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『つぼみ Vol.4』

つぼみ VOL.4
芳文社まんがタイムKRコミックス GLシリーズ
2009.11.11
980円

★★★★☆

 comicリリィ Vol.1と他にもう一冊と一緒に11/3にAmazonに注文しておいたら「11/13~15お届け」と表示されていたのですが、15日に届いたのは『つぼみ』だけ。11/3時点では『Comicリリィ』は2~3日でお届け、になっていたのに他の本の予約と合わせると取り置きしてくれないようで。今見ると1~2ヶ月後だとか。む。

表紙 鳴子ハナハル
『つぼみ』の表紙は中間色というか日本伝統色っぽい色遣いで統一してきているようです。この表紙もいい感じ。
扉絵 青樹うめ
四コマ漫画の『ひだまりスケッチ』の人。萌え四コマは割と百合風味なキャラが紛れていたり。
「星川銀座四丁目」玄鉄絢
クリスマスイベント。那珂川先生は普段どんな授業してるのだろう、なんてふと思いました。ちゃんと先生できているのか心配な感じのキャラです。そういえば出勤拒否もしてたりする先生なんだっけ。
「しまいずむ その6 ぺろぺろさせて」「しまいずむ その7 もみもみさせて」吉富昭仁
なんでこの人は足好きなんだろう。『Blue Drop』の番外篇でも足フェチしてた気が。
「無限遠点」関谷あさみ
Vol.2の「∞遠点」の続編。今回は姉妹の回想+新キャラ篇。Vol.2では読み切り短編かと思ったのだけれど長篇化しそうな展開に。
「わたしのアヒルの子」水谷フーカ
Vol.1の「この靴しりませんか?」、Vol.2の「オオカミの憂鬱」どちらも面白かったこの作者、今回も良かった。
「エビスさんとホテイさん 第4話」きづきあきらサトウナンキ
意地悪に年季の入っていたっぽいホテイさんが意外に純情乙女であることが判明。前回のような大イベントはなかったけどホテイさんに大きな転換点が。
「ふへんの日々③」秋★枝
にじにじ、そーっ、ぴとっ。笑ってしまった。関西弁+普段着な感じの二人。三回目。
「思い出箱」久遠あき
恋人ごっこをした高校時代の友達との再会。絵柄はプレーンな感じだけどでも少女漫画らしさもあってで割と好み。お話も地味目ながらきちんと纏まりがあって好印象。
「恋人。」大朋めがね
独立したお話?と思ったのだけれど『つぼみ』掲載作はシリーズなのでした。登場人物は共通しているけれど割と毎回印象を変えてきているようで楽しみ。
「恋の三角」小川ひだり
少年漫画風のホットなノリが楽しい。もし続篇が出るなら毎回一人ずつ独特のネタで迫ってくる新キャラでハーレムを作るとかなのでしょうか。お人形ごっこのノリが熱い。
「ガールズトーク」コダマナオコ
美人キャラが見事に美人オーラを背負っててお見事。意外性の設定もぐっとくる感じでイイ。
「ミチ」「シフォン」吉田美紀子
普通の設定の話なのにやっぱりこの人の話にはどこかシュールな空気がある。不思議。
「ガールズライド」磯本つよし
作者はバイク漫画が得意な人。百合誌によく引っぱってきたなとびっくり。『つぼみ』でも期待に違わず女の子をバイクに乗せてます。主人公はお父さんのおさがりだというDream50――かと思ったらCB72ベースのCR風カフェレーサー?(作者ブログによるとCB93だそうです。続篇の予告も!) 渋い。きっとお父さんはベベルのDUCATIとかCBXの6気筒とかに乗ってるに違いない……。年代的にはおじいちゃんのお下がりのお下がり、かな。
「私の嫌いなあなた」かずといずみ
アニメにもなった『貧乏姉妹物語』の作者。旧ペンネームのいずみ名義での『ちょこパフェ』も面白かった。今回はごく短い話。ああ、ストッキングいいな、って変な感想になってしまいました。
「ひみつのレシピ 4ページめ」森永みるく
ギャグ調の連作短篇。森永みるくはこんな感じの擦れ違いギャグ、うまい。

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