カテゴリー「日記2020」の4件の記事

VRchatで球体関節人形アバター・NoilDoll Malionをお迎え

Avatar Museum

 

 10月、VRChatにて『Avatar Museum』というイベントがありました。VRChatで使用可能なAvatarの展示会です。見てきました。

Vrchat_1920x1080_20201003_135632082

 そして、一目惚れしてしまいました。
 元々球体関節人形は大好きです。文楽の周辺的な小説も書いていたりします。『Thunderbolt Fantasy』にも嵌まりました。VRChatには足りない成分があると思ってました。リアルドール指向のアバターです。特にお耽美な感じの。それが、目の前に現れました。NoilDollさんのMalionです。
 当然、即、購入です。

20201021-162550

 Vket4だったでしょうか、一つ前のアバター展示イベントでもMalionは展示されていましたはずですが製作中だった気がします。

お気に入り

 Boothで購入したMalionはunityにパッケージを投入するだけで使えました。そして、どうせなら凝った写真(スクショ)の撮れるツールも導入しようと同じくBoothでVirtualLens2を購入。画角や被写界深度、露出の調整のできるツールです。ただしこのツール、マテリアル数が増えてしまってアバターランクががくっと重くなります。うーん。自撮り用のアバターを分けておけば問題ないかな。
 というわけでMalionくんとのVRChat自撮りライフが始まりました。こういう綺麗な子を思う存分撮りたかったのです。幸せ……。

Vrchat_1920x1080_20201006_122422023
Vrchat_1920x1080_20201008_155126017
Vrchat_1920x1080_20201005_174446681
Vrchat_1920x1080_20201019_172201352

 撮っているうちに足のポーズや姿勢にも表情を付けたくなってきました。Quest向きの手軽なフルボディトラッキング装置、登場しないかな。

|

VRChatで朗読会

朗読

 VRChat、リアル知人ではやっている人が見当たらなくて一人きりで始めたのが四月後半。初心者向けガイドやquest向けの集会をVRChatイベントカレンダーで探して参加してみていたのですがそんな中に「日曜夜の持ち寄り朗読会」というものがあり、楽しく聞きに行っているうちに朗読の実践もしてみたくなりました。

機材

 本だけあれば特別な機材はいらない、のは直接対面する朗読会での話。
 oculus questにはチャット用のマイクも内蔵されていて、環境音・雑音を拾いにくく、かつサ行や撥音の突き刺さる音も緩和してくれているらしい優れものではあるのですが、HMDだと手元にある紙の本を見ながら朗読することが困難です。(questで朗読していた方もいてHMDをずらして隙間から原稿を読んでいるとのこと……なのですが明らかに朗読スキルが高く原稿内容もほぼ暗記するくらいまで読み込んでいらしたように思われ真似ができない)
 デスクトップPCを購入したのだから、HMDなしでのVR朗読を試してみよう!と機材での解決を計ることにしました。

 用意したのは以下。

机上スタンド付USBマイク
ノイズリダクションツール・RTX Voice

 マイクはAmazonで売っていた三千円弱の「自称コンデンサマイク」で電気回路的なホワイトノイズは皆無ですが音質は……1500円くらいのダイナミック型と大差なさそうなもの。これだったら2000円くらいのUSBヘッドセットで良かったかも。
 RTX VoiceというのはnVidiaのグラフィックチップ用のノイズキャンセルツール。RTXシリーズ用ですがGTX1xxxシリーズでも(少し手間がかかりますが)動作するようです。これ、設定が「チェックをひとつ入れるだけ」なのに効果は絶大で、開けた窓から入り込んでくる都市部の騒音がほぼカットされます。声の質の方は……うーん、ON/OFFで変化しているのかわかりません。音質に拘りがある方は動画実況用ツールで細かくフィルタの設定ができるものを使うのが良さそう。

朗読してみた

朗読会場

 道具を揃え、タイトルを選び、ボイレコに向かって四回ほど練習して、前述の朗読会で朗読に挑戦してみました。題材は「断Φ圧縮」草野原々(『SCI-FIRE』文学フリマ2019年秋発行号)。SF小説です。同人誌から選んだタイトルですが作者の草野原々はプロのSF作家で「今のSF」で一回で読み切れるコンパクトな話をとチョイスしました。小説としては短い部類ですが、朗読にはおよそ20分かかります。

