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SONY NEX-5R レビュー(1)

新宿御苑にて
豪徳寺香台
豪徳寺絵馬
豪徳寺招き猫
勝光院(ドロップカラー・赤)

SONY NEX-5R購入前

 比較候補に挙ったのはFUJIFILM X-M1Canon EOS MRICOH GRでした。

  • APS-Cサイズセンサ
  • コンパクトなミラーレスorレンズ一体型
  • 価格

といった条件で絞ったのですが、実機に触れてみるとレンズも含めてコンパクトなことに感銘を受けてNEX-5となりました。最新型のNEX-5TではなくNEX-5Rにしたのは、価格と新旧の差がNFCのみであったため。17000円以上差がありました。

ユーザ登録

 ファーストショットも上々で帰宅し、webでユーザ登録をしたのですがMy Sony ClubとPlay Memoriesと二つもIDを作る羽目に。面倒臭い……。Sony Reader StoreはMy Sony ClubのIDで使えるようなのでPlay Memoriesも統合しててくれれば面倒がひとつ減ったのに。

 NEX-5シリーズは「アプリ」のインストールが可能になっていることもあってネット親和性が高いです。ですがそれだけに「ネット接続の設定をして」「アプリを入れて」「ファームウェア更新して」と煩わしい初期作業も多いです。タッチUIのぎこちなさも含めてスマートフォンの内蔵カメラの簡単さにはそうそう太刀打ちできなさそう。

 私のパソコン環境はMacですが、NEX付属のCD-ROMの中身は何も導入せず用が済みました。RAW現像もiPhotoで対応している模様。NEX-5シリーズのAVCHDもiPhoto上で再生できた……ものの再生処理が重く、コマ落ちしてしまいました。VLCのようなハードウェア再生支援を活用する動画アプリで再生してやればスムーズに再生されます。

感圧式タッチセンサー

 ネット関連の設定を求められるカメラなのでキー入力が必要になります。SSID、パスワード、Play MemoriesのID。小さなソフトキーボードは押し間違えが多くくたびれます。綿棒など先の細く硬くないもので押してやると多少はマシに。反応のイマイチな感圧式タッチパネルはZaurusを思い出させてくれました。

スマホ・タブレット連携

 楽しみにしていたのがこれ。NEX-5R以降は無線LAN(WiFi)絡みの機能が搭載され

  • 撮影データを簡単にスマホ・タブレットに転送できる
  • スマホ・タブレットをモニタ付きリモコン化(要アプリ)

ということができます。できました、比較的簡単に。無線LAN設定の知識がないとわかりづらいかもしれません。そんなときのためのNFC搭載NEX-5Tかもしれませんが、誰でも簡単、というほどNFC対応端末は多くない気がします。

撮ってみて

 コンパクト機、それも旧式機からの移行ということもあり、明らかに「明白な失敗写真」が少なくなりました。昼の屋外順光〜半逆光であればまず失敗はなく、日陰で「イマイチ」なことがある程度。ISO1600や3200も常用範囲で朝夕の薄暮の時間帯にも強くなりました。室内撮影も。
 全自動ならば難しいことはなさそうですが、ちょっと工夫してやろうと思うととたんに機能の多さと操作ボタンの少なさに戸惑います。各々の機能についても違いを知るにはそれなりに試し、撮影結果を眺めてみなくては掴めないので馴染むにはそれなりの時間が必要そう。試してみたい!のは追加アプリの「タイムラプス」です。これは近々挑戦して結果をレポートしてみるつもり。細々としたアクセサリ類のインプレッションも書くつもりです。

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