カテゴリー「日記2014」の9件の記事

艦これ日記 夏季イベントAL/MI作戦

 艦これ夏イベントのAL/MI作戦の全6ステージ、クリアしました。

艦これ 夏イベント AL/MI作戦 E-6クリア

艦これ 夏イベント 全海域クリア

 E-1、2のAL作戦はなかなか攻略編成が見つからず苦労しました。E-3、4、5のMI作戦は“連合艦隊”システムが目新しかったこともありとても楽しかった! E-5クリア報酬の雲竜も好みのイラストでした。備蓄資源が乏しく、AL/MI作戦で高練度重巡/軽空母の多くを使ってしまったこともありおまけステージのE-6は無理かな……と思いつつ、日々集めることのできる資源の範囲で3〜4回ずつ出撃を重ね10日間、なんとかクリアできました。

艦これ2014夏イベ E-6艦隊

 E-6は道中夜戦マスを避ける軽空母×2編成。支援艦隊は道中・決戦両方とも正規空母×2、戦艦×2、駆逐艦×2を投入。

夏イベ記録
海域出撃ボス到達ボス最終形態
戦闘数
E-13010
E-22010
E-31311
E-41810
E-52410
E-651152

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映画『思い出のマーニー』

アニメ映画『思い出のマーニー』

 ジブリの新作アニメを見てきました。

 良かった。

 原作は1939年に書かれた“When Marnie Was There”というJoan G. Robinsonの児童文学です。2014年春あたりに「ジブリがマーニーをアニメ化するらしい」と聞いて楽しみにしていました。少女二人の繊細な会話が好ましい少女小説の古典です。

 というわけで封切り当日の初回上映で観てきました。元の話が出自に悩む少女の——しかも近代のイギリス社会でポピュラーであった『家なき子』や『オリバー・トゥイスト』的な昔ながらの児童文学のスタイルを踏襲する話で、血の繋がらない家族というドラマが中心に据えられます。
 鈴木プロデューサーはそんな懐かしい……というより古めかしいと感じてしまうドラマを持った『思い出のマーニー』を原作に選んだようです。完成した映画もその昔風なところはそのまま残していました。

あらすじ

 内向的で喘息持ちのアンナは札幌から根室の田舎町へ転地療養に。その土地でアンナは“湿しめ屋敷”と呼ばれる廃墟を訪れ金髪の少女・マーニーと出会います。運命的に惹かれ合うアンナとマーニー。けれどマーニーはとても実在の人間とは思えず……。

『思い出のマーニー』は百合なの?

 『思い出のマーニー』の予告編がTVやネットで流れ始めると「百合っぽい」という反応を見るようになりました。確かに本編を見ていてもマーニーとアンナが運命的に互いに引き寄せられますし、スキンシップもとても濃く、幾度もハグしたり「大好き」というセリフがあったりと百合百合しいです。映像は明らかに百合を意識していますが、これは仕掛けの一種で、マーニーの正体が明かされると同時にアンナが抱いた百合的な感情の正体もまた明らかになります。その正体というのは——封切りから日が浅いので伏せますが、少なくとも百合漫画誌で描かれるような同性愛としての恋愛感情ではなかったことが示され、物語の最初に遡りそのアンナの感情を観客に納得させる構造になっています。つまり、シーンとしては百合百合しくはあっても百合オタに向けられたエンターテイメントではない、です。
 もっとも原作では少し事情が異なります。小説ではアンナの感情にぐっと近づき寄り添い読んでいくことになり、映画同様結末としては同性愛心理の否定構造を持ってはいても移り変わる一時の気持ちは間違いなく百合と呼んで良い感情で、その一過性の儚さ自体が魅力であり百合なのです。
 映画は原作小説ほど観客の視点がアンナに密着しないことが差となっているのでしょう。
 というわけで『思い出のマーニー』に百合を期待して観に行くことはお勧めしかねます。児童文学や少女小説(『コバルト』のような現代のものではなくかつての『赤毛のアン』や『若草物語』のような古典)好きの人に強く勧めたいです。


