カテゴリー「日記2011」の9件の記事

明治大学博物館刑事部門

 明治大学には付属の博物館があります。有名なのが刑事博物の展示でギロチンやニュルンベルクの鉄の処女。見てきました。

 R0015867 博物館は地下一階から始まり、学校史の展示等もあるのですが目玉はさらに地下へと降りた先のここ。
 天井から下がる青っぽい看板の「刑事」の文字。法律と刑罰に関する展示があります。

R0015852 刺股や十手といった捕縛用の道具がまず目に入り、次いで目を引くのがこの抱き石再現。
 三角の木材の上に正座をさせられ腿の上には石。再現展示以外にも当時の書物(や複製品)が展示されていて、浮世絵風の生々しい説明も読めます。

R0015837 こちらもレプリカですが、え〜と首だけ出す木箱とノコギリをぶっ立ててある俵。う〜ん。ほんとにこんなのやってたのかな?

R0015840 晒し首用の台。再現展示よりも背後に置かれていた写真パネルの方が衝撃的です。この博物館の刑事部門展示はレプリカというか文書からの再現品が多いのですが、写真は実際にあった情景ということでリアリティが段違いでした。


R0015848 刑事部門展示の目玉らしい“ニュルンベルクの鉄の処女”と“ギロチン”。どちらもレプリカですが、鉄の処女の方はどうも見せ物のように思えました。ウィービングのある溶接痕などがあって近現代の工作です。レプリカ故の工作痕なのかなぁ……。鉄の処女に関しては実際に使用されたものがあるのかすら疑わしい、という話も刑具・刑罰の本にはあるようです。

R0015849 そしてこちらは鉄の処女の内部。長〜いトゲが。ぞっとする感じではありますが、これ、中に人が入った状態で閉じるのは人力で押したんじゃ無理そうです。蝶番の扉に固定されたまっすぐなトゲって、閉じようとすると横に肉を引き裂くし骨に引っかかったら進まなくなってしまう……。

 考古部門の展示は(ボリュームはあまりないけれど)学問としての色合いも強くありましたが、刑事部門の展示は見せ物的要素が中心で、むしろ書物や立て札、写真パネルのような地味な展示の方が法についての良い資料になっていたように思います。

 展示を見る前に読んでいくとより興味深く、あるいは別の感慨を持って眺められるかも。


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JackDanielsハイボールヘッドホン当選

 懸賞が当たりました。

JACK DANIELS PRESENT HEADPHONE JACK DANIELS GO THIS WAY CAMPAIGN 第2弾のヘッドホンです。缶ハイボール三本一口で応募した懸賞でした。
 ヘッドホンはAERIAL7というブランドのTANKというモデルをベースにしたキャンペーン景品専用カラー。

 

JACK DANIELS PRESENT HEADPHONE 艶消し黒のベース色に金色のアクセント。ヘッドホン本体にはJACK DANIELSのロゴ等は入っていませんが、付属の小物袋……ヘッドホン本体を入れるためであろう同梱の袋にはJACK DANIELSロゴが入っていました。いっしょに写した洋酒のビンがJACK DANIELSじゃなくて残念。
 ヘッドホン自体は、耳の外周部分にパッドが乗っかる感じで雰囲気密閉型。でも外の音も入ってくるし音漏れもけっこうしているみたい。音質評価はとくになし。ブランドマークのプレゼント品ということでカッコ良ければいいのです。

☆ ☆ ☆

 JACK DANIELSの缶ハイボール、お味はというと——。水飴の味がするアルコール入りジュース的な感じなのでウィスキー好きの人からすると論外ということになるのかもしれませんが、缶ハイボールは本物志向でなくても良いような気がするので私的にはOK。FOUR ROSESもI.W.HARPERも缶ハイボールは水飴まぜまぜ味ですし。ウィスキーそのものを楽しみたい人は缶ハイボールではなくビン売りのを試してみられるのが良いかも。

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e3paper 雑学コンテスト&ツイートコンテスト

 e3paperというデジタル同人書籍販売サイト主催のコミPo!のコンテスト二つに参加しました。

雑学コンテスト&ツイートコンテスト

 結果は……

雑学コンテスト雑学×保健室佳作
ツイートコンテスト時給60万円の仕事:タイムマシン佳作

とダブルで佳作をいただきました。

 雑学コンテストの賞品はコミPo!の3Dアイテム三点。

  • ハードル
  • ビーチバレーセット
  • バドミントンセット

 こちらはツイートコンテストの賞品、ポスター&絵はがきは昨日届きました。

ツイートコンテスト賞品

 コミPo!のパッケ絵のポスターが来るのかな〜と思っていたのですが、開けてみたらいまざきいつき氏のコミPo!イラストでした。これ、カッコいいです。ポスターは紙っぽくない素材(店頭に長期飾られているような厚手のシート?)に印刷されていて稀少グッズっぽいかも。絵はがきは実用になりそうなフキダシ付き。

