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招き猫@豪徳寺byアナグリフ

 タイトルは予定、でした。
 招き猫で立体写真を撮るぞ、と出かけてみたのですが、十五シーンほど撮影してなんとか浮き上がって見えるよう撮れたのはこの一枚だけです。招き猫写真は全滅でした。意外に手強い立体写真。

豪徳寺の枝垂れ桜

 アナグリフは赤と青のメガネで眺める立体写真の一種です。メガネは色セロファンなどで簡単に自作できます。左が赤右が青です。

 立体写真の何が手強いかと言えば……きちんと立体写真撮影の決まりを守らないと画面全体が立体になりません。

  1. 三脚を使う。
  2. 一枚目を撮影したら露出、ピントをそのままに二枚目を撮影する。
  3. 二枚目は一枚目のカメラの位置から横に六センチほどずらす。

 これだけです。
 これだけなのですが、ぽん、と一枚目を撮った後にカメラを横にずらして……だとちっともうまくいきません。上に貼った画像でも水平が崩れていて二度ほど片側の画像を回転させています。うまく二枚の画像の軸が平行にならないと画面の一部分しか立体に見えないのです。
 三脚の使用は大前提。三脚とカメラの間にスライドレールのマウントを挟んで、カメラをきっちり平行移動させてやれれば成功率は上がりそうです。

 画像処理はAnaglyph Makerというフリーソフトを利用しました。

 立体写真にはステレオグラムという、閲覧に道具を必要としない方式もあるのですが、こちらは練習しないと立体に見えてこないので今回はアナグリフにしました。いえ、単に私がステレオグラムだときちんと見えない不器用者だというだけなのですが。

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