小説創作とiPad Idea Sketch編
小説創作とiPadという記事でアイデアの整理用にIdea Sketchというアプリを紹介しました。今回はIdea Sketchの有料アドオンを導入してみたので、あらためて紹介を。
有料アドオン
Idea Sketchの有料アドオンで追加されるのは、
folder organization, iCloud, AirPrint, 4 more shapes, 4 more color themes (each with 8 color choices), 5 more fonts, high-quality PDF diagrams (ideal for printing), and edit diagrams on a Mac or PC desktop using any software that supports the VDX file format such as OmniGraffle and Visio.
そのまま見ればわかりますが一応日本語にしてみると
- データのフォルダ分類が可能
- iCloudによるデータの同期
- AirPrintでiOS機器から直接印刷可能
- 4つの図形追加(ダイアグラムの囲い図形)
- 4つのカラーテーマ追加(色パレット)
- 5つの追加フォントが使用可能に
- 高品質PDFでの出力
- VDXファイル出力でOmniGraffleやVisioでダイヤグラムが使用可能になる
といった機能が追加されました。
iCloudの同期、便利です。iPod touchとiPadで意識せずにデータを共有できてます。iCloudでの同期を有効にするにはiOS端末のそれぞれのIdea Sketch上のスパナアイコン→Seetings→Use iCloudでOK。
増えた図形はこんな感じ。色は「セット」でカラーパレットごと変わります。ダイアグラム中で使用できる色数が増えるわけではないです。
フォント追加は日本語ではイマイチなようで、文字化けも。デフォルトのフォントで使うのが良さそうです。
iCloud対応がアドオンの目玉かと思います。
小説創作とIdea Sketch
小説のアイデアいじりではあまり分類をせずに使っていて
こんな感じ。左半分がイベントで、右半分が設定です。どことも繋がっていない要素は未整理のアイデア。黄色で縦一列に並んでいるのがメインストーリーです。要素をあっちに置いたりこっちに移動したりしながら試行錯誤してます。
細かく分類しないのがオススメ。図形や色を駆使して細かく分類してしまうとアイデアが増えるうちに「この分類ルール変えたい」となるのですが、その頃にはもうダイアグラムが大きく育っていて分類し直すのが億劫になり、丸ごと放棄することになりがち。
日本語環境特有なのかもしれませんが、ダイアグラムが大きく育ってくると各要素の説明文(画像の小窓内の文章)の入力・表示レスポンスが低下します。また、ここに示したノード数166のダイアグラムをiPadで読込・表示させる際には一呼吸以上待たされる感じです。iCloud同期を有効にすると起動からアイデア一覧が表示されるまで多少の時間がかかるようにもなります。
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