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iPod touchファーストインプレッション

iPod touchが来たよ@コミPo
iPod touch到着
ipod touch付属品
ぴかぴかiPod touch

購入

 iPod touch 32GBを買いました。
 2010年の秋に出た第四世代モデルです。

 Apple製品は2010年春のMac miniが初めてで、今回のiPod touchで二つ目となります。Zaurusの代替=PDAとして使いたくて買い求めたのでした。Amazonにて購入。まずはファーストインプレッションを。

 Mac miniはパッケージを開ける際にも演出が効いていて「いい買い物をしたな」と思わせてくれたもののiPod touchくらいのサイズだとさすがに演出の余地が薄いようです。割と普通のケースと詰め込み方でした。「このiPad touchはあなたと出会うために作られました」みたいなちょっと照れるアピールはないのか〜。「夢のようなデバイス」とか宣伝コピーも商品のうちの気がするのに。

 パソコンとの接続ケーブルは細めのしなやかなもの。せっかくキーボードもワイヤレスにしたのにケーブルがのたくっていると邪魔だなぁ。ドックがあるようなので探してみよう。

液晶保護フィルム

 指紋だらけにする前に液晶フィルムを貼りました。レイアウト 4th iPod touch用防指紋光沢保護フィルム RT-T4F/CR。こういう作業、苦手です。目立つ大きさの埃を閉じ込めてしまいました。あらら。

導入

 パッケージを開けて、はて、としばし固まったのはどうすれば良いのかわからなかったから。クイックスタートガイドなるものには「ネットからiTunesをインストールしろ」と書かれているばかりでiPodの電源を入れるのが先かケーブルを繋ぐのが先か戸惑います。「続きはwebで!」どころか最初からweb。しかも続きなし。とりあえずMacと繋ぐなり電源を入れるなりすると何かが起こるのだろう、とMacとケーブルで繋いでみたら導入ガイドの図解がtouch画面に現れました。
 なるほど。
 情報を絞ってミステリアスを演出し、かつ余計なことができない設計をしてあるということかな。ゲームの『Myst』みたい。Appleらしい、とはこういうことかな?

PIM

 私、音楽をあまり聴きません。少なくとも外では。なので主にPDAとして使うことになると思います。
 ということでまっさきに確認したのがMacとのiCalとの同期。これまで使っていたZaurusとMacのPIMは同期が今ひとつでした。Mac miniとiPod touchはApple製品同士ということで問題なし——と思いきや、iPod touch側にはTo Doが見当たりません。PIMソフトはMacのiCalもtouchのカレンダーもシンプルながら使い勝手はいいのに残念。不満に思う人は多いようでTo Do関連のツールがいくつもありました。

メモ

 touch側ではメモは独立した機能なのですがMac側ではメーラーに統合されます。統合するならスティッキーズ(付箋)にしてくれればいいのに。書いた日時が残るってことからするとiCalと統合でもいいかもしれない。

mobileMe

 そして立ちはだかるmobileMe。これは所有しているApple機器をInternet上で仲介・統合させるクラウドサービスだと思うのですが、書きかけのメールetcはmobileMeを通じてしか同期できない模様。自宅に戻ってMacと同期してもiPod touchで途中まで書いたメールが現れずに気がつきました。なんてこったい! Evernoteもある状況で有料のクラウドサービスは微妙だなぁ……。

Retina DisplayとScansnap

 高精細が売りのレティーナディスプレイは確かに表示は精細ですが物理的なサイズが小さいこともあってScansnapで取り込んだものを読むのにはあまり向いていないと思いました。スキャン物との相性に関しては後日詳しい感想を書くつもり。

カメラ

 装備されているカメラは実用向けの印象でバスの時刻表を撮影するような用途には十分。写真を楽しむような使い方には合わない印象。動画も実用には十分。あまりきれいとは言えないものの、撮って編集してyoutubeにアップして、までがシームレスでできるのはイイ。楽しいです。「できる」だけなら他のメーカーでも機能は付けてくるしより高機能ですが、使い勝手をしっかり練り込んであるのはAppleならではかな?

 キングジムのポメラ用QRコードリーダーという無料アプリを見つけたのですがこれが汎用QRコードリーダーとして機能したりして地味に便利です。

タッチ

 使い勝手の洗練度合いが一番現れているのがタッチインターフェイス。Androidとは似て非なる印象で「できることを増やす」Android陣営に対してiOSは感覚に馴染もうとする印象。自由とか発展性の高さとか将来性とか、そういうのはAndroidに負けちゃったかな?とは思ったのですが、この小ささでよくこれだけの操作性を実現したと感心してしまいました。
 とはいえ、文字入力に関してはやっぱりZaurusの代替にはならなさそう。VAIO Pが手元にあるからこそ「文字入力は諦めよう」と妥協できたかも。フリックもソフトキーボードもよく練られていてタッチ操作にしては使いやすいですが、半日でタッチタイプに到達できて一週間後には一晩で100KBのテキストを生成できるようになったZaurusに対し、iPod touchでは丸一日以上遊んでみても指先を見ずに入力できるようになる気がしません。数字キーのみのケータイより楽なのは確か。

コミPoでレビュー

 あまり関係ないようなコミPo漫画もつけてみました。
 漫画中の“Tada!”は「じゃーん!」という擬音・擬態のニュアンスだそうです。無料の意味かと思ったあなたにはダジャレ人間の血が流れています。同様に“Sweet!”は得意気でハッピーな様子で“Oh, great!”は「やれやれ」と溜息をつく感じだとか。……コミPoは英語の入門漫画なんかに向いているかもしれません。iOS版コミPoがあると楽しそうだけど、タッチ入力だときついかな?

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