 ああ、棒読み、加速する早口、回らない呂律……。

 当日の朗読会の参加者は25人くらい。朗読中の聞き手は基本マイクmuteで人の気配もありません。目の前に並ぶ人々がナスかカボチャのようです……いや、ほんとにカボチャ型のアバターもいました。
 練習の段階から「抑揚つけてキャラを演じようか淡々と読もうか」というのが決まらず、決まらないまま朗読会での実演となり、読んでいる最中も迷いっぱなしでした。

 

ライブの朗読ということ

 たとえネット上の空間であっても人が集い、壇上に立つ人と聴衆とに分かれるならばライブとなります。
 とはいえ、朗読会で聴衆として訪れる人の多くはHMDを使わないデスクトップでの参加なのでしょう。ほとんどのアバターは微動だにせず、気配そのものがありません。ネットの向こうでは飲食しながらであったり、トイレに立ったり、傍らでSNSを覗いていたり、テレビがついていたりするかもしれません。
 それでも、VR朗読会はライブなのでした。聴衆を一定時間縛り付け、耳を傾けさせる。他人様の時間を「本」という形の創作よりも激しく奪うのが「朗読」なのだと、朗読会に聞きに来た人々の前に立って実感しました。いただいてしまった時間と引き換えに、ふだん読まないジャンルとの出会いになったら良いな、とも。

やってみたかったこと、できたこと

 VR朗読会ではやってみたいと思ったていたことがいくつかありました。

  • quest用アバターにスピーチプロンプターを仕込む
  • アバターから朗読中のテキストを放出し、(VRChatの)朗読ワールドのパーティクルライブのようなことをする
  • 朗読中に書誌情報を表示しておく
  • 朗読専用アバターで(私自身の)気分を盛り上げる

 一番やりたかったのは「questで使えるスピーチプロンプター」を製作することだったのですがVRChatでは直接テキストデータを扱うことができず、画像化・3D化して処理することになるようです。朗読原稿分を画像化してアバターに持たせるとデータ量が肥大化してしまい重いpoorアバターとなってしまいました。とても実用にならない、ということで却下。まだ諦めていませんが。
 当日にできたのは「書誌情報の掲示」だけでこれもquestユーザーには表示できていませんでした。(オブジェクトの表示/非表示切替ツールを適用するとquestではpoor判定になってしまうのです)

 朗読そのものの練習ももう少ししっかりし、朗読向きの素材をより広くから探せると良かったな、というのが反省点となりました。そしてまた紹介したい作品を見つけたら、再挑戦だ!

|

ゲーミングPCを買いました

外出しづらくなった2020年3月以降

 コロナ禍で外出しての娯楽が消え去り、VR大活躍。
 oculus questはとてもよくできたHMD。beatsaberは最高だしvrchatも遊べます。youtubeの3D動画も楽しい。
 とはいえスマホ用の半導体を転用したquestの性能そのものはあまり高いものではなく、家庭用ゲームのようにぎりぎりまでチューンされているわけではないユーザ作成データを使うvrchatのようなアプリは制限も厳しくなります。
「話題のあのworldも行けない」
「面白そうなイベントがquest対応してない」
 そんなことに遭遇することが気になってきました。
 vrchat用のquest対応アバターを作っていてもあちこちで壁にぶつかります。そして思うのです。

「ゲーミングPCが欲しい!」

買いました

ゲーミングPC Pavilionが来た  というわけでゲーミングPCが手元に来ました。
 開梱した状態が右写真。

HP Pavilion Gaming TG01-0722jp 価格.com限定パフォーマンスプラスモデル
CPU:Core i7-9700
Video:RTX2060Super
Strage:512GB SSD+2TB HDD
Memory:16GB
価格:133100円(税込・送料込み)

 ネットの評判を見るとHPのような大手のBTOパソコン通販は「在庫あり」のものを注文しないと長く待たされがちだとか。どうしたものかと悩んでいたところに購入候補にしていたモデルが前に見た時より16000円ほど値下げされ、注文画面を覗いてみると「在庫あり」表示。即座にポチ。