『思い出のマーニー』の舞台

 『思い出のマーニー』は根室湾干潟と干潟に面した幽霊屋敷の魅力を見せる映画でもあります。潮の満ち引き。水辺の鳥たち。夕景・夜景とともに現れる金髪の美少女マーニー。古い洋館。昼の廃墟としての姿と命が吹き込まれる夜の姿。ジブリの美術力が生かされます。環境を見せるという意味では『アリエッティ』の小人の世界描写と比べるとやや淡く重くシンプルで、作中でヒサコが絵を描いている場所からの「湿しめ屋敷」の眺めに集約されていたように思います。
 日本ローカライズに際し根室が選ばれたのは、重い天気もある道東の夏が原作の地・イギリスと似ているからだろうか、などとバックパッカーとして一夏の半分を道東で過ごした学生時代を振り返りつつ思ったのでした。
 記憶の中にある夏の根室、釧路はどんよりとした日も多く、曇りがちの空から差し込む陽光が印象的な土地でした。映画の中では嵐のサイロや夕日に照らされる湿っ地屋敷が美しく描かれますが、荒ぶりはしても極端に破壊的ではなく、鮮やかではあっても道央の乾いて何もかもが輝きに満ちたような世界とはならない重苦しさが道東らしい……かな。釧路湿原では天使のはしごを見ることができたのですが、湿っ地屋敷に降りたら見映えしそう、と映画を見ながら思ったのでした。『紅の豚』でポルコがカーチスに撃墜される前の巡航時に雲間から陽の射すシーンのアレです。
 少し不満であったのが舞台を北海道にした甲斐が薄かったこと。「湿っ地屋敷」もサイロもアイヌ語に由来をとった呼び名をつけても良かったし、お祭りも東京のお祭りのようで味気なかった気がします。コロボックル伝説のある土地なので『アリエッティ』を思い出させるようなエピソードを織り込んでも良かったかもしれません。

感想

 孤児として育った少女の里親へのわだかまり。幼少時の失われた記憶。運命的で幻想的な少女との出会い。宣伝文句でもあった“ガール・ミーツ・ガール”を真正面から描いて百合オタフィルターを通さずとも「いいなぁ」という少女二人の関係。幽霊のように神出鬼没なマーニーとアンナ自身の秘密が次第に解かれていくミステリー展開。ミスリードも正解の伏線も序盤から仕込まれており、終盤できれいに繋がっていく快感。良作です。
 エンドロール後、照明が戻ったときの劇場の空気は「周りを窺う」感じでした。手に汗握る活劇でなく、また、孤児設定でありながら御涙頂戴のウェットな見せ方でもないクールな作りの映画であったために「感動要素はいっぱいあったけれど感動すべきだったのかな」という戸惑いが照れ屋さんの多い日本人に周囲を窺わせたのかな、と思います。率直に言えば感涙は流れなかったですが、かなり強い好感を持てました。Blu-rayが出たらあらためてゆっくりと見たいな。

原作小説

 原作を再読してみました。映画との比較感想記事を書きました。


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6月の艦隊これくしょん

大和が来ました

 大型艦建造で念願の大和を造ることができました。大鵬レシピと合わせて通算42回目での大和建造。大鵬は未建造です。

建造数建造率
大和12.38%
まるゆ24.76%
あきつ丸49.52%
軽空母819.05%
正規空母1433.33%
戦艦1330.95%

5-5攻略

 5月は試行50回でクリアでしたが6月は35回でなんとかなりました。来月は大和が投入できるまで育っていると良いな。

攻略艦隊道中支援決戦支援
扶桑山城妙高改
長門改伊勢改鳥海改
日向改鳳翔改飛龍改
赤城改千歳航改二龍驤改
加賀改睦月改島風改
飛鷹改如月改時雨改二

ケッコンカッコカリ

 ジュウコン艦隊化中。

ケッコンカッコカリ記録
5/15扶桑
5/26赤城
6/8長門
6/18伊58
6/23伊401
6/27伊8
6/27伊19
6/28伊168
6/28山城
6/30まるゆ

扶桑と山城のシンコン・スリガオ海峡行

 扶桑と山城の二艦には戦艦として添い遂げてもらうつもりでおりました。“改”にはしないまま育ててケッコンもこの二人同士で。新婚旅行ももちろんこの二人で行ってもらうことに。

Fusou 山城、提督から新婚旅行のチケットをいただいたわ
Yamashiro しんこ……! 姉さま、嬉しい
Fusou リランカに参りましょう
Yamashiro 素敵です、姉さま。おいしい紅茶がいただけますね
Fusou 随伴はこの子たちにおねがいしましょう
Mogami 大丈夫。ぶつかって二人の邪魔したりしないから
Mitishio クソ提督もたまには気を利かせるじゃない。おめでとう。同行させていただくわ
Shigure ボクらがトレーンベアラーだよ。扶桑も山城もすごかっ……すごくきれいだ
Kaga 赤城さんとのときのために勉強させていただきます
Yamashiro (なぜかしら、加賀さんはともかく胸騒ぎのする顔ぶれだわ……)

 艦隊はリランカ島を目指します。

Yamashiro (そうだわ……この顔ぶれ)

 夜の海を眺めながら山城は思い出したのでした。僚艦はかつて西村艦隊と呼ばれた艦娘たちです。

Yamashiro (リランカ……スリランカ……。スリ……スリ——ガオ?)

