« 東京農工大科学博物館 | トップページ | 『水辺にて』梨木香歩 »

GR DIGITAL雑感

 GR DIGITALに何日か触ってみて思ったことなど。

  • レリーズボタンの感触が店頭にあるGRD/GRD2と違う。
  • 液晶は精細で色の違いもわかりやすく綺麗。でも明るいところや斜めからは見づらい。
  • 些細な差で撮影結果が大きく変わる。
  • 低速シャッターでも手ブレしづらい。
  • スポットAFが背景に合いがち。マルチAFは範囲が広く近すぎる場所に合いがち。
  • 壊れそうな作動音。
  • 28mm相当で撮るのは気合いがいる。
  • マクロが得意。
  • ストロボの発光量補正が便利。

 もう二年半前のモデルなのでAFや液晶では現行機種には太刀打ちできない感じです。でも、それは些細なこと。撮影結果に関してはかなり満足できました。

 レリーズボタンの感触は他のGRDより軽いようで、これは前オーナーがRICOHのサービスでレリーズの重さ調整を受けていたのかもしれません。

苔 GRD F2.4 1/290sec -0.3EV ISO64 右はマクロの撮影例です。
 苔です。画像クリックで683x1024の拡大画像へ。
 コンパクトデジタルカメラは概ねマクロが得意でFinePixF10でもびっくりしたのですが、GRDはさらに寄れるようです。ボケ方も綺麗なので楽しめそう。一眼レフだとスペック的には近くまで寄れてもレンズとボディの大きさでなかなか実際には近づけないのですが、コンパクト機はスレスレから撮れるのが強力です。レンズ前1.5cmが実用になります。
 今度は粘菌の子実体でも探して撮影してみようっと。

 画質に関しては……単純に解像性能や高感度性能では前のデジカメ・F10に負けてます。モニタでドット等倍にして見るとそんな感じ。
 でもプリントしてみたり、モニタ上でも画面いっぱいに収まるように表示するとしっとりと質感のある絵になり、逆光にも強く、樽型歪みもなく、ボケも綺麗と好印象。

 ZaurusとのSDメモリ共用は意外に面倒だったのでSDカードを買ってきました。2GBで990円。安くなりました。512MBとか256MBはもう使い捨てや旅先での進呈用にざくざく持ってても良いのかも。
 ZaurusSL-C1000では1GB超のSDカードを認識しないことを忘れていて少し慌てましたがダウンロードだけはしておいた大容量SDドライバを思い出して無事認識。GRDでも問題ありませんでした。

 前のFinePixはxDピクチャーカードだったのですがGRDはSDカードとなりZaurusで撮影データを見る際に変換カードがいらなくなりました。ZaurusはaBookReaderZColorAdjustの組合せでそこそこちゃんとした色あいの撮影結果が見られる優れものだったりします。

|

« 東京農工大科学博物館 | トップページ | 『水辺にて』梨木香歩 »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。