 次は少し長めのストーリー漫画に挑戦してみようと思います。って3Dアイテム作りと平行して(不足アイテムは空白のまま)作りはじめてみたのですが、学園物でも作りたい話を作ろうとするとアイテム製作でいっぱいいっぱいになってしまいますね。それでも丸ごと手描きで漫画を描くよりはずっと楽なのは確か。3D背景や部活用小道具はいくら作っても足りなさそう。
 「雑学×保健室」を作っているときにも思ったのですが、コミPo!は10ページを越えるあたりから操作の重さが気になりだし、15ページを越えるとめっきり動きが悪くなってきます。画像出力でもコケることが多くなってきました。

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映画『コクリコ坂から』

 ジブリ映画の『コクリコ坂から』を見てきました。

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 原作は1980年の少女漫画だとか。

 主人公は松崎海。下宿の世話係も兼任の高校生・海(愛称:メル)はある日、学内誌“カルチェラタン”を発行している風間俊と印象的な出会いをする。“カルチェラタン”——老朽化したクラブハウスの取り壊し計画を阻止すべく行っていたデモンストレーションで屋根の上から目の前の池に飛び降りてきたのが俊だった——と始まる恋愛ストーリー。

 良かったポイントはレポ漫画に任せて気になった点など。
 海、船、経済成長期、“戦後”が色濃く残る学生文化、学生運動を感じさせる自治意識、と昭和ノスタルジーを前面に押し出したジブリらしいお話でした。この昭和中頃の香りは現代の若者たちにどう感じられるのだろう。
 “カルチェラタン”取り壊しの危機に際して「古いものを壊すのは過去の記憶を捨てることと同じ」というようなセリフが登場しましたが、これが作り手側の懐古趣味の自己弁護っぽく響いてしまい「海も俊も高校生なのに……」と釈然としない気持ちになりました。伝統を愛する若者がいたっていいけれど、未来は?と。海も俊も将来の志望はあるようですがそこには焦点が合わされないまま、歴史ある“カルチェラタン”を守ることと海と俊の出自を辿るという過去に向かう話で物語は進みます。未来に向かうために過去を整理……ということなのかな?
 最後は「めでたしめでたし」なのですが、素直に良かったと思えないのです。だって「めでたし」になる前に発されたインパクトのあるセリフの、その前提が失われてしまうのです。フリダシに戻った二人の間に、恋は成立するのだろうかと心配になります。
 演出の面では考えることを求められる場面が多かったです。シーンの切り替えで状況が途切れる演出が多く、合間ではこういうことがあったんだ、と頭の中で想像し納得しながら次のシーンを見ている状態になって没入感が得にくい作りになっていました。納得の行かないシーンはなかったのでこの没入させない作りは意図的なものなのかも。海の呼び名が前置きなくメルになっていたりするのもこの一部でした。「海と俊の関係の変化を象徴しているのだな」と頭の中にロジックが働くわけです。観客をがっちり掴んで引きずり込むなりふり構わない力技の宮崎父と距離感を保つ宮崎吾郎監督。技量の差なのかもしれないけれど、スタンスの違いのような気もします。

 不満も挙げちゃいましたが、トータルでは「良かった」です。
 前向きで悲壮ぶらない誠実な登場人物たちを見て、こういう青春を過ごせれば良かったのに、という気分で胸いっぱいになりました。

 『ゲド戦記』で不評であったらしい宮崎吾郎監督。『ゲド』でも私は割と楽しめた方なのですが、今回の『コクリコ坂から』で評価も挽回できたのではないかと思います。ジブリ作品の中で一番雰囲気が近かったのは『海がきこえる』かな〜。

 DVD/Blu-rayも出たようです。映画版『コクリコ坂から』

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コミPo!で感想・映画『エンジェル・ウォーズ』

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 映画『エンジェル・ウォーズ』を見てきました。字幕版です。

