DM200アウトライン記号&青空文庫ルビの一太郎変換マクロ
DM200と一太郎
小説創作ではpomera DM200で小説を書き、一太郎で組版という手順で作業しています。その際、DM200上では
ルビ | |親字《ルビ》 |
傍点 | [#「○○」に傍点] |
といった青空文庫記法のマークアップとDM200用のアウトライン記号を併用しています。「.(ピリオド)」の数で階層深さを指定する形です。
以下にサンプルを示します。
.タイトル
..第一部
...第一章
あああああ親字《ルビ》
|あああああ親字《ルビ》
ここに傍点[#「傍点」に傍点]を振る
[#ここから4字下げ]いいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい。[#ここで字下げ終わり]
...第二章
....第一節
...第三章
..第二部
...第四章
...第五章
..あとがき
一太郎2018ではマークアップルビの読み込みがある程度サポートされたのですが今ひとつ痒いところに手が届きません。というわけで、自前の記法混在環境に合わせたマクロを作ることにしました。ブログ『All season with my Dear』様の「一太郎で青空文庫ルビ」という記事で公開されていたマクロを元に少しだけ改造したものです。
2020年4月12日、一太郎文書から青空文庫タグ+wz階層タグへの変換マクロも同梱しました。
※ 「青空文庫→一太郎マクロ」と「一太郎→青空文庫マクロ」は対称的に動きません。相互変換を繰り返すと元のタグとは違うものになる場合があります。
DM200アウトライン記号と青空ルビの一太郎用変換マクロ
マクロを置いておきます。
テキストファイルをzip形式でアーカイブしてあります。一太郎のマクロエディタにテキストの中身をコピー&ペーストして利用してください。
以下のGIFアニメのように動作するマクロです。上のサンプルテキストで試してみました。
- 青空文庫ルビ、傍点、字下げ記号の一太郎形式化
- DM200のアウトライン記号の一太郎見出し形式化
※マクロを使用する前に一度文書を[保存]してください。
※段落スタイルを使用する場合はマクロ使用前に文書に対し段落スタイルを一つでも設定しないとエラーが出るようです。
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