カナル型イヤホン Etymotic Research ER-6
普段使っていたイヤホンを踏みつぶしてしまったので新調してみました。
代わりに購入したのがこれ。
Etymotic Research ER-6
です。これまで使っていたのはCK5という物。聴くのは専らZaurusで。実売3000円程度のCK5にも不満はあまり無かったのですが良い機会なので評判が良いらしいER-6を買ってみました。一万円を超えちゃうので「イヤホンなのにぃ」と少し抵抗がありましたが。
ER-6の購入はSoundHouseというオーディオ機器専門の通販ショップにて。日曜の晩にネットで注文して今日到着です。最近は何を買っても届くのが早いな~。
で、早速聴いてみました。
お? おおお?
耳にみつしり嵌め込んで使います。イヤーウィスパーのような耳栓と同じくらいしっかり音が遮られるかな。これまで使っていたCK5とは段違いの遮音性。喫茶店で音を流さないまま店員に話しかけられても気が付きません。静かな場所で使うと外の音が遮断されるので自分の血流音が聞こえてきます。耳に嵌め込む部分はスポンジとゴム風の二種類が付いてきたのですが、シリコンゴム風で二段の笠になっている耳栓部品を使うと本当にみつしりという雰囲気で耳が密閉されます。@京極風 でも装着感があまり耳に優しくありません。Etymotic Research社は医療用補聴器のメーカーなのに。
音質ですが。
すっきりした音です。ちょっと地味かな。残響音がとても少ないので最初はちょっと貧相な音に聞こえました。自宅で使っているのがAKG K501というヘッドホンで、これも比較的すっきりした音を出すのですが、これよりもさらにすっきり。これまで使っていたCK5に比べるとかなりしゃきっとした正しい音が出ている感じです。
でも、とにかくこのイヤホンは遮音性能の高さが出色。それがあって細かい音を漏らさず拾える感じ。携帯音楽にはかなり向いていそう。
音色がすっきりなのでロックやポップスよりはクラシック向きかな。でもピアノの低音がドゴォォォンと響いたりする音はいまひとつでした。
電車の中、図書館、喫茶店など外の騒がしい場所でクラシックを楽しみたい人には比較的お勧めかな。耳の奥まで押し込むイヤーチップのおかげで遮音性が高いのは魅力ですが、装着感はとても悪いです。スポンジ(中サイズ)は私の耳にはどうやっても入りませんでした。
クラシック向きということであればSTAX SR-001MK2もいいですよ。電車やバスでの利用にはあまり向きませんが。
曲との相性をチェックしてみた「続・Etymotic Research ER-6」へ続きます。
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