少女向け一迅社文庫と今書いているものと
『コミック百合姫』とその前身誌『百合姉妹』にはかつて小説コーナーがありました。縮小されてなくなってしまいましたが、小松左京賞投稿作終了後、そちらへの持込を考えて書いておりました。
小説コーナーがなくたって載せたくなるようなものを書けばいいんじゃない?
と我が身の実力も状況も省みず断頭台の露と消えた人のようなことを思っていたのですが、手元の『百合姫』最新号に “少女向け「一迅社文庫」創刊決定” という記事があることに気づきました。参照:一迅社告知⏎ 百合モノも刊行されるようで、新人賞開設も予定されているとか。
ああ、なんて間の悪い。
いや、ちんたら書いていた自分が悪いのですが。
試作品を300枚ほど書いてラストシーンに辿り着き、一段落したところでした。(ギコギコと構成レベルでいじりまわすのが常なので全体の進捗からすると30%くらい)
一迅社の新人賞募集がこれからだと締切も当分先、でしょう。「事前投稿はダメ」と告知されていたので、持込狙いとしては「むむむ」となってしまいます。創刊準備でバタバタしているところにのこのこ押売するのは……むー。とても迷惑がられそうな香りが。ま、いいや。原稿はきっちり仕上げておいて新人賞の詳細発表がされてから考えよう。そもそも持込を考えていたのも書きたがってる人間はいるんだ、と訴えたかったというのもあったし。GirlsLoveSearchを見ていても小説サイトはいっぱいあるし、中には商業誌に載っててもおかしくないんじゃ、と思えるところもあるのです。
少女向けの一迅社文庫、果たしてどんなレーベルになるのでしょうか。
ライトノベルタッチのものばかりでなく、吉屋信子の直系みたいな純正少女小説の出るレーベルになってくれるといいな。『黒薔薇』みたいなヘビーなものも出してくるような。
GL(百合)物は瑠璃歩月(ユリム童話の作者)+玄鉄絢と志麻友紀+水上カオリ、駒尾真子(恋姉妹の作者)がそれらしいというくらいでまだよくわからない状態。あ、『.(period)(仮)』は瑠璃歩月氏ご本人のブログ記事によると百合確定だそうです。楽しみ。
百合ものばかりでなくて次のハードSFのための資料の読み込みもぼちぼちと始めました。投稿用になるか、ブログ公開用になるか、まだ先行き不明ですが。実は資料漁りの段階が一番好きだったり。
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