルの動きもガサガサ。OS自体、ドラッグや右クリックの要求頻度が高く、どちらもタッチ入力の苦手なところです。うまく操作できずにイライラします。OS自体でタッチを意識していないWinXP故……なのだと思います。
 それでもゼスチャを駆使すれば使えなくはない状態ですが、WindowsXP環境でのタッチ使用はあまりお勧めしたくないです。マウスの方がずっと快適。

ペン入力:Painter

 Bamboo FunにはPhotoshop ElementsとPainter Essentialsが付属します。まずはPainterで適当に色を塗ってみました。
 ……お、面白い。
 入力の強弱でストロークの濃度がそれなりにコントロールできます。本物の筆や絵の具とはやはりちょっと違いますが、昔のぎこちなかったペンタブレットやペイントツールとは別世界。ただ、Painter EssentialsはLionでは特定の操作をすると強制終了してしまいます。な、何事?(corel公式サイトでLion対応アップデータが配布されていて解決しました)

ペン入力:Inkscape

 次いで試してみたのがInkscapeというフリーソフト。ペン入力の登録設定が必要でしたがそれが済んでみると……。
 うわ。トラックボールで操作していたときとは別のソフトのよう。なんだこれ。なんだこれ。楽しい。滑らかな線が引けます。レスポンスも素晴らしいです。2D素材を作るのがすごく楽になりそう。Funの売りであるPhotoshopやPainterもペンタブで使いやすさ大幅アップですが、Inkscapeは大化けです。タッチ機能や付属ソフトいらないよって人はWacom Bamboo Pen+Inkscapeとかコストパフォーマンス最高だと思います。

ペン入力:Metasequoia

 3Dモデリングソフトのメタセコはどうかというと……。あれ? 期待したほどの効果はないかな? 投げ縄での範囲選択は劇的に楽になりましたが、モデルをぐるぐる回して眺めたりする操作はペン操作を想定していないようで変な反応をします。トラックボールの方がずっと楽。メタボール操作はペンタブの勝ち。一長一短、でしょうか。タッチ操作の出番はナシ。

ペン入力:コミPo!

 ドラッグ操作中心で、ペン操作向きのシーンも多いため直感的なUIがより直感に近づきます。といってもInkscapeみたいに劇的に使いやすくなるわけではなく、スクロール操作も多いのでスクロールボタン付きのマウスの方が無難かも。こちらもタッチ操作の出番はナシ。

まとめ

 購入一日目の印象をまとめてみましたが、全体的な印象は良いです。タッチ関連の機能はさらなる洗練を期待したいもののMac上であればマウスやトラックボールなしでも使えそう。ペン操作に関しては期待に十分応えてくれると思います。
 注意が必要なのは大きさ。Sサイズでもキーボード周辺が狭苦しく感じました。Magic Trackpadと比較してしまうと十分に大きいです。

 青いパイロットランプがタッチ/ペンを感知すると強く光るのは、可愛い。good

 2011年モデルのBamboo funはPhotoshop Elements9ですが2012年秋モデルはPhotoshop Elements10に変更され、さらに2013年秋でIntuosシリーズに併合されてフルモデルチェンジしました。従来のIntuosがProとなって単一ブランド内でのグレード分けとなった模様。大きさ自体も同じSサイズでも旧Bambooより新Intuos(Bamboo相当モデル)の方が一回り小さくなったようです。旧モデルは無駄?な余白部分がけっこうありました。Photoshop Elementsは11となりペイントツールはArtRageが付くようになったようです。

2011年モデル

2013年9月発売モデル

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BootcampのWindowsXPでApple Wireless Keyboardが認識しない現象について

 Mac miniを使い始めて以来懸案であった、Bootcamp+WindowsXPでのApple Wireless Keyboardが認識しないという問題を解決できました。とても簡単でした。

現象

 BootcampのWinXP上でApple Wireless Keyboardを認識させようとしても「パスキーの入力」画面が一瞬で消えてしまいパスキーを登録できず、Bluetoothキーボードを登録できずにいた。その際「Bluetoothデバイス」の一覧に表示されているBTキーボードの「プロパティ」を開いて「サービス」タブの「□キーボード、マウス、その他用ドライバ(HID)」にチェックが入っておらず、チェックを入れようとしても「アクセスが拒否されました」とエラーメッセージ出る。Bluetoothキーボードは認識されない。

対策
  1. コントロールパネル→「管理ツール」→「サービス」
  2. 「Bluetooth Support Service」
  3. 「ログオン」
  4. 「ローカルシステムアカウント」にチェック
  5. 「OK」で再起動
  6. 再度BTキーボードの登録
  7. 「Bluetoothデバイス」の一覧を表示し、BTキーボードの「プロパティ」→「サービス」→「□キーボード、マウス、その他用ドライバ(HID)」にチェックを入れる

 こんだけ。

 「bluetoothサービスエラー」「アクセスが拒否されました」で検索してみたら(BT機器全般)同様の現象に悩まされた人が多数いらしたようで対策が判明しました。WindowsXP SP3からの現象のようです。エラーメッセージで検索してみるという基本を忘れていたために、時間をずいぶん無駄にしました。悔しい。

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Mac OSX Lion+Mac mini late2009

