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玉川大師

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 二子玉川周辺を巡ってきました。
 玉川大師というお寺です。敷地は小さいのですが、ここには地下霊場というのがあってちょっと面白い。拝観料は百円。でも、百円以上楽しめること請け合い。

 左の写真、六枚目までその地下霊場の写真です。
 本殿から階段を下りてすぐに自分の手さえ見えない真っ暗な狭い狭い通路を伝うと仄かな明かりが見えてきます。両方の壁に手をついて、勾配もあるので摺り足で歩いて、見えてくるのは経文と仏画。
 そして、もう少し進むと蝋燭で照らされた仏像が現れます。
 荘厳な雰囲気。

 恐らく、真っ暗で何も見えないところも壁には経文がびっしりと書かれているのでしょう。

 ひんやりとして、静かで、暗くて。

 左の写真はけっこう明るく写っていますが、実際に目で見るともっと暗い印象です。その暗さが気持ちいい。

 この地下霊場には四国八十八カ所、西国三十三番霊場の出張所?があります。

「歳の数に一を足した仏様にお参りしてください」

とのこと。

 ご本尊の写真は残念ながらありません。近所の方だと思うのですが、熱心にお祈りをしていたので写真を撮るのは失礼に思えて。地下霊場の写真を撮るのももしかしたら失礼なことだったのかもしれません。ちょっと反省。

 最後に銅鑼を力一杯鳴らして地下霊場を後にしました。あ、写真の銅鑼ではなくて地下にある方です。
 なんというか、この場所には信仰が生きているんだ、と感じられる場所でした。二子玉川においでの際はオススメです。

 玉川大師の地上はこんな感じ。
 一回百円で鳴らせるインド伝来の銅鑼やペットの慰霊碑、巨大な大師像があります。

 銅鑼の下の写真は動物慰霊碑の前に置かれていた猫像……かなぁ。お供え物なのでしょう、頭に首輪をかけている姿がどことなく魚屋のおじさんのねじりはちまき風です。

 ダックスフントの写真は同じくお供え物。
 ぱっと見ると本物か剥製か、といった風合いです。

☆☆☆

 最後の二枚は玉川大師を離れた近くのお寺。慈眼寺、だったかな(訂正:大空閣寺でした)。なぜか風車がたくさんあって不思議空間になっています。牡山羊と虎の石像がどーんと置いてあったり、人形焼きのような作りのお地蔵様が並んでいたりと風車と並んで不思議な景色を作り出しています。
 写真ではその不思議さ加減がうまく表現できませんでしたが、機会を見て再挑戦してみようと思います。お寺自体は何の変哲もない新しい、こざっぱりとした建物の都会のお寺、という感じなのですが。

 世田谷区瀬田のこの界隈は神社仏閣に加えてキリスト教系の教会まで集まっている宗教施設密集地域です。どうしてこんなに濃い場所ができたのでしょう。世田谷のメッカのよう。

 今日は本当は「岡本民家園」と「等々力渓谷」にも寄ってこようと思っていたのですが、冷たい風とにわか雨から避難しようと喫茶店に飛び込んで食事をしたらすっかり頭から抜けてしまいました。
 やれやれ。

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