デジカメ入院と紅茶
タイトル通りデジカメを修理に出してしまったのでしばらく写真は抜きとなります。
今日は御茶ノ水に寄ったので、少し足を延ばしてお気に入りの紅茶専門店、TAKANOに寄ってきました。先日のファミリーレストランの紅茶を飲んで、ちゃんとした紅茶を飲みたくなったのでした。以前にTAKANOで買った茶葉もとうに切れていましたし。 今回飲んだのはセリンボン農園のダージリン・セカンドフラッシュ――二番茶です。
おいしい……。
味覚を言葉で表すのは難しいですね。
水色はファーストフラッシュのものより濃いめ。概ね普通のダージリンのイメージです。マスカテルフレーバーは残念ながらナシ。TAKANOのホームページによると年に一ロットあるかどうか、と書かれているのでかなりの運に恵まれないと遭遇しないはず。私は一番最初にTAKANOに行った時にこのマスカテルフレーバーを味わって以来、病み付きです。
マスカテルフレーバーはなくても感動できてしまうおいしさ。と、書くとちょっと安っぽいかな。
食べ物や飲み物でじんわりと感動が込み上げてくるってなかなか体験できないものです。でも、予備知識なしでぐいっと飲んでしまったらたぶん「なんか飲みやすいしおいしいような?」で終わりそうなのも紅茶かも。
450円のランチよりも600円のポット紅茶を選んで良かったと思えた昼でした。
あきさみよー豪徳寺沖縄祭り
午前三時過ぎに目が覚めてしまい、そのまま寝付けなくなったのでファミリーレストランへ。
夜食代わりにパフェと紅茶を頼んだのですが、紅茶には上の写真のような説明書きが。
……ますかっとふれーばー?
すっごくおいしい紅茶にだけ現れる「マスカテルフレーバー」と呼ばれる香りがあります。それのことでしょうか。紅茶専門店でさえいつでも飲めるわけではない、恐らくは紅茶マニアしか体験したことがないようなものがファミレスの紅茶で楽しめるのでしょうか。ドキドキ。
…………。
普通のダージリンでした。確かに、旨味成分の多い、恐らくは細かに砕かれた、新芽を大量に含む一番茶がブレンドしてあるような感じでコクと微妙な甘みがあってファミレスの紅茶としてはおいしいですが、マスカテルフレーバーではないです。
でも、あらかじめ暖められたカップが添えられて出てきたのには少し感心。ちょっと名の知れたホテルのティーラウンジなんかでも冷たいカップがティーポットと並んで運ばれてきたりすることがあるのし。
三時間ほど趣味の小説書きをしてファミレスを出たら朝の豪徳寺商店街にはこんな幟が。
「あきさみよー豪徳寺沖縄祭り」「めんそーれ沖英寮祭」と書かれています。なんだろう、とネットで検索してみると十月八日、九日に豪徳寺商店街で何かイベントをやるようです。ふ~む。
『床下の小人たち』メアリ・ノートン
床下の小人たち
メアリー・ノートン(著) 林容吉(翻訳)
岩波少年文庫
714円
★★★★☆
趣味の創作小説に小人を登場させようと思って久しぶりに手に取ってみた一冊。『だれも知らない小さな国』『木陰の家の小人たち』と並んでよく読まれている小人ものの児童文学だと思います。子供の頃に買った版が実家に残っていたはずなのですが、いくらさがしても見つからなくて新しく買ってきました。岩波少年文庫もずいぶん体裁が変わっていました。
『野に出た小人たち』
メアリ・ノートンの小人物語には続編があるのを今になって知りました。二冊とも夢中で一気に読んでしまいました。子供の頃、この続編を読めていればもっと楽しめていたんだろうなぁ……。
『99.9%は仮説』竹内薫
99・9%は仮説 思いこみで判断しないための考え方
竹内薫 光文社新書 2006.2.20 700円
★★☆☆☆
科学解説本としてはかなり売れている本のようです。
読んでみた印象としては「イマイチ」。
ページ数は250ページ以上あるのですが、何この行間?文字サイズ?と思うほどスカスカ。そして太字が一ページに一行、いやもっとかな。怪しげな宗教のパンフレットみたいな体裁です。
内容に関してはあまり目新しくありません。書いてあることもわかりやすく、大事なことですが、今更これがベストセラーになっている理由がさっぱりわかりません。タイトルがその内容を表しています。細かく書かれているのはその「仮説」の例の数々。
挙げられている例はそれぞれ面白いです。
- 飛行機の飛ぶ原理
- 冥王星と第十番惑星(この本が出た後で冥王星が惑星から外された)
- ホーキング博士の実証主義と実在主義
でも、なんで実在主義が紹介されているのにデカルトの名前が出てこないのかな。
仮説の王様である「ニュートンの運動方程式」の危うさについて説明しないのかな。
進化論は実証されたのか、という部分の説明をなぜ省くのかな。
不満が山積です。現代科学を支える根幹部分の仮説についてもっと詳しく検討しても良かったんじゃないかな、と思います。その上で、技術として圧倒的な実績を積み上げて日常を支えている科学の堅牢さを示しても良かったと思います。
あまりの読み応えのなさに★二つ、でした。
パフェ@ふらうら
洋菓子店の「ふらうら」でイートインしてきました。
さて、左の写真、デザートの上の方になにやら霞のようなものがふんわり載っています。なんだと思いますか?