 先日、メモリを2GB→8GBに増強したMac mini late2009にOSX Lionを入れてみました。

 OSがネット配布でダウンロードイメージが4GBとなると少々身構えてしまいます。実際、ダウンロードを開始してもADSL回線のうちではプログレッシブバーの動きは牛どころかカタツムリ以下。750KByte/sec程度で落ちてきていても五時間以上かかりました。インストールそのものもSnowLeopardより時間がかかった気がします。その後もTime Machineが延々と動いたり、Spotlightのインデックス作成が続いたりするので就眠前に作業を開始して放置するのが無難そう。ユーザの操作が必要なのはダウンロード開始前とインストール確認時だけなので放ったらかしにできるのが救いです。
 時間はかかりましたが特にトラブルもなく、App Storeから普通のアプリを買うのと同じ感覚でOSのメジャーバージョンアップができるスマートさにはAppleらしさを感じました。

 SnowLeaopard→Lionで何が変わったかというと……何が変わったのだろう。Lionの売りであるらしいフルスクリーン表示は対応しているのがApple謹製のアプリだけです。ウィンドウをいくつも並べて作業するのが習慣になっていることもありありがたみが感じにくいです。
 ファイルの保存に関する挙動ははっきり変化していて、意識的に「保存」する必要がなくなりました。が、これもApple謹製アプリのみで、旧仕様のアプリでは当然ながら旧作法のまま。Time Machineといい、Macはバックアップ関連の機能を使いやすく整備してくるあたりが好きです。Windowsにも丸ごとバックアップ機能はありますが「次に何が起こるのか」が想像しづらく、使いたくない機能の筆頭でした。
 ファイルの保存関連も含めて「終了時に作業中の状態を次起動時に再現する」という、iOSでは当たり前の使い方に近づけようとしているみたいで、そう遠くない将来、Mac miniやiMacにもノートパソコンのようなレジュームが装備されるであろうことを想像させます。今でもMacのデスクトップモデルは「電源オフよりスリープさせてね」みたいな電源ボタンですし。

 個別のアプリで見た目が大きく変わったのはMail.app。フルスクリーン前提のためか画面を大きく占領するレイアウトがデフォルトになりました。う〜む。慣れれば使いやすいのかな。
 アドレスブックやiCalはバックスキン調の装飾がついたものの使い勝手は大差ない模様。 
 新しく導入されたMission Controlは旧Spaces+Exposeの代替らしく、トラックパッドでのiOS風操作に合わされたみたいです。キーボードショートカットからタスク切替や仮想画面切替をしている私には違いが感じられませんでした。特定のデスクトップとアプリとを関連づける方法がわからずに右往左往してしまいましたが。

Mission Control画面

 一方で大きく変わったのはメモリ消費量。SnowLeopardではwebブラウズやメール、Officeツールといった日常使用では8GBの20%を使う程度だった気がするのですが、Lionでは同じ作業をしていても30%以上使っていて「メモリを増設しておいて良かった」と思いました。

 OS乗り換えで一番問題になりそうな旧verとの互換性は……。
 私の環境では今のところComiv Viewerという画像閲覧ツールでのみ問題が出ています。不正終了が多発するのでSimple Comicというツールに切り替えました。

WindowsではOSのバージョンが変わる度にデザインを大きく変え、新たにできることを増やしてきますが、Snowleopard→Lionでは見た目はあまり変えずに操作をiOSに近づけたバージョンアップでした。ちょろっと目先をiOS風にしたのではなく、使い方そのものをiPhoneやiPadみたいに変えてね、というAppleからの提案であるように思います。その提案の中にはTrackpadでの使用も含まれていて……。う〜む。トラックボールを愛用しているのですが、そろそろMagic Trackpadに変えてみたいと思わされます。

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Mac mini late2009のメモリを増強

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 新型Mac miniが登場した今日この頃ですが、旧型miniのメモリを強化することにしました。

 私の使用しているのは白アクリル天板の最後のMac mini(late2009)。標準で2GBのメモリが搭載されていました。2GB→8GBにしよう、ということです。
 用意したのは以下のアイテム。

 いよいよ分解開始。

Mac mini分解準備サムネイル

 いただきま〜す。

Mac mini分解中サムネイル

 かぱっと開いたところ。2010年モデルより前のMac miniでは分解にスクレーパ(ヘラ)が必要です。分解手順は解説サイトがたくさんあるので探してみてください。スクレーパーはひとつで十分でしたが、力加減がよくわからなくてハラハラしました。

 分解は……VAIO type Pに比べると簡単だったものの、ユーザによる分解が想定されていないのは旧Mac miniも同じなので家電やメカ物の分解・組立に慣れていない人にはお勧めできない感じです。

 メモリを入れ替え、仮組み状態で起動してみると……。
 Beep! Beep! Beep!
 うわわー、失敗? と組み直し。再度Beep! およよ? なんでだろ。新しく買ってきたメモリと旧メモリを混在させてみると——動いた。新しいメモリの側だけ入れ替えてみるとやはり動く。つまり、新メモリはどっちも健全?
 二枚とも新メモリにして幾度か抜き差しを繰り返してみたら無事に起動しました。

メモリ増設成功サムネイル

 OSを起動して確認。
 8GB認識。

 組立はBluetoothアンテナコネクタの取り付けにちょっぴり苦労した程度ですんなり終わりました。

 効果のほどはというと、あまり変わらないかも。sweat02
 MacではwebブラウズとTwitter、メール、文章書きくらいしかしないのです。iTunesやiPhoto、OpenOffice.orgなど、利用するソフトを全部同時に起動しても重くならないのは良かった。

 これでMac OSX Lionを入れても大丈夫。たぶん。

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