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WZNotesとZEditor

 Zaurusで創作。作業環境編。

 小説を書くのに使っているのは二種類のエディタです。ZEditorWZNotes
 ZEdiorはLinuxZaurusでは定番のエディタ。七カ月使ってきましたがトラブルなしです。大きなテキストを扱うので信頼性が何より大事です。
 最近一新されたWZNotesはWZ形式の階層テキスト(っていうのかな?)に対応したアウトラインエディタの一種です。シンプルなソフトですが、書き物好きZaurusユーザーにとってはキラーアプリかも。
 EBtというメモツールも試してみましたが、どちらかと言えばネタ帖向きかな。とてもおもしろいツールです。長文の小説書きにはあまり向かない、かな。

 創作で主に使っているのはZEditorです。章・節単位で見出をつけて階層テキストとして書き、TTextReaderで全体の構成を確認していました。TTextReaderは階層テキストビューワです。
 最初に見出しとごく短い概要だけをざっと書き出して筋書き(プロット)を確認し、随時エピソードを追加します。必ずしも先頭から書いていくわけでもありません。
 書き進めながら「ああ、これは伏線を仕込んだ方がいいな」などとドタバタと増改築を繰り返すので全体の構造を見渡せる階層テキスト&ビューワは重宝します。

 ZEditor+TTextReaderの組み合わせに対抗できそうなのがWZNotesで、これがとても良い感触です。大サイズの階層テキストを読ませても安定しているし、操作性も良好で軽快。様子を見つつ移行の時機を見計らっているところです。最新版が「WZNotes Ver1.0.0iリリース」にて。

 一通り書き終えると残りはパソコン上での作業になります。が、Zaurusの話題とは離れるので、それはまた別の機会に。

20060303_wzeditor.gif  WZNotesで制作中の小説をサンプルに。
 この例ではファイルサイズ約390KB、ノード数が63。テキストの読み込みは、1~2秒かな? 保存はちょっと時間がかかって18秒でした。
 あ、でも使ってるSDカードがあまり速くないらしいハギワラの1GBなので書き込みが遅いのはそのせいかも。

 進行度は七割くらい。
 一回書き上げたら分量をそぎ落としつつ推敲の予定。それを幾度か繰り返してから公募文学賞に応募の予定。
 ……間に合うかなぁ。

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