神奈川県立生命の星・地球博物館その2
生命の星・地球博物館レポの続きです。前回の記事はこちら。
岩と小型生物の展示の次は大型生物。マンモスがお出迎えしてくれます。
マンモスの頭骨はどことなくユーモラス。鉄仮面みたい。
他の博物館なら絶対に展示の主役になるであろうティラノサウルス。右下隅です。この広い展示スペースの中ではマンモスやクジラと並んでいるせいか特別に大きな生き物には見えません。でも、全長12メートルなのです。
生物コーナーの目玉であろうディプロドクス。巨大な竜脚類のおなかの下を通路が潜ります。恐らくは来館者の誰もがこのアングルの写真を撮っているはず。ディプロドクスのおなかの下から尻尾方向を撮りました。
国立科学博物館のアパトサウルスが子供のように感じられる大きさです。(たぶん科博のアパトサウルスは小さめの個体なのでしょう。アパトサウルスも最大の個体はディプロドクスとほぼ同じサイズらしいです)
ディプロドクスの足にもぴたぴたと触ってきました。すさまじく太く頑丈そうなのですが、それでも見上げる巨体と比べると「本当にこの足で十分なの?」と不安になります。
3Fからディプロドクスを見下ろせます。首をぐぐぐともたげれば、たぶん3Fまで届いてしまうでしょう。全長26メートルだそうです。
このディプロドクスならばたぶん、ティラノサウルスのような肉食恐竜と遭遇しても襲われることはなかったでしょう。うっかり組み付いて倒れたディプロドクスの下敷きになればティラノ級の恐竜でも無事では済まなさそう。
ただしディプロドクスはジュラ紀の恐竜で、ティラノは白亜紀です。この二匹は出会うことはなかったでしょう。
1Fの展示からエスカレーターを上って3F。神奈川ローカルの展示があります。1Fの大岩盤や恐竜展示に比べると地味かな。相模湾独特の魚やカニの標本は地味ながら面白いかも。
☆☆☆
生命の星・地球博物館は直接触れられる展示が多いことと巨大な展示品が魅力だと思います。スポンジ状の鉄隕石や大岩盤展示には紛れもなく「触れられる喜び」があります。楽しかった。
楽しくはあったのですが、撮った写真をチェックしてみると面白かったポイントがきちんと写せておらずにがっくり。昨日今日と紹介記事を書きながら悩みました。巨大なはずの展示物がちっとも巨大に見えないし、手で触った楽しさは写真の中に影も形もありません。う~ん。悔しいなぁ。
縞状鉄鉱石に抱きついてる写真でも撮ってくれば良かったのかな。でも、それだと単なる「変な人」の写真になりそうだけど。
とりあえず生命の星・地球博物館レポはこれで終わりです。
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