タイムスタンプと電子認証
ネット上になんらかのデータを公開するにあたり、そのデータがオリジナルであることを示したい、あるいは記録しておきたいと思ったとき、どうすれば良いでしょう。
私の場合だと自作ネット小説のオリジナル性の主張をしたいとき、となるでしょうか。
答えは簡単。
電子認証とタイムスタンプです。
でも、これってちょっとやっかいです。例えばadobe Acrobatというソフトには認証とタイムスタンプを与えるプラグインがあるのですが、そのスタンプの証明書を得るには有料の証明サービスを利用しなくてはなりません。
契約プロバイダが電子署名と認証業務を標準サービスとして提供してくれれば良いのですが、まだ個人が電子署名とタイムスタンプを利用するような時代には少し早いのかもしれませんね。少なくとも@Niftyにはそういった個人向けのサービスはないようです。
電子署名ほど確実ではありませんが、データのネット上へのアップ日時を記録する方法があります。@Niftyならばwebメール、もしくはマイキャビという機能です。なんのことはない、自分の手元ではなく、ネット上でユーザからはタイムスタンプがいじれない場所にデータを保存しておけば、それが簡易な「初出」の証明になるわけです。
それで思ったのですが、@Niftyのマイキャビに認証機能を付加したら勝手が良さそうです。e文書法を満たす認証&タイムスタンプが得られれば尚便利かな。電子認証の発行を行う専門の業者はありますが、年に数個の認証利用では大仰に過ぎます。スタンプの最低発行単位が10000とか明らかに業務用……。
@Niftyのマイキャビは今年の六月から(@Nifty回線契約者であれば)20MBだけなら無料で利用できるようになりました。@homepageと連携できたり、個人のPC上のデータとの自動同期ツールが提供されたりと使い勝手も悪くないようです。
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