6/14注文
6/15受注
6/15納期確定
6/17発送
6/19到着

 「在庫あり」は五営業日で納品、という売り文句通り五日ぴったりで届きました。
 ケーブル類もAmazonで手配し、PC本体と同日に到着。

Displayportケーブル 1m
LANケーブル cat6 10m

 oculus Linkは先日のアップデートでquest付属のUSB2ケーブルでも動作するようになったとか。USB3の広帯域を活用するようなモードも予定されているらしく、そちらは様子を見て後日あらためて手配することにします。
 ついでにマイクなども購入。VRChatのデスクトップモード用です。

oculus linkでVRChat

oculus link+quest Vrchat:こんな幻想的なワールドの美しさはデータ量の多いPC環境ならでは 早速設置してVrchatでoculus linkを試してみました。PCで描き出したリアルタイム3D映像をUSBケーブルでquestに送り出して体験する形です。

 ほー。きれいじゃーん。

 そんな感じです。描画がすっきりくっきり。questでの3D描画では視野の中心部分は解像度が高いのですが端に近づくにつれ解像度を落としていてぼんやりします。それが全般にシャープに。PCではダイナミックボーンと呼ばれる技術で髪や服を揺らしているそうですが、確かに髪や服が動いてる! シェーダーも自由に選べてVRChatで人気のあるアニメ調のキャラに輪郭線が入りしゃきっとします。ワールド(ユーザーが自作した空間モデル)もデータ量が桁違いで(手の込んだところは)ゴージャスに。何より、quest対応していないPC専用のワールドに行けるようになったのが嬉しい。
 あと、通信が安定します。questのWiFiは処理が重くなってくると滞って接続が切れたりすることもあるのですが、それがなくなりました。questでは音声ノイズが頻繁になる夜10〜12時・25人ほどの人がいるワールドでも「気持ち音が途切れる?」くらいで済みます。
 oculus link中には簡単にVRChatからバーチャルデスクトップ(Windowsの画面)に切り替えができることができるようになり、VRChat内と外とが少しだけ結びつけやすくなりました。

デスクトップモードでVRChat

 ついで、ということでHMD(quest)を使わないパソコン画面だけでVRChatを試してみました。

 あ、あれ? こぢんまりとしたセカンドライフみたい……。

 セカンドライフが話題になっていたゼロ年代前半はHMDはあまり一般的ではなかった気がします。私がVRChatの体験だと感じていた部分の多くはHMDによるものだった模様。キーボードで操作するVRChatは昔のFPSゲームみたいで「コレハチガウ」となりました。いや、おしゃべりだけならデスクトップでも楽しさは変わらないと思うのですが、VRChat内での一般的な話題ってアバターやワールド、VRChat内での出来事が主でHMDでの体験がベースになっている気がします。
 ただVRChat内外を繋ぐようなことをしたいときにはHMDは邪魔になってしまうこともあり「デスクトップでVRChat」は便利です。

とても優秀なoculus quest

 ゲーミングPCで表示の美しくなったVR世界。高負荷時にノイズに悩まされたり接続が切れることも減りました。でも、パソコン不要で5万円でスタートでき、VR体験としての面白さはPC+HMDに劣らないoculus questはとても素敵なおもちゃだと思うのです。初代PlayStationからPS2、3とCGがきれいになっても3Dゲームとしての面白さは変わらなかったように、体験としてのVRはquestでも十分に楽しめるものです。beatsaber(VR音ゲー)のように体を動かして楽しむゲームなどはquestのケーブルいらずなところがVR体験を一層楽しくしてくれます。beatsaberはquestとPC版でCGの差は感じられなかったりします。
 ただし。VRChatのようなSNSでは新参・固定プラットホームのquestは圧倒的に少数派です。VRChatで訪れることができる場所のほとんどがquest対応していません。遭遇する人のアバターもPC専用のものが多いです。oculusストアのquest用ゲームもPC版に比べると限られてしまいます。

日常用途

 デスクトップ機を使うのは久しぶりです。
 電源周りが昔の自作機とは大きく変わってノートPCと同じようにスリープでの起動/停止ができるようになりました。完全電源オフからの起動も速いです。スリープが必要ないくらい。快適。

 日常的に利用するソフトでは一太郎での「校正」やPDF出力、マクロの動作が速くなりました。DDR3世代のcore i3ノートPCではずいぶん待たされると感じた「書式」変更後の待ち時間も大幅に減りました。文章を入力していくような作業は以前とあまり快適さは変わりません。元々そんなに重くなかった作業ですし。
 使用部品の数が増えると重くなっていた花子もかなり快適に。少し惜しいのは一太郎文書中に花子図形を表示させるとデータ量的な制限がかかってしまうのか表示されない部品が一部出てくるあたり。一太郎自身も刷新の頃合いなのかも。

 期待していたのはBlenderでのcudaレンダリング。まったく同じデータ・設定でレンダリングをさせてみると手元のiMac27/2017モデルのcore i5 3.4GHzの約4〜5倍の演算速度でした。実用性は増したけれど期待ほどではない……かな?

