NASA WORLD WINDで火星へ行こう!
最新の話題というわけではありませんが……。
NASA World Windというソフトがあります。アメリカのNASAが公開しているフリーソフトで地球・月・金星・火星を地球儀のような天体のスケールから市街図までを一続きの立体地図として眺められるもの。
左画像はWorldWindで表示させた火星のマリネリス峡谷の一部です。高度80kmあたりから見下ろした風景。クリックすると1598x1118の大きな画像が開きます。
本家のNASAのソフトなのでオンラインで高解像度データを自動ダウンロードしてきれいに表示してくれます。紹介した景色はWorldWind上では3Dゲームのようにぐりぐりと動かせます。これはかなり感動しますヨ。
さらに面白いのが"Anagryph View"――赤青メガネで見るアナグリフ立体写真モード。ゲームのように動くアナグリフ映像を楽しめます。3D機能を生かしている楽しい表現です。思わず頭を動かして画面を斜めから覗き込んでしまったり。
火星や月といった異世界ではなく私たちの暮らす町もかなり精細な画像で観察できます。「うわっ。これ近所の公園だ」とびっくりできること請け合い。世界中のほとんどの場所が地球儀の状態から大縮尺までシームレスで眺められるってよく考えるとスゴイ。
そうそう。火星地図は標準設定では高さの情報が三倍に強調表示されます。
上の画像は等倍設定でのもの。
WorldWindの動作には3D表示に対応したWindowsPCが必要です。多少の英語力と辞書を引く手間も必要かも。アナグリフ表示には赤青メガネ(自作可・簡単)も必要です。
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