国立科学博物館・その1
三月にも行きましたが、また行ってきました。国立科学博物館。化石関連のフロアを中心に回ってきました。
B2Fの地球誕生から現代までの惑星史のコーナー「46億年の散歩道」。大陸分布の変遷がわかるのですが、やはり化石に比べると見学者の足は止まりづらいようです。ずらりと並んだ過去の地球儀の後ろ、中央右よりに置かれているのはクジラの頭骨。ご覧の通り、照明はかなり暗く、展示部分にのみスポットライトが当たっている感じです。
「地球の生い立ちを調べる」というコーナー。
ずらりと並んだ示準化石たち。硬い殻を持った生き物の化石が中心です。二枚貝などはお味噌汁に入っている物とあまり代わり映えしないのでなんとなく見慣れた感じの化石が多いかも。
内容的に時代別展示と微妙に被ります。
「海で起こった生物の爆発的進化」のコーナーの一部。左側の明るい看板のようなものはお気に入りの足跡化石です。何度見てもこれは不思議。
正面の青く照明された壁の下は古生代の無脊椎動物のコーナー。アンモナイトなどの頭足類や珊瑚礁を作る刺胞動物が並びます。
上と同じ「海で起こった生物の爆発的進化」のコーナーの一部。古杯動物が並びます。ウミユリの類ですね。ユリはユリでも植物ではないそうです。
アンモナイトと並んで古生代を代表する生物、三葉虫。こんな感じにルーペで見ないと何が何だかわからないような小さなものもいます。ぱっと見た感じでは砂利混じりの堆積岩みたい。でもよく見ると豆粒大の三葉虫。
この展示だけではないのですが、残念なのはルーペに埃が溜まってしまっていたりすること。展示品のすぐ側に突き出された棒状のスポット照明があさってを照らしていることもあります。
そしてこれが三葉虫ショーケースの全景。上のミニ三葉虫はケース右端にあります。真ん中の特大三葉虫とのサイズの違いが印象的です。
古生代コーナーの隣は水中に戻った四足動物のコーナーなのですが、古生代コーナーとの境には両生類の化石が。この順路手前にある古生代の魚類のコーナーも写真に撮ったのですが、どうにも見映えのするものが撮れておらず……。
一匹だけこうして縦にショーケースに入っている姿を見るとちょっと古めのSFを思い出します。ガラスカプセルに怪しげな生き物が培養されているような感じ。
☆☆☆
今回はここまで。続きは明日以降にアップの予定です。
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