10月の百合コミック
『コミック百合姫 2008年 12月号』、『半熟女子 1』(森島明子)、『クローバー』(乙ひより)の三冊を買ってきました。画像は猫写真状態ですが。
「ストロベリーシェイクSweet」も今回が最終回ということで今後は寂しくなりそう。作家の新陳代謝も激しいですが定番作家の連載ばっかりにはしないという事かな。
今回から登場の藤生と青山あるとの二篇はどっちも楽しく読めました。藤生はこれまでの百合姫作家陣にはいなかったタイプ?
『半熟女子』は春頃の予告ではケータイ配信で連載なのかと思っていたのですが、実質丸々書き下ろしの単行本。ほぼ同時にケータイ配信も始まるようですが、ベッドシーン多めのこのお話をケータイで電車の中とかで読むのは一種のプレイではないでしょーか。
濡れ場を意味あるシーンとして物語に組み込んでいて、著者らしい表現に好感が持てます。青春と性と同性愛にまじめに取り組んでいる印象、は百合姫に描いている人は概ねそうですが、雰囲気だけで押し切らずにセクシャリティを扱う姿勢は森島明子らしさかな。
『クローバー』は百合姫に掲載されていた連作短編の単行本化。美鳥と杉浦ペアの短編が新たに書き下ろされています
『百合姫』本誌も裸やベッドシーンが普通に登場するようになってきましたが、乙ひよりはあくまでも純正少女漫画路線。単行本で追加された短編でも朝チュンです。でも、この著者で濃厚なベッドシーンを読みたいとは思わないのでたぶんこれで正解なのでしょう。
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