答えは綿飴。
螺旋状に焼いたクッキーを心棒にして綿菓子がふわふわと飾られています。なんだこのでっかいのー!と注文した本人がびっくりしちゃいました。
見た目はパフェですが、これはソフトクリームをイートインするとこういう盛りつけで出てきます。えーと、苺バージョンと薔薇バージョンの二種類があったのですが、フランス語の名前がついていて覚えられませんでした。フ……なんとか……ジュ?みたいな。
☆ ☆ ☆
食べたのは苺のソフトクリーム。様々なベリー類がトッピングされたもの。
牛乳の香りぷんぷんかな?と思ったのですがそうでもなくてほんわり、すっきりした感じ。以前にここで食べたケーキと印象が似ています。どしっと甘くはなく、するすると食べられてしまうのだけれど、薄口のわけでもない。なんだか不思議な感じ。
いやー。このソフトはやばいです。ファミリーレストランのパフェはもう食べたくなくなっちゃう感じ。器にこびりついたクリームまで全部舐め尽くしたい気分でした。
ただ、綿菓子の飾りはどうかと思うのですよ。見た目に可愛いのだけれど、少し離れた席でイートインしていた他のお客さんの視線が釘付けで恥ずかしいったら。
でも、きっと次に行ったときも、これ、食べちゃうんだろうなぁ……。
世田谷八幡大祭前日
この週末の十六、十七日は世田谷八幡宮の秋の大祭です。毎年、神楽も上演され、縁日の屋台も境内を埋め尽くす世田谷では比較的大きなお祭り。御輿も近所を練り歩くはず。
今日はその準備が行われていました。
上の写真では土俵にブルーシートが掛かっていますが、う~ん、雨対策なのかな。ここの土俵は常設で、普段は子供たちが遊んでいる――と言いたいところですが、相撲をしている子供の姿など見たことがありません。と言うより、外で遊んでいる子供の姿そのものをあまり見ないかも。
こちらは神楽の準備。
スピーカーのセッティング中のようです。神楽の準備だからと言って祭り囃子が流れるとは限らないわけで、なにやら演歌調の歌謡曲が流れていました。世田谷八幡の近辺では夜中にお囃子の練習の音が流れてきたりするので神楽でも生演奏なのかと思っていたのですが、録音を流してたのかな? 昨年はどうだったっけ。思い出せません。
土日のお祭りにも行きたいところですが、時間が取れるかな。
なんでもレンタル?
東急世田谷線の保線用重機、みたいです。小型パワーシャベル風で車輪の前後にレール上を走るための小さな鉄輪がついてます。
気になったのはこんな特殊な重機でもレンタル会社のマークが入っていること。企業でも、ちょっと値段の張る電子機器なんかはレンタルが多いですよね。コピー機とか高性能なワークステーションとか。税金対策や管理の手間をを考えてのレンタルのようですが、鉄道用のパワーシャベルなんて特殊なものまでレンタルする時代のようです。
車体の前後にアタッチメントをつけているだけだから、世田谷線のレンタルから引き上げても行き場はあるのかな。
保線作業は終電後の夜中にやる……んですよね。写真に撮ってみたいけど、遭遇したことないなー。
互換バッテリー
FinePixF10のバッテリーがくたびれていたようなので互換バッテリーを買ってみました。
ロワ・バッテリー バンクという所の製品です。
動作確認で少し起動しただけで充電中なので実用度や信頼性については皆目見当がつきませんが、今のところ問題は無さそう。純正バッテリーと並べて撮りたかったのだけれど、バッテリーを並べたところで気がつきました。
「電池入れなきゃデジカメが動かない……」
容量と電圧がフジ純正のNP-120とは若干異なりますが表記上の違い、かな?
バッテリー
最近、デジカメのバッテリーがすぐになくなるようになってしまいました。
FinePixF10は500枚程度の撮影が可能なはずなのですが、最近では50枚くらいしか撮影していないのに三日置いておくだけで起動しなくなるほど電池が持ちません。今日も、カメラを持って渋谷の街をうろうろしようと思い、現地でカメラを使おうとして電池切れ。がっかり。
この際なので純正ではなくて互換の新品バッテリーを買ってみることにしました。純正品は5000円以上するのに、互換バッテリーは1000円未満だったりします。通販で申し込んでみたので数日後には試せるかな。
薄暮の遊歩道
少し遠回りをして遊歩道を辿って帰宅する途中、スナップを。
『クリスティーン』という映画をご存じですか。1958年型の赤白ツートンのアメ車が登場するホラー映画です。スティーブン・キング原作、ジョン・カーペンター監督。1985年、アメリカでは大ヒットとなりました。ところが、なぜか日本ではまったくヒットせず、今更話題にしてみても皆「ふーん」という感じで反応が薄いのですが、自動車モノとしては最高の出来ではないかと私は思っています。
その『クリスティーン』に登場するのが上の写真と少し似た感じのアメ車です。ライトは四灯だし、もっと派手ですが、いかにも昔のアメ車って感じが似ているかな。ちょっとくたびれた感じの塗装を見て「ああ、クリスティーンだ」と思ったのでした。
遊歩道を数分歩いたところで今度はこんな看板が。
寺田寅彦の名前を今になって見かけるとは思いませんでした。最近では文化人?でも名前を出す人がいなくなりましたね。