世界最大の翼竜展・その1
東京での公開が始まった『世界最大の恐竜展』に行ってきました。会場は日本科学未来館。会期は8/31までです。
開場時間より少し前に現地に到着しましたがあまり人出はないようで入口にできた行列も十メートル程度。並ぶ必要も感じられなかったのですが、一応並んで入場。ドームシアター(プラネタリウム)の座席予約は最初の回だけは即座に埋まったようですが、二回目以降は余裕で取れました。恐竜(古生物)関係のイベントは土曜の初日は出足が鈍いのかも。
会場内は暗めで、化石イベントではおなじみの雰囲気。上の写真はズンガリプテリス。ショウケースの側面から撮ったらガラスの映り込みが押井守風になりました。
今回の特設展一番の目玉。ケツァルコアトルス。パースがきついので大きさがわかりづらいかもしれませんが、柵の近くにいる大人と比べると雰囲気が掴めるかな。翼開長は10~17メートルと言われ――と言うのも発見された化石は翼の一部で、復元骨格は近縁種を参考にしたもので正確な大きさがわからないのです。
それにしてもこの大きさの生き物が空を飛ぶというのは想像に難いものがあります。会場の片隅に展示されていたアホウドリ(飛行する最大の鳥)が小さく見えたくらい。
体重は80キロくらいだったそうですが、この大きさで80キロはモデル体型どころじゃなくてほとんど空飛ぶミイラだったのでは……。
頭の大きな穴は眼窩ではなく、軽量化のための肉抜きらしいです。目玉は大きな穴の後ろにピンポン球くらいのものが収まるよう復元されていました。
チャーミングなトサカと照明のシルエットが素敵だったタベヤラ。大きさは、ハト~カラスくらいの感じですが、足などは鳥どころではない華奢な造りです。逆に頭骨は大きくてやはり肉抜き穴が目立ちます。
次回に続きます。
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