SONY VAIO type P その7・ポータブルドライブでのリカバリ作成
VAIO type Pにはリカバリディスクが付属しておらず自前で作成することになります。
ネット上のユーザたちの声からするとtype Pのリカバリディスク作成は失敗率が高いよう。
- ドライブ、本体ともにACアダプタを接続する。
- リカバリ作成中はtype Pで作業しない。
- 品質の良いDVDメディアを使う。
- 二層メディアは使わない。
こんなことが注意として挙げられていました。
実際、私もリカバリディスク作成に当たって上記を守ったにもかかわらずDVD-Rを二枚無駄にしました。ドライブは『BUFFALO DVSM-P58U2/B』です。失敗の原因はよくわからないのですが、何枚も記録メディアを無駄にして悩んでいる人は“鰯の頭”くらいの気持ちでお試しあれ。
- ポータブルドライブを振動させない。
薄型のポータブルDVDドライブは高速アクセスで振動が多いです。広辞苑を土台にし、上にコミックスを四、五冊積み上げ共振を防いでみました。
本当ならば書込速度を制限して振動を抑えたいところなのですが、よくわからなかったので原始的な対策。
- 熱を冷ます。
書込型DVDは結構発熱します。一枚目のリカバリに成功してもすぐには続きに取りかからずにドライブの扉を開けて十分くらい放置。
- ノイズフィルタ入りUSBケーブル/ACアダプタを使う
私の使用したポータブルDVDドライブはACアダプタの質が悪かったようで、ラジオを手に持ってドライブのUSB端子に触ってみたところノイズを拾いまくり。
CPUのAtomはクロック倍率が自動で変動します。USB周りのスループットも省電力状態で変化するようです。
- 省電力モードを[高パフォーマンス]にしておく
- SDメモリ、メモリースティック、不要なUSBデバイスは挿さない
- デバイスマネージャで不要な付属デバイス(カメラ、ワンセグetc)は[無効]にしておく
これからtype P用に光学ドライブを手配するなら薄型ポータブルではなく、デスクトップ用の少し重く厚い外付けドライブが確実かもしれません。どのみちtype PではDVDドライブなんて持ち歩かないと思いますし。
type PのUSBコネクタは供給電力が不足気味だったようで、今回使用したBuffaloのポータブルドライブはバスパワー駆動では単なるDVD-ROMの読み込みもうまくいきませんでした。DVD-Rはバスパワーでも読めるのに。
リカバリディスクが作成できたということでWindows Vistaのクリーンインストールも試してみました。
感想は近日中に。
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