 接続したモニタは27inchのWQHD。併用しているiMacが27inchの5Kで見劣りするのが気になってきました。

蛇足・購入前の“つもり”

 購入に当たって調べ物をしたつもりでいました。

  • とりあえずVRChatの稼働環境を想定
  • HMDによるVRをしたい
  • oculus questをつなぐPC Linkを動かす
  • VRChatにはVRAM容量が大きい方が良いらしい
  • Radeonは同じくらいの値段・性能でもGeForceよりTDP大きめっぽい
  • 自作機SHOPで部品で揃えるとBTOの完成品より少し高くなる
  • Dellやhpの大手BTOショップは同スペックだとネット最安値だけど納品遅いらしい

等々。でも、手元にスペックを比較できる別のパソコンがあるわけでもなく、予算と相談で想定したスペック(core i7 9700かRyzen 7 3700X、GeForceRTX2060SUPER、メモリ16GB以上)に意味があったのかわかりません。VRChatはおおむね不満なく動いてますが、それでも20人以上が集まるworldにjoinするとしばらくはアバターの読み込みが続き、まともに身動きするのがためらわれるラグを生じます。これはPCのスペックとは関係ないのかな? RealtekのLANコントローラあたりが怪しく思えるのですが。

|

VRはじめました

OCULUS QUESTを買いました

 疫病対策で外出自粛要請が出されて出かけづらくなり、VRはじめました。パソコンで使うVRは高性能PCとVR眼鏡の双方が必要ということで、手軽そうなoculus questを買ってみました。PCなしのスタンドアロンで動くVR眼鏡(HMD)です。

oculus quest購入

 発売されたばかりというわけではないのに日本での販売が公式通販とAmazonのみ、2020年4月の段階でも入荷半日で完売、みたいな状態でした。

 oculus questはほぼスタンドアロンのヘッドマウントVRディスプレイ。厚みのある水中眼鏡みたいな感じです。基本的にゲーム機ですが、YoutubeにはVR用の動画がけっこうあるので動画目当てで購入するのもアリかも。最初の導入手順と導入用のチュートリアルが一体化していて、ゲーム的な要素の強いチュートリアルに「これは面白い!」となったのでした。

  • スペック表を見ると高精細な気がするけど体験するとまだまだ粗い表示品質。
  • PCなしの単体で遊べるのが魅力。
  • ヘッドマウントディスプレイとしては軽いはずだけどそれでも重い。
  • 顔に触れる部分の造形が平たい顔族の東洋人だと鼻のあたりに大きな隙間ができる。明るい部屋だと光が入ってきて気になる。
  • 眼前のレンズがフレネルレンズで輝度差の激しいシーンだとレンズの縞が見えることがある。
  • ヘッドトラッキングは精度高くて快適!
  • ケーブルレスは正義!
  • vtuber万歳!
  • 文字は読みづらい
  • IT機器や合成繊維らしい化学薬品の臭いがきつい

 購入初日の印象はこんな感じです。

なぜVR眼鏡?

 きっかけは2020年5月の文学フリマ東京がコロナ禍で中止になったことでした。

「三密を避けるイベントなら仮想空間しかない!」

ということで文フリVRをすればいいじゃない?と思い立ちできるものかどうか知りたくなってVRに触れようと購入。まあ、コロナ禍で出かけられる先がなくなってしまったので遊び道具が欲しかっただけではあります。

チュートリアルからして痺れた

 oculus questは最初に装着して初期設定を済ますとチュートリアルが始まるのですが、その段階で濃いVR体験ができてしまいます。同時にoculus questがワイヤレスであることを生かし、現実空間で体を動かして遊ぶようなゲームでは、狭い日本の住宅は遊ぶのにはちょっと厳しいことも想像できました。推奨プレイエリアは2m×2m。そのプレイエリアを確保する際に外を見るカメラ越しに仮想世界と体を動かせる範囲を一致させてるようになっています。これは一種の拡張現実、複合現実てせすね。
 (PCもゲーム機本体も必要なく)単体で楽しめるVR機材が五万円程度で手に入るのは驚きです。スマホを利用する簡易ヘッドマウントキットより像が鮮明でヘッドトラッキングもスムーズです。
 あ、そうだ。oculus questは導入にスマホ必須です。AndroidかiOSの動く端末とネット回線が要ります。

