『SIBELIUS THE COMPLETE WORKS FOR VIOLIN & ORCHESTRA』クリスチャン・テツラフ
ハーンのシベリウスが今ひとつぴんと来なかったので、あれでもないこれでもないとシベリウスのヴァイオリン協奏曲を聴いていたのですが、イメージしていたものにかなり近い録音に巡りあいました。クリスチャン・テツラフです。
音色的にはレーピンのチャイコフスキー&シベリウス:ヴァイオリン協奏曲も好きなのですがテツラフは一楽章のはじめでヴァイオリンが鳴り出した瞬間に「ああ、これだ」と腑に落ちてしまいました。この音、滅茶苦茶好きだぁ。
速い部分はかなり走るけれど二楽章のゆったりとした部分などは緩やかに、子守歌のように歌います。技巧的にはハーンの超絶精確な音からすれば不安定に聞こえもしますが、問題なし。
Amazonへのリンクは一応貼ってありますが、注文しても入荷しなさそうな気がします。HMVやTowerRecordの通販でもなかなか入荷しないようなので。渋谷のHMVで見つけて買ってきました。
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