『ワンダフルデイズ5』荒井チェリー
ワンダフルデイズ
荒井チェリー
芳文社マンガタイムKRコミックス
2011.5.27
★★★★☆
5巻では新キャラの登場はとくにありませんが零さまを囲む会が楽しそうだったり、珠季さんが意外と独占欲が強かったり、壱さんが相変わらずダメだったり、碧子ちゃんが準レギュラーに昇格しつつあったりと妖怪たちの素敵な日々が続いています。そんな中でも零と壱の座敷童たちの由来がぽつぽつと語られるようになってちょっぴりしんみりする展開もあり、終幕に向かって収束をはじめてもいるようで寂しさもほのかに漂います。次の巻が楽しみではあるけれどおしまいはまだ来て欲しくないような複雑な気分。ワンダフルデイズは振り返ってこその素晴らしき日々、ということになるのかな?
続き物の四コマなので5巻からのオススメはしづらいのですが、1巻からぜひお勧め。萌え四コマ誌に掲載ということで登場人物には女性が多いですが、お色気や媚びとはあまり縁のなさそうなプレーンな印象の楽しく可愛い妖怪アパートの話です。
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