新装・国立科学博物館・その3
新装・国立科学博物館日本館(本館)
新装・国立科学博物館・その2
の記事の続きです。
日本館は化石ばかりではなく近代の計測装置や今の日本の生物の解説展示もあります。右は近代の時計や天球儀、顕微鏡などが置かれたフロアの一カット。飾り時計です。
このフロア、なぜかハンダの香り、、、いえ、たぶん松ヤニの香りがして不思議な感じでした。保存料に使ってるのかな?
こちらは吹き抜けのすぐ脇にある階段から下を覗いたところ。
ワイヤーで吊された振り子が揺れていて、その揺れの方向が慣性の法則で維持されるので地球の自転がわかる、という展示。振り子の錘はB1Fのエントランスで揺れているのが間近で見られます。
エントランスのシアター360の入口近くではいわゆる「がちゃがちゃ」が置いてあって、その中身が海洋堂のソフビフィギュアでした。右画像はそのフィギュアの内容を紹介するチラシですが……アンモナイトのニッポニテス・ミラビリスがあるぅぅぅ! でも、がちゃがちゃは望んだアイテムが一番に出るとは限らないのが辛いところ。くじ運の悪い私は挑戦する根性も持てませんでした。
そうそう。国立科学博物館の新たな目玉と言えばシアター360です。愛・地球博に設置されていた360度の視界を持つ映像装置が科博にやってきました。
見てきましたが、面白いです。これ。
今回見たのは水中で魚に囲まれるものと恐竜の姿を眺める二本立てで、恐竜番組の方は科博オリジナルだとか。普通の映画のように画面をじーっと見ているのではなくて、上映中にあたりをキョロキョロと見回して楽しむというのが新鮮でした。鯨に呑まれたり、岩壁に激突したり、恐竜に体当たりされたりと思わずからだが仰け反る臨場感。視点が上下に大きく動くたびに周囲からは「わーっ」と驚きの声。立ったまま鑑賞するのですが、手すりに掴まっていないと目眩でふらふらしそうになります。
科博にお出かけになった際にはぜひ。
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