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KINGJIMディスプレイライトDLT10購入

ディスプレイライト

 パソコン机の照明、難しいです。

  1. ディスプレイに光が映り込まない
  2. キーボード周辺に置いた資料を照らす
  3. 光源が視界内に入らない

 デスクライトの類は向いていません。視線より低い位置から照らせば画面に反射し、高い位置から照らせば光源が目に入ります。何かいいものはないかと探していて気になったのがBenQのScreenBar

でした。ただし12,000円近くして躊躇ってしまいます。類似品も多数ありますがBenQのものに比べると評判が悪そうです。そこにKingjimから同様の新製品が出ると知りました。価格も無難な範囲。買ってみました。

Kingjim DLT10購入

 pomera DM200やDM30を愛用していることもあってKingjim製品には馴染みがあります。

 通販で届いたKingjim DLT10を設置。一応クリップにはなっていますが基本ディスプレイ上に載っけるだけ。がっちりとは固定されないので照明角度を調節するときはクリップ部を保持しながらもう一方の手でライトバー部分を動かす感じです。各種操作はタッチセンサー。ライトバーの設置時高さは机面から45cmを想定している模様。うちの27inchのモニタを一番低く設置するとちょうどそのくらいになりました。iMac 27inchだともう少し高くなります。

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調光

 環境の明るさを測る照度センサーがついているのでAUTOで使えば良さそうですが手動で調光もできます。タッチの長押しで一度目は暗くなる方向に、二度目は明るくなる方向に変化するようです。輝度は無段階で変化します。輝度を落としてもちらつき等は生じないようです。優秀。明るさは印刷物を読むのにも、電子ペーパーを見るのにも十分です。

調色

 三種類の色温度を選べます。LED自体は電球色と昼白色のものが二種交互に並んでいて中間の白色は二種を同時発光させているようです。

照射範囲

 配置されているLEDの間隔は約15mmで30個×2色。鏡に反射させた光で机上を照らします。照射範囲は……明暗境界がくっきりという訳にはいかないようで画面も多少照らしてしまう模様。かといって手前側にライトを向けると光源が視野に入ります。はっきりと光が映り込んだりはしません。添付画像のように資料を置くと、その照り返しがはっきりと映り込むのに対しライトバーの光そのものは映り込んでないのがわかると思います。

まとめ

 買いか否かという質問には「よくわからない」という答えになります。同種の競合製品を使ったことがないので。 机上に置くデスクライト比でいうならば「紙の資料類がちゃんと照明されて画面への明確な映り込みもない」ということでDLT10の勝ち。気に入りました。

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