一太郎2008・その5 添削モード
一太郎2008のレビューも五回目。
今回は添削モードについて。
MS-Wordの“編集履歴”機能と同じ内容のもので右のようにデザインもほぼ同じです。フキダシにはしないような表示モードもあります。
この機能は前提として複数人で原稿に触れる場合に使うものです。一人で試してみると、ちょっと空しくなります。
フキダシの「削除」「挿入」「指摘」にはそれぞれ目立つアイコンがついていても良いような。ぱっと見、フキダシの種類の見分けがつけづらいかも。手書き編集記号では
○○x○○○○
打ち消し線部分を他の語に置き換えるときは、隣に置換語を並べてしまうのが普通だと思うのですが、フキダシにするなら「削除」じゃなくて「置換」項目にしてフキダシ内には置換ワードを表示するのが自然な気が。
ともかく、同じ箇所を指して「削除」と「挿入」のフキダシがセットでぞろぞろ並ぶのは見苦しいです。う~ん。添削の可否確認で使うので逐一並んでしまうのでしょうが。ああ、フキダシ非表示で使えば最低限の情報で作業できるのですっきりかな。
画面では「表記揺れ」チェックと添削モードを併用していますが、こうして変更を加えてもきちんと添削コメントとして残ります。もちろん「誤字校正」機能でも同様。
ですが、ちょっとバグ動作もありました。
- 先に「添削」で何らかの痕跡を残す。
- その部分が「誤字校正」で指摘される。
- その次の「誤字校正」指摘部分に移動する。
- 指摘誤字の置換操作をする。
すると、上記「2.」で指摘された部分が置換されます。正しくは「3.」で指摘された部分が置換されるべきなのに。
う~ん。「誤字校正」や「表記揺れ」機能は執筆者本人が原稿を他人に渡す前に使う機能でしょうから、実際的な問題ではないのかもしれませんが。
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