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EBPocket for iOS

EBPocket for iOSのスクリーンショット
App Store Cardの画像

 iPod touchでも手持ちの電子辞書ソフト類を生かしたい、とEPWING辞書検索ツールを導入しました。Windowsで馴染みのあったEBPocketのiOS版を試してみました。

 ああ、EBWinでできたことがそのままできる……。画像付きWikipediaのスタンドアロン版もちゃんと検索できますし、日本語大シソーラス(をEPWING化したもの)OKです。ん〜、検索のレスポンスがちと悪いかな。これなら十分使える、と有料版のEBPocket Professionalを購入。600円也。おや? 有料版はアップデート頻度が高いせいか検索速度も良くなっています。アプリのデザインもかなり違いました。まだ小さな画面とタッチ操作での試行錯誤中なのかも。
 他アプリに表示されている文字を調べたいときには[設定]の中の[クリップボード検索]を有効にすると便利ですヨ。

 EPWING辞書のiPod touchへの転送はFTPを使用します。が、画像付きEPWING版Wikipediaなどは6GBに達しているので転送に時間がかかります。EBPocket Free版からの更新で転送した辞書がそのまま使い回せるのかと思ったら新たに送り直し……。まあ、どうせ一番巨大なWikipediaは辞書自体のアップデートがあるのでしょっちゅう転送し直さないといけないんだし、いっか。
 あ、FTP以外にもiTunesの同期で転送できる方法もありました。無線LAN経由よりUSBの方がずっと速かったです。Mac上で辞書格納フォルダをpkg化しないといけないのですが、Macで使っているEBMacもpkgで辞書を認識するので問題ナシ。
 iTunes経由でも(Macとなら)かなり自由度のあるログのシンクロができるみたいなので他のアプリもこの純正同期機能にどんどん対応してくれるとイイのに。(pkg化はフォルダに拡張子をつけるだけなので簡単です)

 iPhone/iPod touchでの辞書ツールはパソコンでの電子辞書ソフトとは少し使い方が変わるみたいです。
 タッチ操作では文字入力も、範囲指定→コピーもやりづらいこともあってせっかくの辞書ツールも他のコンテンツから独立してしまいがち。パソコンでは何気なく使っていましたが、辞書というのは見る/読むツールではなくて“引く”ツールで入力が大事なのだと改めて思いました。
 スタイラスや矢印キーで厳密な範囲指定ができて、ショートカット用の機能キーが五つ並んでいたZaurusはこのあたりの勝手はずいぶん良かったのにな〜。

 iOSアプリやiTunesのコンテンツ類は手軽に買えてしまう価格設定が多く無駄遣いしてしまいそう。ということでプリペイドカードで使うことにしました。7-11にて購入。App Store CardとMusic Store Cardの両方があって戸惑いましたが名前が違うだけでどちらも同じようにiTunesで使えるそうです。

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関連リンク

  • Bookends …… 日本語版を含めた各国語版EPWIWINGのWikipediaを変換・公開している

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