 進路は間違いなくリランカのある西方へ向かっていましたが、山城にはどこか見覚えのある多島海を進んでいるように思えてなりません。そう、遠い昔に西村艦隊が囮役として突入し全滅したあのスリガオ海峡に見えるのです。

Yamashiro (どこであろうと構わない。姉さまと一緒なら)

 道中では敵巡洋艦隊や潜水艦と交戦し、敵本隊に迫ります。

Yamashiro (ああ、血みどろの新婚旅行だわ)
Fusou 山城、大丈夫? 砲戦よ
Yamashiro はい、姉さま。参りましょう。(……どこまでも)

 リランカの敵は強力だったものの姉妹の絆の前に敗れ去ります。

リランカ新婚旅行

Yamashiro 姉さま、見ててくれた!? タ級旗艦を沈めたの!
Fusou ええ、山城。
Yamashiro 姉さま! お怪我を?
Fusou かすり傷程度よ、心配いらないわ。ごらんなさい、山城。空がこんなに青いわ……

 そう言って扶桑姉さまは山城の肩を抱き寄せたのでした。

Yamashiro (良かった。スリガオでなくて、本当に良かった)

 母港へと凱旋した姉妹をねぎらい、提督は特配のプレゼント贈りました。

煎餅布団

Yamashiro 提督もおかしなものくれますね
Fusou ふふ。山城、私は気に入ったわ
Yamashiro ……変な姉さま
Fusou 寒い夜に一組しかない薄い布団でも二人なら暖めあえるもの
Yamashiro 姉さまっ

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艦これ日記・サーモン海域北方5-5攻略

艦これ 5-5クリア

 現時点での艦これ最難関EXSTRA STAGE「サーモン海域北方」、通称5-5をクリアしました。スクリーンショットは海域ゲージを破壊する直前……。

戦績
試行回数ボス到達回数
5-55010
春イベE-55015
消費資材
燃料弾薬鋼鉄ボーキ
5-546694607304356419145
春イベE-54085637028395627469

 春イベントE-5を上回る予想以上の資源浪費となりました。キラ付けや道中・決戦支援の使用率が高かったためでしょうか。装備も艦娘Lvもまだまだ不足していたからかな、ということで当面の目標もできました。

開発目標
烈風3
零式水上観測機1
徹甲弾1
46cm砲2

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艦これ日記・一周年記念イベント完遂

 艦これ2014年春一周年記念イベント・索敵機、発艦始め!をクリアしました。

艦これ一周年記念イベントクリア

E-5決戦 最後の燃料を扶桑姉様に託す
E-5 攻略!

 資源が底を突いてこれが最後の出撃、というシチュエーションでE-5ボスの残りゲージを破壊するというドラマチックなオチで締めくくられました。

 面白かった……。

 イベントの目玉はE-2クリア報酬の工作艦・明石、かな。初期状態でも随伴2隻の修理が可能となる優れもので実質的に修理ドックの拡張に等しい実用性満点の艦娘です。

 E-5攻略時の記録です。

E-5消費資源etc
試行50回
ボス到達15回
艦隊開始Lv終了Lv
扶桑9898
長門改9597
日向改6974
伊勢改6773
赤城改9798
加賀改6572
消費資源燃料40856
弾薬37028
鋼材39562
ボーキサイト7469
高速修理材158

 「索敵機、発艦始め!」というイベントタイトル通り、新システムの索敵と着弾観測の効果が発揮され、地味な防御・支援役ながら空母が大活躍でした。

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艦これ日記・一周年記念イベント「索敵機、発艦始め!」

Img_0372

 4月23日より 艦これ の一周年記念イベントが始まっています。
 前回のアルペジオイベントはアニメ・漫画とのコラボということもあって難易度は抑えられていたらしく、私にとっては初の本格イベントとなりました。

 イベント海域はE-1〜E-5までの五つの海域で、そのうち三つが正式マップ。二つがおまけの第二段階作戦だそうです。

E-1そんなに難しくないみたい。軽空母+重巡・航巡艦隊でクリア。余裕。
E-2軽空母だときついかな。正規空母に替えて戦艦も一隻混ぜよう……。
E-3戦艦/戦艦/航戦/航戦/空母/空母の全力出撃。うわ、資源がどんどん消えるぅ。
E-4潜水艦ばっかり……。通常海域のExtra Stage1-5の拡大版? 三回ほどの試行錯誤で装備と陣形・キラキラがうまくはまって後は簡単クリア。
E-5きっつー 支援艦隊フル投入。E-3攻略と同じ艦隊だけど装備も陣形もあれこれ試して、ようやく一度ボスにダメージを与えられたところ。挑戦中なう。資源尽きそう。