VR動画が楽しい

 oculus questで一番最初に試してみたのはYotubeVRアプリ。Youtubeには実写の360度映像もたくさんありますが、特に楽しかったのがアニメ・漫画風の3Dキャラ・vtuberが歌って踊るような「VR180」「3D」といったタグのついた動画でした。キズナアイ、HIMEHINAといった有名どころは(動画は2Dですが)クオリティも高くてプロの仕事感てんこ盛り。有名vtuberの中には3Dモデルを配布しているところもあったりで、有志が3D動画にして楽しんでいたりもします。キャラがすぐ目の前まで近づいてきて踊るのはいかにも3D動画ならではですし、立体感の豊かな背景の美しさをメインに見せてくれるセンスの良いものもありました。
 スポーツ類(スキーやスケボ、モータースポーツ等)もかなり楽しいです。オートバイが好きなこともあり車載カメラの360度映像などはめっちゃ楽しい! サーキットの回り込んだコーナーで大きく首を曲げて出口を見ながら旋回していくあの感じが、臨場感たっぷりに楽しめます。
 ただ、360度動画はデータ量が足りていないせいかややぼんやりしているものも多く、まだまだな感じです。
 3D酔いをもたらすものもありました。

VRChat

VRChat自作アバター
自作アバターver.2

 購入動機となった「Virtual文フリ」は実際できるものだろうかと、VRChatを覗いてきました。
 うーん。無理そう。
 VRChatは視界の中にさほど多くの人を登場させないように作られたシステムのようで、千人規模の人が広い会場をうろうろしている即売会イベント向きではないようです。oculus quest自体も演算装置はスマホそのものでそうした用途には向かない気がします。Virtual会場イベント向きのサービスってないのかな?
 あと、HMDは表示品質がまだまだパソコンの(例えばiMacのRetina)ディスプレイにはとても追いつかず、昔のSD画質のテレビと地上波デジタル放送の中間くらいの解像感です。常に動画を見ているような感じで、文字を読むにはまったく適さずこの点でも「ああ、これは文フリVRは無理だ……」となりました。

 VRChatではチャットに参加するより先にアバターの自作を始めていました。自作アバターができてアップロードする段になり、ある程度(大雑把な操作を覚える程度の時間)経験値を稼がなくてはいけないことが判明して急いでUserRank:Visitor→NewUserにし、自作キャラが使えるようになりました。
 Twitterの箱ドットアイコンをVoxelというタイプの立体にしてみたのが画像なのですが、動くととても気持ち悪いキャラになりました。悲しい。
 アバターの自作では環境や手順を整えるのに少し苦労しました。

 VRChatのIDも「藤あさや TouAsaya」です。見かけたら遊んでやってください。

DLNA動画再生

 うちにはnasneがあります。テレビ録画のできるDLNA動画配信サーバー。nasneに録画した動画を見たいなーと思ったのですが、難しい模様。nasneのストレージ部分に(テレビ録画ではない)動画を置けばoculus questにも配信してくれるのですが。DLNAではなくSMBの共有フォルダにある動画を再生してくれるアプリもありました。

AR/MR

 oculus questでは拡張現実/複合現実を〜みたいな説明とともに紹介される「パススルー」機能。チュートリアルの紹介でも触れましたが、これはquestの外部に装備されたカメラで周囲の様子を写すものですが画像がかなり荒くて「あ、ちょっとパソコンの画面を見たいな」は無理でした。「近くにいるはずの猫の様子を知りたい」はぎりぎり可能、程度。置いてあるスマホを手に取ることはできますが画面の内容までは見えないので着信に応じるのは難しいです。

ゲームもやってみたい

 oculus questは本来はゲーム機、ということでゲームも遊んでみたいのですが洋ゲーはアピールの仕方がが和製ゲームとは違うみたいで選択の決め手になるものがわからずにいます。VRゲームのニュースサイトでもしばらく眺めてみようかな。

|