 ネタバレなしの軽い感想行きます。

 テレビCMや公式サイトの予告編ではアクション的なシーンを中心にアピールされている通り、売りはアクションシーン。押井守的な日本アニメのノリで、女の子が刀を振り回し、銃を撃ちまくります。激しくぶっとばされてもダイジョーブ。トム&ジェリーというかドラゴンボールというか、瓦礫をえぐりながらぶっ飛んでも平然と立ち上がり、戯画化されたサムライやナチス兵士をばったばったと倒します。アクションパートだけでも見る価値があるはず。
 時代設定はちょっと古め。1950〜60年代くらい? 遺産相続に絡んで継父に精神病院に押し込まれてしまったヒロインは、病院での過酷な状況に抗います。抜け出すための策と辛い現実からの離脱がアクションパートとなるわけです。ロボトミー手術やショウクラブといった時代がかった設定がてんこ盛りで、記号的な要素で画面にぐいぐい引き込んでいくあたりもアニメ的。ストーリーは「感動の物語」的なオチをつけてはありましたが『300』同様インパクトのある映像を味わうという楽しみ方でOKだと思ったのでした。

 主役は『ゴーストシップ』で幻想的な少女を演じたエミリー・ブラウニング。『ゴーストシップ』では儚い印象でしたが今回はタフな感じの女性に育っていました。医師役のブルー——オスカー・アイザックはジゴロ的な役割も振られているのですがこれが笑っちゃうくらい似合っていました。

 アメリカンポップスの音楽の魅力と日本アニメ的演出、ゴシックホラー的こてこて設定がミックスされていて、ヘンテコな愛すべき作品に仕上がっていると思います。

 蛇足。
 原題は“Sucker Punch”。“sucker”や“punch”といった単語を調べてみたものの、意味の多い単語でニュアンスが掴みづらいです。“sucker”はちゅうちゅう吸うイメージでタイトルはフルーツポンチ的な語感なのかな? punchはヒンディ語で“5”を意味するそうなので少女5人組の戦隊モノ——日本のオタク文化的にはゴレンジャーの少女版みたいなものかもしれない、と思ったのでした。“Babydoll”や“Blondie”といった少女たちの呼び名からするとプレイメイトたちがガンアクションを見せる『グラマー・エンジェル危機一髪』のような映画たちの末裔でもあるのかもしれません。

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桜前線@豪徳寺

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 豪徳寺の桜も咲き始めていました。
 というわけでコミPo!でレポート。狛犬の乗った香炉の近くの枝垂れ桜はかなり花が開いていて三分咲き。正門の近くの桜はまだつぼみ。招き猫のお堂の東側にある赤門の桜は五分以上咲いていました。招き猫奉納所のすぐ後ろにある桜は八重で、こちらは今月末が満開になると思います。

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 こちらは八つ橋が供えられていた招き猫奉納所。
 食べ物はカラスが棚を荒らしにきちゃいそうな。だいじょぶかな?

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コミPo!私服データ購入

コミPo!私服データ使用画像サムネイル
コミPo!四コマサムネイル

 コミPo!の私服データを買ってみました。

 無声四コマに挑戦。思ったより意味が通じそう。通販や大手メーカーの服を着ていると「あっ!」と思うことがありますね。コミPo!の私服データはシルエットが共通なのでキャラたちの間でやはり「あっ、色違い!」ということがありそうだなーという四コマでした。

 もう一方のコミPo!ユーザの呼び方ですがこれはTwitterの#comipoに流れていた話題です。すでに話題は収束していて出遅れ感たっぷりかも。

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コミPo!で日記

 東京・世田谷区の梅ヶ丘にある羽根木公園に行ってきました。

東京世田谷の梅ヶ丘にある羽根木公園の梅の写真

 訪れたのは3/10の昼。日差しも暖かくコートのいらない陽気でした。梅の花はもう時期が終わりかけてはいましたがまだ楽しめました。毎年二月には梅まつりが開かれ、屋台が出ていたり、小イベントが行われています。

 青い空に梅の花はよく映えていました。

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あけましておめでとうございます

 あけましておめでとうございます。

 新年は豪徳寺の招き猫から。

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 招き猫しか写っていないとお正月なのかどうかわからないですね。いや、ぴかちゅーも写ってますが。下では黒猫のジジも紛れております。

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20101228_02 こちらは旧年撮影分。小物招き猫etcがパック詰めに。28日撮影だったと思うのですが、この時点で奉納所の棚はきれいに片付いておりました。元日の朝はまだあまり招き猫は増殖していませんでしたが、三が日できっと溢れかえることでしょう。

 今年の招き猫関連写真集は招き猫@豪徳寺2011にまとめる予定です。

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