といった結果が上に貼った画像にまとまりました。現在E-5「北太平洋海域」に挑戦中で道中・ボス両方の支援も投入して5回目でようやく1回ボスのHPを半分削れたところです。このペースだと先に資源が尽きそうではあるものの、クリアの光明は見えたかもしれません。
 下の艦隊でチャレンジしてます。攻略サイトの例よりも弱い艦隊でもなんとかなるみたいです。

E-5攻略本隊
E-5攻略道中支援
E-5攻略ボス決戦支援

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艦これ日記 初風GET

Hatsukaze

提督さんにとって私は何人目の私かしら?

 そんなセリフとともにうちの艦隊に最後のドロップ艦娘がやってきました。もちろん一人目です。通称3-4、艦これ通常海域中最高難易度を誇る北方海域全域のボスでのみドロップするという艦娘がこの初風。初風の獲得で通常海域にて入手可能な艦娘が全員揃いました。

 初風狙いでの3-4巡回は、

  • 潜水艦隊で挑戦
  • Lv50→Lv90代まで通ってドロップ
  • ボス到達率は4〜5回に1回
  • Lv50でもLv90でもボス到達率はあまり変わらない
  • Lvの高さより艦数を揃える方が有利
  • 水上艦より省資源

 こんな感じでした。
 最後のレア艦ドロップは嬉しい反面、ゲーム内での当面の目標がなくなってしまいました。

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艦これ日記

艦これLv順リスト

 アルペジオイベントの少し前から始めた「艦隊これくしょん」、通称「艦これ」。四月になった今も楽しく遊んでいます。修理ドックは二つ拡張して四つに、母港も130隻まで拡張しました。なんか……嵌まってる……ぽい?

 うちの艦隊も四ヶ月あまりで添付画像のような状態に。Lv上位は最初に遭遇した艦をそのまま育てました、という感じ。

 潜水艦はオリョール海(2-3)で「改」まで育て、北方海域艦隊決戦(3-4)で初風探しをしていたらいつのまにかLv90に。

TODO

    通常海域ドロップ
  • 初風
  • 浜風
    大型建造
  • 大和
  • 大鵬
  • ビスマルク
  • 能代
  • 矢矧
    海域クリア
  • 南方海域EXTRA STAGE(5-5)

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明けましておめでとうございます

 遅まきながら新年のご挨拶を。
 明けましておめでとうございます。

 昨年の秋〜冬アニメで『蒼き鋼のアルペジオ アルス・ノヴァ』というのにハマり、原作漫画を読み、コラボレーション・イベントがあると知って艦これを始めたのが十二月半ばだったでしょうか。艦これというのは「艦隊これくしょん」というブラウザゲームで、2013年に人気の出た育成型の艦隊シミュレーションです。

 クリスマス前日から始まったアルペジオ×艦これコラボイベント、蓋を開けてみると始めたばかりの初心者には難度が高そうに思えました。育成ゲーなので育った艦隊がいないと“霧の艦隊”に太刀打ちできない感じなのです。それまで無課金でちまちま遊んでいたのを修理ドックの追加開放キーを購入し、若干の回復アイテムを課金投入して育成に勤しんだ年末年始。1月8日のコラボイベント終了の前夜になって滑り込みでイベントステージをクリア。な、なんとかなった。

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 艦これは手離れの度合いがうまく設定されているのかTwitterを覗くくらいの頻度でゲーム画面を覗きたくなりました。

 『蒼き鋼のアルペジオ』は昨年後半一番の当たりでした。原作も面白いし、アニメも独自展開でありながらよくできていて、艦これとのゲームコラボも充実した内容でした。メディアミックス、ということになるのだとは思いますが、大々的な宣伝もなかったこともあって作り物的なヒット感がなく、原作×アニメ×ゲームコラボのどれも充実していつつうまくバランスが取れていたが故に好評となったちょっとした奇跡のような——あるいは本来のメディアミックスの姿であったように思います。

 艦これ自体も面白かったのでイベント終了後もまだしばらく遊んでみようと思います。

 今年もぽつぽつと百合漫画やSF小説、科学解説本の感想、写真日記などを思いつくまま綴るブログを継続の予定。電子書籍の動向記録なども続けて行くつもりです。

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